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2021年07月08日

ミスマッチ

皆さんは、タイヤの中身がどうなっているのかご存知でしょうか。

実はお客さんの前で修理をしていると
中にチューブが入っている事に驚く方が結構います
その事については私の方がとても驚きなのですが
そのくらい自転車について無知な人が増えたという事。
しかし、知っているのといないのとでは大きな違いがあります。

意識をすれば扱いが変わる。
扱いが変われば壊れなくなる。

これは私の持論です。

さて、今回の記事はその中身のチューブのお話。

稀にあるのですが、タイヤのサイズとは
明らかに違うチューブが入っているケースがあります


チューブ自体は若干の汎用性があるので
特にスポーツ車の場合はタイヤの太さがかなり多い為
若干のサイズであれば許容範囲というものが一般的。
・・にしてもこれは細すぎます。



上のチューブが元々入っていたもので
真ん中の白っぽいチューブが交換したもの。
タイヤとの太さの対比が分かりますか?

元々入っていたチューブは700x25-32c(!?)というもので
タイヤのサイズは700x32c
交換したチューブは700x31-34c対応の物を入れました。

スポーツ車のチューブは前述のように対応幅があり
例えばこれはごく一例ですが、700Cのタイヤ用ですと

700x18-23c
700x23-28c
700x27-31c
700x31-34c


というように、ある程度の範囲で対応できるものが
お互いの範囲外をカバーする形でラインナップされています。
勿論この他にも700x23-26cなどもあり
更に細分化されているケースもありますし
メーカーによりその範囲も様々あります

今回は32cのタイヤにも対応しているチューブでしたから
(ほんとかよ!?とツッコミたくなるほど細かったです)
問題ないんじゃないかと思われる方もいると思います

逆に、入れなおした方の31-34cのチューブだと
逆にオーバーサイズかと思われるかもしれません

32cでもしっかり対応できているので問題はありません

個人的には上に余裕があるチューブの方がお薦めです
何故なら膨らむと薄くなるからです。

チューブにもグレードがあり
安い自転車にはぺらぺらなチューブが使われており
しっかりした自転車には厚みのあるチューブが使われます

せっかくしっかりしたチューブを入れても
サイズを合わせる為に膨らましすぎた事で
薄くなってしまったのでは意味がありません


逆に下のサイズ表記はそもそも無理なら
タイヤの中に入らない
わけですから表記されません。
31-34cを32Cに入れても全然問題ない、という事です。


今回の様に25-32cというあまりに幅が広いものに関しては
ちょっと怪しいんじゃないかと思うレベル
です。
例えば28cのタイヤに使う分には問題ないと思います。
32cでも軽量化を突き詰める方にはいいかもしれませんが
簡単なパンク修理ですらチューブ交換になる可能性があり
個人的には32cに入れるのはあまりお勧めできません。


修理の際に、タイヤを開けた瞬間から
「なんかこのチューブ細すぎないか?」
と思う事は結構あります。

お店で交換したものが細すぎるケースと
元々細すぎるものが入っているケース

2パターンが考えられます。

元々細いものが入っているケースは
安い自転車を買った事が原因という部分もあるでしょう。
メーカーが手を抜いている、或いは無知という事です。
お店で交換してもらったのであれば、お店が無知という事です。

そういうお店で買ったり、そういうメーカーの物を買うと
こういったオマケまでついてきてしまいます。



タイヤを元に戻しただけなのに
片側のブレーキシューがリムに当たっています。
ちゃんとタイヤを戻したら
ブレーキの当たりがおかしくなるという事は
タイヤが曲がってついていたという事です。


実はチューブ云々なんかよりも、
普通にタイヤ交換などをした際に
このケースの方が圧倒的にかったりします。


今回はサイクルベースあ〇ひです。
なるほど納得!

何れにしてもユーザーは被害者。
今の世の中、賢くなければ簡単に騙されます。

安く買っても、何度も修理する羽目になったら
安く買った意味が全然ないですよね。
安く替えてもらっても、すぐ壊れるようなら
ちゃんとした料金を払う方が最終的に安いです。

自転車に限って言えば「安かろう悪かろう」は間違いない上
更に「危なかろう」までついてきてしまうのですから。
posted by シンワ店長 at 18:01| 修理