2016年12月25日

パナソニック展示会レポ 2016冬 その6

パナソニック展示会レポート、その6です。
かなり長くなってきておりますが・・

今回は軽量モデルについてご紹介します。


<ビビ・LU>

先の記事でも書いたように
2016年もかなりの台数が出ましたビビ・ライトU
ネーミング変更をして登場します。
こちらは2月頃の発売予定です。

2017年モデルではバッテリーが新型に変更され
容量も6.6から一気に12Ahまで引きあがります。

ほんと、今年の8Ahバッテリーって何だったんでしょう。笑
個人的には8Ahでよかった気もします。



手元スイッチはランプタイプで
細かい表記は出来ませんが
ご年配には解りやすいもの
となっています。
こちらは前回ご紹介したFXにも採用されています。

LUは軽量モデルですので、パーツも各所が
他のモデルとは違う仕様となっています。
アルミリム、アルミキャリア(2017年より)を採用し
車輪もアルミリムですので、車体の軽さは驚愕的です。


毎年サイクルショップ・シンワで
この自転車がなぜ売れるかというと
坂の下の地域である事が故にです。
他のお店さんがどうかはわかりませんが
とにかくよく売れるのがこの自転車です。

主に主婦の方がお買い物用として
従来の6.6Ahでも全く問題なく使えていたため
余計な機能(最新機能)よりも使いやすさ重視
この自転車がとても好評いただいております。

2017年からは新たに、24インチには
シングル(ギヤなし)モデルが追加
され
より高齢者向けに特化したものとなりました。
子供乗せに対応していない事を考えても
12Ah分走る人がどれ程いるのかという点も含め
ですから個人的に、8Ahでも十分だと思いました。
(そうしたらもう少し安く作れたかな?なんて。笑)

もちろん、こちらのモデルは高齢者でなくても
使いやすい事には変わりありませんので
特にお買い物用として、女性にはお薦めの一台です。

そういえば余談なのですが
このLUが展示してある場所で、あるお店さんが

「軽量化って言っても、ちゃんとスタンドこれ(L字型)なのが
やっぱ解ってるよな〜。BSなんか軽量化って言ったら
ストレートタイプにしてくるから(笑)
そうじゃねえよ!っていうね。」


という会話をしていて、まさにその通りだと思いました。

価格は3段ギヤモデルが税別110,000円。
ギヤなしモデルは同105,000円
となります。

サイクルショップ・シンワでは
発売次第、店頭に24インチと26インチを
従来どおり在庫する予定です。
(24インチはギヤなしモデルになります。)


次に小口径のビビ・LSです。


<ビビ・LS>

2016年のビビ・ライト・20の後継車種です。
こちらは現ライトU(新LU・・名前、覚えにくいです。汗)の
20インチバージョンと思っていただけると解りやすいかと思います。

仕様としてはLSとほぼ同じとなっており
このサイズにして12Ahバッテリー搭載という事は
かなりインパクトがあるものでした。

最近では子供乗せ自転車が小口径が増えた事で
ご年配の方などでも小さいタイヤに抵抗がなくなってきており
20インチは見直されている認識でいます。

サイクルショップ・シンワでも昨今は
丸石サイクルのティータイムという
20インチの自転車がよく出ており
こちらの特徴は、20インチでありながら
車体をややゆったりめに作っている事で
小ささ=恥ずかしさを無くしており

そのため、大変人気が出ています。

スパンを伸ばしている事で
165cmくらいの方でも乗る事が可能で
ご年配の女性用に買いつつ
ご夫婦でご利用いただくなどのメリット
があります。

昨今は電動アシストでも、各社20インチなどに力を入れており
ご年配向けに特化したモデルでは
ブリヂストンのアシスタ・ユニ・プレミアが有名ですが
個人的にはこのパナソニックのLSも含め
もう少しロングスパンでもいいかなと思います。
車体の長さが24インチと同等くらいあってもいいかと。

話がまたそれましたが、LSの価格は
LUと同じで税別110,000円
こちらは内装ギヤモデルのみとなります。

その7へつづく
posted by シンワ店長 at 16:51| パナソニック展示会

パナソニック展示会レポ 2016冬 その5

パナソニック展示会レポート、その5です。
引き続き、新モデルについて
ホーム車中心でご紹介していきますが
ここまでは昨年までと同様のご紹介でしたが
ここから少し趣向を変えて
もっと安いモデルを掘り下げたいと思います。


