2016年11月17日

BS展示会レポ 2016冬 その1

11月16日の水曜日に都内で行われた
ブリヂストンの展示会に行ってきました。



この発表会に先立ってヤマハから発表された
新たな電動アシストモデルのフレームが
ブリヂストン供給ではなくなった
ことで
(ジャイアント製になるそうです・・そこも微妙ですね)
ついにヤマハとブリヂストンの決別という
決定打が打たれたことを知り
個人的には、ある意味興味・関心の強い発表会でした。

ヤマハとの共同開発がなくなるブリヂストンが
今後の方向性として、どうしていくのか、どうしたいのか。
今回はそのあたりの展望も含めてレポートしていきます。

今回の発表会、来年モデルにおいて
おそらく多くの皆さまが驚くことは
アンジェリーノというブランドがなくなったことでしょう。



とはいえ、ご覧のとおり、ビッケシリーズに統合され
子乗せ電動アシストというもの自体は継続します。

見た感じもほとんど差はありません。
大きく変わったのはバッテリーシステムと
前部チャイルドシートの形くらい
でしょうか。

個人的な意見ですが、電動アシスト自転車が
今のように当たり前になったきっかけを作ったのが
2009年の法改正と共に登場した
新たなアンジェリーノアシスタだと思っています。

勿論その前からアンジェリーノ自体はありましたが
前後子乗せ対応電動アシスト自転車として
爆発的といっていいほどのヒットを飛ばし
それまで、高齢者向けのイメージだった電動自転車を
一躍、若いママ世代のマストアイテムに位置づけました。

そのアンジェリーノシリーズを撤廃したことは
ブリヂストンにとって大きな転換期だと私は思います。
これまでヤマハのモーターを採用し
二人三脚で発展してきたものを、ここで一度壊したわけです。


そして新たに登場したビッケポーラーというこのモデルは
パナソニック製のバッテリーシステムを採用しました。

自転車業界の中でツートップといえる
ブリヂストンとパナソニックですが
ブリヂストンがパナソニックのシステムを使うのです。

元々、ヤマハと共同で開発していたところで
自分たちでも作れると言い出し
デュアルドライブシステムを開発し
ヤマハに喧嘩を売ったあげく
結局子乗せ自転車を独自で開発できず
見限られた後に、ライバル会社から供給してもらう。


これを迷走といわず
何といいましょうか。


ユーザー視点で言えば、最終的によいものができれば
中身が何であろうと構わないとは思います。
しかし、一流メーカーとして、ブランドとしてどうなんでしょう?

正直、昨今は一般車ですらユーザーのニーズに
十分に応えられているとは言えず
ユーザーのメーカー離れがかなり増えている現状です。


独自の電動の開発に力を入れすぎて
自転車のトップブランドとしての地位が
本当に揺らいできている現状です。

こんな迷走をするくらいならいっそ
デュアルドライブなんか止めて、電動事業から撤退して
その予算すべてを一般車につぎ込んで
本当によい自転車を開発してもらいたいとすら思います。


かつてパナソニックがそうしたように
一般車を切り捨てて、渾身の電動アシストを作るというような
役割分担というか、住み分けがあってもいいと私は思います。


さて、レポートと言いながら
珍しく写真がほとんどでないまま
私の想いだけを載せて、ひとまずその1を締めたいと思います。

その2からは新商品の写真や解説をつけてお送りします。
posted by シンワ店長 at 13:46| BS展示会