2015年11月20日

BS展示会レポ 2015冬 その3

BS展示会レポート、その3です。

ここからは一般車をご紹介します。



人気のカジュナはオートライトなしで
3段ギヤつきが45,800円です。



ベルトモデルは63,800円



カジュナに代表される
デザインフレームのさきがけともいえる
ロココは今だ健在ですが56,800円と
超高級車になりました。
数年前まで32,800円くらいで売ってたんですがね。



トップブランドのアルベルトは
ロイヤルが27インチで75,800円です。

えーと・・

「その2」でご紹介した量販店モデルの
電動アシストがオープンですが9万弱だと思います。

はい。


今回、一般車で一番力を入れていたと思われるのは
上尾式ダイキャストのキャスロングですね。





フレーム保証6年の国産ダイキャストフレームですが
過去に6年で壊れたことって今までありましたっけ?

逆に言えば、これを出すことによって
他の自転車のフレームが壊れても
それはそういうものです
と言う事なのでしょうか?

今後は中国産フレームの品質を更に下げていくから
壊れやすくなりますよっていう
隠れたメッセージだとしたら最悪ですが
私の考えすぎという事にしておきます。


ノルコグシリーズも変わります。


【スクリッジS】


【スクリッジW】

ノルコグSとノルコグWは
夏にノルコグUとノルコグLとノルコグHが
エブリッジという名前になった時に
ノルコグのまま残った商品でしたが
今回スクリッジという名前でリリースされました。
これによってノルコグという名前は消滅します。

ノルコグの時に比べると価格は下がりました。
しかし最悪なのはフロントバスケットが
ステンレス製ではなく
ビニールコーティングになったことです。


よく、安い自転車などで見られると思いますが
前のカゴが内部から錆びてきて
周りの塗装やらビニールやらがボロボロになるアレです。

私はこの話を最初にセールスから聞いた時
ちょっと耳を疑いました。

日本の自転車業界を
牽引してきたメーカーとして
こんな事をしていて
恥ずかしくないのでしょうか?


上記の価格設定といい
今の自転車業界がダメになっているのは
ブリヂストンが胡坐をかいているからだと
改めて痛感しました。酷いですね。

はっきり書きますが
ここまで紹介してきた自転車の中で
私が皆さんに「これはいい!」とお奨めできたり
自身をもって売りたいと思うものは一台もありません。


そのくらい魅力のないものばかりです。
記事すら書くのが無意味に思えてくるほどです。


【マークローザF】
人気のマークローザシリーズからは
折りたたみモデルが出ました。


【シルヴァF6F】

シルヴァからも折りたたみモデルが出ました。

シルヴァのほうはまださておき
マークローザは、当店でも一番人気の
マークローザミニの重量は14.3kgです。
折りたたみのマークローザFは
ギヤなしで14.3kg、ギヤつきは15.3kgです。

重たくなってます。

しかも、若者向けにと今回企画された
この折りたたみリリースですが
私の知る限り若者が乗る折りたたみは
安物が大半を占めており
何より折りたたみを乗っている人の
殆どが折りたたみをしません。


私はいつも言いますが
パーツが多ければそれだけ壊れやすいし
折りたたみ機能をつけるということは
それだけ値段も高くなるはずです。


変形機能のあるZガンダムが
ガンダムより安いわけないでしょう?笑


・・冗談はさておき。

折りたたまないのであれば
小口径自転車に乗る方が安くて安全です。

しかし小口径に乗りたい若者は
イメージだけで乗りますから
価格帯を含めてそこを納得させられるだけの要素が
残念ながらマークローザFには無いのですね。

しかも自社製品でバッティングしているという矛盾。
難しいですよこれは。
さてどうやって売りましょうかねえ。呆

だんだんと黒くなっていくので
この辺りで締めたいと思いますが
ブリヂストンの展示会はここ数年
呆れるしかないというのが現状です。

会場に居た他のお店の方も話していましたが
展示会に来るのは新車を見たいんじゃなくて
メーカーに文句を言いに来ているんだ
、と。
まさにその通だと思いました。

いいですか?
もしメーカーの方がこれを見ているなら
よく覚えておいてください。

お店は、商品が売れなくて困っているんじゃなくて
売れる商品が無くて困っているんです。
安心して乗ってもらえる商品が無くて困ってるんです。


昨今のブリヂストンの自転車は本当に魅力が無く
パナソニックのようにプライドを感じる商品がありません。
唯一今回、久々にプライドを感じたのが
デュアルドライブでしたが
今からパナソニックに追いつけるのでしょうか?
残念ながら周回遅れ感は否めません。

それよりいっそ、独自開発で自立できない
電動自転車を切り捨てるくらいの覚悟で
普通自転車にプライドをかければ
もっといいものを作れると私は思うのですが
製作側はそうは思っていないようですね。

以上、展示会レポートでした。

なおサイクルショップシンワでは
2016年は丸石サイクルに力を入れたいと思っています。
posted by シンワ店長 at 00:00| BS展示会

BS展示会レポ 2015冬 その2

BS展示会レポート、その2です。

その1ではデュアルドライブについて書きましたが
ここではその他のアシスト車について書いていきます。


【アシスタDX】

とはいえ、従来の製品に関しては
大きく変わる部分はそれほどないので
駐輪所での破損のケースが多い
前輪センサーが小型化した事以外
あまり特筆すべき事はありません。


