2015年12月21日

ギギギーーッ!

・・・と

まるで黒板を爪で引っかいたかというような
嫌な音を耳にする機会が増えました。

最近の自転車の多くは、安い自転車でも
後輪にはローラーブレーキを使っていますが
このローラーブレーキは、いわゆる”キーキー音”
が出ないという大きなメリットがあるのですが
代わりに定期的な注油が必要
(※専用のものですので自分でやらないでください)
となっていることを知らない方が多いようです。

とはいえ、実際私たちも販売時に説明をしません。
なぜならば、それほど異常な音が出るため
普通の感覚ならば気づいてお店に来るだろう
と思っているからです。



ローラーブレーキはその名のとおり
内部で金属のローラーが回転して
その摩擦によって止まる仕組みです。
内部のグリスが切れると金属同士がこすれて
ものすごい異音を発します。
それと共に、凄い勢いでローラーが削れて
最終的には破損・交換となります。


ローラーブレーキを壊すということは
それ以外にほぼ考えられないのですが
残念ながらここ2年くらいの間に
ローラーブレーキを壊す人が増えています。


ローラーグリスは基本的には
何年かに一度の注油でいいものですが
湿度が下がる関係か、主に冬場になると音が鳴り出します。

ひとつ面白い話を書きましょう。

ローラーグリスは1本で何台か分が使えるのですが
例えばサイクルショップシンワでは
4月から10月の間ではこれを1本消耗することはほぼありません。
しかし2月の一ヶ月だけでも4-5本使うことがあります。


つまり、これからの時期が、このブレーキの
グリス注油のメインシーズンとなるのです。


上記のように、内部のローラーグリスは専用のものですが
お店に行けば5分とかからずすぐに直りますし
1000円もかからない手軽なものです。
それを放置して壊すと
4000円くらいかかってしまいます。


自転車から大きな音がしているということは
かなり危険なサインだと思ってください。

・・と、私は常々書いておりますが
何も考えずに乗り回している人ほど
お金がかかってしまっていることに気づけないと
一生お金を払い続けるハメになるのです。
posted by シンワ店長 at 12:26| 修理