2016年02月04日

バッテリー交換の小話

1月下旬から冬らしくなってきたこともあって
バッテリー交換のご注文が増えております。
寒くなると、バッテリー性能が極端に落ち
毎年注文が殺到することでメーカー在庫も
少なくなる時期でもあります。

さて今日はバッテリーの話ですが
あまり知られていないことを一つお伝えします。

サイクルショップシンワでは通常
パナソニックの電動アシスト自転車をお奨めしておりますが
お奨めする理由の一つがバッテリーにあります。

バッテリー交換の際に「容量を大きくしたいな」と
思ったことがある方は少なからずいらっしゃるはずです。

実はパナソニックはバッテリー容量=走行距離なので
大きなバッテリーを積めばその性能を発揮できますが
ヤマハやブリヂストンのバッテリーは
容量を大きくしても100%性能を発揮できません。




なぜなら、ヤマハ・ブリヂストンの自転車は
細かい計算をされた上で走行距離を出しているため
”この自転車にこのバッテリー”と決まったものが合って
初めて走行表示どおりに走るのです。


ある意味とても賢いといえるのですが
それ故に、例えば4.0Ahのものに6.0Ahを乗せても
元々6.0Ahの自転車のカタログ表記されている距離を
走ってくれない可能性があります。


勿論、容量自体が大きくなるので
元のバッテリーよりも走るのは間違いないのですが
例えば4.0Ah→6.0Ahだと数字上は50%増しですが
もし2割くらい効率が悪かったら
実際は4.8Ahくらいしか走らないかもしれません。
そうなると20%くらいの差にも関わらず
5000円以上多く金額がかかったことになるので
あまり効率が良いとはいえませんね。

逆に、あまり事例はありませんが
大きなものを購入したけれど、最近あまり走らなくなったので
バッテリーの容量を小さくする、という時も同じで
もっと走らなくなる可能性もあります。

実は最近、ちょっとア●ゾンのレビューを見まして
そこに「容量を大きくした」という書き込みが多く
・・・ちょっとこれはマズいのではないか
と感じたことから、今回の記事を書かせて頂きました。

実際どのくらい効率が悪くなるかは解っていませんが
技術講習などで私達はその旨説明を受けており
販売時にも注意を付け加えるよう指示されております
ので、
きちんとデメリットがある事もお伝えします。

これもまた、インターネットの落とし穴ですね。

重ねて書きますが、パナソニックのバッテリーは
大きくした分だけ走行距離がしっかり増えますし
小さくすればしっかりその距離を走ります。


良いか悪いかは別にしても、メーカーによる構造の違いが
こういう所にもしっかりと出ているのです。
posted by シンワ店長 at 13:39| 日記