2017年、シンワは進化します。

既に先日の記事でも宣言している通り
店頭展示台数を大幅に増やす予定です。

既に入ってきているものもあるのですが
2017年は、従来のような、高性能で安全&安心
「これさえ買っておけば間違いない!」
というモデルだけでなく、ちょっと性能が落ちるけど
「ご予算的にこんなのどうでしょう?」
というようなものも、あえて展示して
その差を、実物をご覧頂きながら、ご説明をし
お選びいただける環境を作っていこうと考えています。


というわけでまず最初にご紹介しますのは
完全新型として登場したビビ・FXというモデル。
だいぶ前からFX、FXと引っ張りましたがようやく登場です。


<ビビ・FX>

こちらは価格が税別定価105,000円ということで
価格だけを見ると「そこまで安くないじゃないか!」
と思われると思いますが
軒並み11万円台になってしまった従来モデルを考えると
今後はこの価格で安い部類となってしまうようで
そこに関しては私も、どうしたものかと悩んでいます。。


個人的には、リリース情報を見ただけの時は
「これは来年の主力になる」と思いました。
理由は先の記事でお伝えしたように
DXが16Ahとなってしまったことで価格の高騰に加え
実際にそこまで使うか?という疑問と
前回お伝えしたようなデメリットが懸念されるからです。

ビビ・FXはDXの一つ下に位置づけられたモデルとして登場したため
バッテリーも12Ah(それでも今年のDXと同じ容量です!)ですし
価格帯も11万円以下でお求めいただけるのであれば
絶対的にお薦めできるという思いでいました。

しかし、実際にふたを開けてみると(実物を見てみると)
正直、がっかりしたという思いしかありませんでした。

車輪がアルミリムであること、スタンドがL字型でないこと、
手元スイッチがデジタル式でないこと。
気にしなければそこまでではありませんが
この価格帯でその仕様はちょっとどうだろう?と思ってしまいます。
現に2016年のDXが+4,000円とはいえ
しっかりしていたわけですから。

やはり気になりだすと悩ましい部分ではあります。

一体コイツは何が言いたいんだ?
薦めたいのか?薦められないのか?


そう思った方は多いと思います。
自分でも書いてて思います。汗

そのくらい悩ましいモデルである事は間違いないです・・

勿論メリットもあります。
車輪をアルミにすること、スタンドを通常型にすることで
軽量化をしているので、車体重量はそこそこ軽いです。


スペック的にそこまで求めないという方であれば
バッテリーも最新型を採用していますから
十分に実用できるものであるとは思います。

ただ、これにお子さんを乗せるのは、あまりお薦めしません
クラス27で、片側であれば対応していますが
アルミ車輪や、スタンドを考えると
もっと安定したものを買ったほうが絶対に良いです。


このように、価格が下がる事でのデメリットは確実に存在します。
昨今では8万円台の、よく解らないメーカーの
電動アシスト自転車が、量販店などで売られています

電動アシスト自転車に限って、間違いなく言えるのは

安いものにまともな商品は一切ない

ということです。

過去にも安い、よく解らないメーカーのものを
ネットなどで購入した方が
数え切れないほど修理などで来店されましたが
そのほとんどが、修理が出来ないのです。
(一般的なパーツを使ってないものが多い)

メーカーの1/3しか容量が無いのに
メーカーよりはるかにバッテリーが高かったり

バッテリーなどのシステム部が、数年で使い物にならなくなり
問い合わせようにも、もうお店がないとか
メーカーがないとかで、廃車になり泣き寝入り、
というパターンがほとんどです。
結局無駄にお金を捨てただけという結果になっています。

安物買いの銭失いといいますが
8万は決して安い金額ではありません。


電動アシスト自転車は10年スパンで見て
確実に10年近い年数を乗れなければ
ほぼ元が取れないものだと断言してもいいと私は思います。

ですから10年後にそのメーカーがあるのか
そのお店がサポートしているのか
そういう部分をしっかり考えて
購入しなければ確実に失敗します。


また、昨今では国土交通省から正式発表されたような
違法な電動アシスト自転車
も横行しております。
そういた類のものは一切、お断りしております。
犯罪幇助になってしまいますからね。