【アシスタDX Special】

というより
この2車種以外新モデルが出ていません。

ただ一つだけ、注目を集める新車がありました。
それがこちらです。


【アシスタベーシック】

オープン価格の量販店モデルなのですが
何が注目かというと、聞いてビックリです。

パナソニック製のドライブユニット
パナソニック製のバッテリー
パナソニック製のスイッチ


を採用している
ブリヂストンの自転車です(゚Д゚)

・・たぶん、少し賢い方ならば
私が何を言いたいのかは、お解かりかもしれませんが
その件につきましては私はここでは多くを書けませんので

お察しください。

ちなみに量販店モデルなのでかなり安いです。
これはフラットに見た私の意見ですが
これを買うなら、ビビTXの方がいいです。

あともう一つ、メーカー様に警告しておきます。
こんなことをやっていると個人店が潰れていきます。
最後に困るのはメーカーではないでしょうかね?


さて、アシスト自転車の締めくくりに一つ
面白いお話をしたいと思います。

下の写真をご覧ください。

s151120L.png

大変なことになってしまっています。

左から、デュアルドライブのスイッチとバッテリー
真ん中、従来のスイッチとバッテリー
右側、パナソニック仕様のスイッチとバッテリー

1メーカーで平行して3種類という
ちょっと意味不明な状況になりました・・。

あまり多くを語れないのですが、あえて書いておきます。

左側が、ブリヂストンの製品で
真ん中が、ヤマハの製品で
右側が、パナソニックの製品です。


さて、一体、今後どうなっていくことでしょうか。

その3へ続く。
posted by シンワ店長 at 00:00| BS展示会

BS展示会レポ 2015冬 その1

11月18日の水曜日に
都内で行われたブリヂストンの展示会に行ってきました。

値上げラッシュで厳しい状況の自転車業界ですが
中でも年間何度か値上げをしてきたブリヂストンは
カタログを見るだけでも笑ってしまう状況でした。

今回は電動アシスト自転車の部門で
大きな変化がありましたので
注目はそちらかな?と個人的には感じました。

というわけで今回は珍しく
電動アシスト自転車から紹介していきます。


【アルベルトe】

まず一番大々的に展示されていたのが
今年の頭に登場した、デュアルドライブ

最大の特徴はベルトドライブということですが
それによって他のアシスト車と異なっている部分が
モーターユニットが前輪にあることです。



ですので、前輪がかなり重たくなります。
逆に後輪を持ち上げると比較的軽めです。
以前、サンヨー社がエネループバイクを発売し
前輪ブレーキにより回生充電可能でしたが
デュアルドライブでも回生充電が実現しています。

以前にもこのデュアルドライブの記事で書きましたが
従来のアシスタシリーズはヤマハとの共同開発で
ユニットやバッテリーはヤマハに依存していました。
しかしデュアルドライブに関してはオリジナル開発です。

個人的にですが、ブリヂストンはこのデュアルドライブに
ある意味社運を託したように思えますので
今後増えていくのではないかと思っています。



車のエンジン等に使われているベルトを採用
電動自転車におけるベルト不適合の常識を打ち破りました。
チェーンと違い、ほとんど調整が要らないことや
注油の問題も全くないので、メンテナンスの頻度は低く
見た目もすっきりというのが特徴ですね。

というわけで新モデルも登場しました。


【フロンティアロイヤル】

こちらの新しく登場するフロンティアロイヤル
アルベルトeと同様のデュアルドライブですので
スイッチやバッテリーなども専用のものを使っています。



ちなみにデュアルドライブの乗り心地についてですが
実は2015年頭に行われた試乗会において
非常に微妙な評価が多く、私自身も
正直使えるのかこれは?と思いましたが
だいぶ改良がされたようで、従来のものに近くなりました。



そしてベルトモデルとしてはもう一つ
ステップクルーズeがデュアルドライブになりました。

ちなみに・・

カタログをご覧頂いてもお解かり頂けますが
2016年モデルから、バッテリーの表記が変わります。
従来までは8.7Ahや12.8Ahと表記していましたが
新たにC200C300という独自の表記に変わるため
ぱっと見て他社と比べにくくなります。

これは従来のAh(アンペア・アワー)に対して
Wh(ワット・アワー)表記になるためで
例えば219Whは約200なのでC200という意味合いのようです。

なぜこのような表記になるかというと
従来型のモーターユニットの商品と
デュアルドライブでの商品において
採用されているバッテリー自体が
そもそもの電圧が異なることから、
Ahだけの単純な計算ではなくなるためです。


解りやすく説明しますと
従来のアシスタDXは8.7Ahバッテリー搭載ですが
電圧が25.2Vの為に219Whの出力になりますが
アルベルトeは8.1Ahのバッテリーでも
電圧が36Vある為、291Whの出力になり
走行距離なども断然伸びるのです。

これは、今後、少なくとも2016年モデルでは
混在するブリヂストンの電動アシスト自転車の中で
確実に知っておく知識となります。

ちなみにパナソニックのバッテリーは
25.2Vの電圧ですので
デュアルドライブのアシスト車は
電圧の高さで出力を補っている商品といえます。


その2へ続く。
posted by シンワ店長 at 00:00| BS展示会