2015年11月20日

BS展示会レポ 2015冬 その1

11月18日の水曜日に
都内で行われたブリヂストンの展示会に行ってきました。

値上げラッシュで厳しい状況の自転車業界ですが
中でも年間何度か値上げをしてきたブリヂストンは
カタログを見るだけでも笑ってしまう状況でした。

今回は電動アシスト自転車の部門で
大きな変化がありましたので
注目はそちらかな?と個人的には感じました。

というわけで今回は珍しく
電動アシスト自転車から紹介していきます。


【アルベルトe】

まず一番大々的に展示されていたのが
今年の頭に登場した、デュアルドライブ

最大の特徴はベルトドライブということですが
それによって他のアシスト車と異なっている部分が
モーターユニットが前輪にあることです。



ですので、前輪がかなり重たくなります。
逆に後輪を持ち上げると比較的軽めです。
以前、サンヨー社がエネループバイクを発売し
前輪ブレーキにより回生充電可能でしたが
デュアルドライブでも回生充電が実現しています。

以前にもこのデュアルドライブの記事で書きましたが
従来のアシスタシリーズはヤマハとの共同開発で
ユニットやバッテリーはヤマハに依存していました。
しかしデュアルドライブに関してはオリジナル開発です。

個人的にですが、ブリヂストンはこのデュアルドライブに
ある意味社運を託したように思えますので
今後増えていくのではないかと思っています。



車のエンジン等に使われているベルトを採用
電動自転車におけるベルト不適合の常識を打ち破りました。
チェーンと違い、ほとんど調整が要らないことや
注油の問題も全くないので、メンテナンスの頻度は低く
見た目もすっきりというのが特徴ですね。

というわけで新モデルも登場しました。


【フロンティアロイヤル】

こちらの新しく登場するフロンティアロイヤル
アルベルトeと同様のデュアルドライブですので
スイッチやバッテリーなども専用のものを使っています。



ちなみにデュアルドライブの乗り心地についてですが
実は2015年頭に行われた試乗会において
非常に微妙な評価が多く、私自身も
正直使えるのかこれは?と思いましたが
だいぶ改良がされたようで、従来のものに近くなりました。



そしてベルトモデルとしてはもう一つ
ステップクルーズeがデュアルドライブになりました。

ちなみに・・

カタログをご覧頂いてもお解かり頂けますが
2016年モデルから、バッテリーの表記が変わります。
従来までは8.7Ahや12.8Ahと表記していましたが
新たにC200C300という独自の表記に変わるため
ぱっと見て他社と比べにくくなります。

これは従来のAh(アンペア・アワー)に対して
Wh(ワット・アワー)表記になるためで
例えば219Whは約200なのでC200という意味合いのようです。

なぜこのような表記になるかというと
従来型のモーターユニットの商品と
デュアルドライブでの商品において
採用されているバッテリー自体が
そもそもの電圧が異なることから、
Ahだけの単純な計算ではなくなるためです。


解りやすく説明しますと
従来のアシスタDXは8.7Ahバッテリー搭載ですが
電圧が25.2Vの為に219Whの出力になりますが
アルベルトeは8.1Ahのバッテリーでも
電圧が36Vある為、291Whの出力になり
走行距離なども断然伸びるのです。

これは、今後、少なくとも2016年モデルでは
混在するブリヂストンの電動アシスト自転車の中で
確実に知っておく知識となります。

ちなみにパナソニックのバッテリーは
25.2Vの電圧ですので
デュアルドライブのアシスト車は
電圧の高さで出力を補っている商品といえます。


その2へ続く。
posted by シンワ店長 at 00:00| BS展示会