さて、少し話がそれましたが
パナソニックのビビシリーズの中でも
安いモデルは実はずっと前から存在しています。

ビビ・TXというモデルです。


<ビビ・TX>

いわゆる量販店向けモデルと言われるもので
恐らく安物を沢山売ってるようなお店では
これがよく売れるのではないかと思いますが
かなり性能的には劣ります。

・バッテリーが旧タイプの6.6Ah搭載
・手元スイッチもランプが3段階という数世代前のもの
・車輪がアルミリム
・アルミ、ステンレスパーツを鉄パーツに変更(錆びる)


など、上でお伝えしたFXよりさらに性能は落ちます。

とはいえ、ブリヂストンの最新型の
ビッケ・ポーラーはこのバッテリーを使っていますから
現役として全く問題ないことは私も保証します。


ちなみにクラス27採用ですので
片側だけですがチャイルドシートも搭載可能です。
ハンドルロック機能もしっかりついています。

なにより、価格は税別で定価85,000円という
メーカー車としては規格外の安さ
ですから
とにかく乗ってみたいというのであれば
わけのわからないメーカーを
選ぶより100万倍マシです。


こちらの2台は店頭展示をしていく予定ですので
比較して、どこが違うのか、よく吟味して
何を選ぶのかを判断して頂ければと思います。

その6へ続く
posted by シンワ店長 at 14:03| パナソニック展示会

パナソニック展示会レポ 2016冬 その4

パナソニック展示会レポート、その4です。
引き続き、新モデルについて
ホーム車中心でご紹介していきます。


<ビビスタイル>

・・ちょっと写真が微妙でスミマセン。

何度かそのネーミングが変わってはいるものの
ビビスタイルは、ビビ・DXのバージョン違いとして
以前より位置づけられているモデルです。

2016年モデルでは8Ahバッテリー搭載ということで
12Ah搭載のDXとの差がかなり出てしまっていて
販売する側としても売りづらい商品でしたが
2017年からはDXと同じ16Ahにラインナップされて
その名の通り、スタイル違いとして選ぶことが可能になりました。

パイプキャリアと、金属製の大型バスケット、
車体と同じカラーのチェーンケースが特徴
です。
なお、ハンドルの形状がDXと比べると
カーブしてからの上がり幅がやや浅いため
乗り心地も違いは出てきます。

どちらが良いという事は無いので、このあたりは好みです。

パイプキャリアですがクラス27対応で
片側だけであればチャイルドシートを取り付け可能です。



<ビビ・PX>

ビビ・PX量販店では購入で来ません
こちらは専門店限定のモデルです。
この商品が取り扱いできるかどうかで
お店の信頼度をはかっても良いんじゃないでしょうか?


サイクルショップ・シンワでは2016年
最も売れたのがこのPXと後の紹介するライトUです。

PXの大きな特徴は、DXをベースにしていますが
ドライブユニットが、最高峰モデルである
EXと同じものを採用していることで、パワーが違います。
また、前輪センサーもハブ内蔵型を採用しているため
駐輪場などでの影響も受けづらい仕様となっています。
これだけの性能の差があるにも関わらず
+3,000円で購入できることが最大の魅力です。

実際にこのPXを今年ご購入いただいた方で
ご家族で昨年、DXをご購入いただいているのですが
「なんでこんなに違うの?全然楽なんだけど」
と言われた事があります。

なおバッテリーは、こちらもDX同様に
2016年の12Ahから2017年は16Ahへと進化しました。
来年もお薦めの一台となりそうです。


さて、ここでちょっとブレイク。

バッテリーについて少し思うことを書こうと思います。
前回お話していた、FXのご紹介ですが
次のその5でしたいと思います
。スミマセン。

2017年モデルを見た時に、一番目に付いたのは
勿論、バッテリー容量でした。
前回も書いたように、業界を牽引するメーカーとして
最先端のものを開発してリリースすることは
今後の発展につながるもので、素晴らしいと思います。

しかし、実用面で言うと
そこまで全てを大型化する必要が果たしてあるのか?
という疑問がどうしても付きまといます。

おそらくこれは私だけでなく
会場にいたお店さんのほとんどが
感じた事ではないかと思います。

16Ahは確かに凄い。
しかしそれで11万を超えたら
売りづらくなるのは明白です。


前回、価格の話は散々書いたのでここでは省きますが
私が一番気にしているのは
容量アップでのメリットとデメリットです。

容量が上がるということは走行距離が伸びるわけですが
では、バッテリーの寿命に影響するのでしょうか?

10年くらい前に主流であったニッケル水素バッテリーは
使用しなくても3年たつとダメになる
という話を聞いた事があります。
(私は電気に詳しくないので、あくまで聞いた話です。)

その後、リチウムイオンになって数年も
やはりバッテリー寿命は3年が一般的でした。
そして”高耐久”の名の下に寿命が大幅に延び
現在では5年が普通の認識となっております。

メーカーの発表では、市場調査で、購入時に
お客様が一番気にしているのは容量だと言っていました。

私はそうだと思いません。

お客様が一番気にしているのは価格
その次が、重量と、容量、どちらかだと思います。

ただ、ここでは価格の話はぶり返しません。笑

パナソニック的な考えとしては
容量を増やすことでニーズに応えるという事でしたが
通勤でかなりの距離を乗る方と
お買い物で使用する主婦の方
どちらが多いのかは明白
なことです。

従来の12Ahでもオートマチックで52キロも走ります。
16Ahで70キロ(エコモードで100キロ!確かに凄い!

片道5キロの道のりを、12Ahだと5日間
16Ahだと7日間乗れることになります。

この2日という日数が、バッテリー充電回数軽減につながり
わずらわしい充電回数を減らることで
より快適に使用することが出来る
という
単純に見れば確かにそういうことになるわけですが

では5年後に、蓄積充電回数が減ったことで
バッテリー寿命が延びていて
従来の1.33倍、6年半使えるのか?
というと
恐らくですが、それは、ないと私は思います。

5年も使えば、どのバッテリーも電圧は落ちていきます。
充電までの期間が延びることで電圧は落ちますし
自然放電なども少なからずあると思います。

改めて言いますが、これは私個人の意見であり
私自身、電気にはそこまで詳しくありません。


ただ、普通に考えて、もしそうであるならば
バッテリー容量が無駄に増えたことで
ユーザーが購入時の金額負担が大きくなり
結局バッテリー買い替えの時に
また大きな容量を買うということになれば
そこでまた負担になってしまうわけです。


これでは、ユーザーにとってのメリットがあまり無い。

私は販売店ですから、ユーザーメリットより
お店の利益を考えればいいじゃないか
と言われるかもしれませんが
私がそんな方針で仕事をしていない事は
ここをご覧いただいている方々は既に承知だと思っています。


うちは量販店じゃないんです。

自分の利益より、お客さんのメリットを優先して
物事を判断するのが私のやり方です。

量販店に行ってみてください

16Ah、凄いですよ
沢山走りますよ
充電回数めんどくさくないですよ


きっとそれだけです。
デメリットのことなんて絶対言いませんよ。
いい事しか言わない。

それもメーカー受け売りのそのまま鸚鵡返し。
脳みそなんていらないんです。
売れば良いから。
売れればあとはどうでもいい。

以前からお話はしている事ですが
大きなものを買う時には、メリットではなく
まずデメリットを聞くべきです。
デメリットを言えないお店では買うべきではありません。

話がそれましたが、バッテリーについて
私が2017年モデルでどうしても納得がいかないのは
大型化したことで寿命も延びたという証明が出来ない事です。
勿論そういった発表もメーカーからあるわけでもないので。

前回の記事で、ラインナップを増やして
バッテリー容量を二つ選べる仕組みであれば
ニーズに応じて対応しやすくなる
と書いたのは
そういった事があったからです。


さて、この話を踏まえて上で
次にご紹介するFX以下のモデルを
ご覧いただければと思います。

その5へつづく
posted by シンワ店長 at 13:02| パナソニック展示会