2016年11月18日

条例の改正について

昨今、自転車のマナーやルール違反の多さが
とても深刻となっております。

そんな中、10月20日に東京都議会にて
「東京都自転車の安全で適正な利用の
 促進に関する条例の一部を改正する条例」

が可決され、小売業者及び整備業者による
販売時等の顧客への交通ルール等の啓発が
これまでの「努力義務」から「義務」へと
規定を強化する内容
が盛り込まれました。

2月1日より施行となります
自転車購入時に防犯登録をする際にあわせて
交通ルール等を記載したチェックシートをお読み頂き
ご記入いただいた上に署名をするような形
となる予定です。


このような形になってしまった背景には
ユーザーの方々の無責任が一番大
きいと思います。
サイクルショップシンワでも多くの方に啓発をしていますが
未だに「自分だけは大丈夫」という考えの方が多く
がっかりすることも少なくありません。

ぶつかって曲がっているのに平気で乗り回し
ブレーキが切れているのに
「片方あるから大丈夫」と、お店まで乗ってきたり
ネジが緩んでガチャガチャ鳴っていてもお構いなし。

先日も書きましたが、メーカーの方も揃って
「今の人っていったいどういう乗り方をしてるんだろうね」
「どんな乗り方をしたらこんなに壊れるんだろうね」

と言うほど、昨今の状況はあまりに酷いです。

当店の目の前の道路は非常に狭く危険なのですが
そこを当たり前のように斜め横断する方や、
バスが来ているのに平気で右側通行をする
子供の送り迎えのママさん
など
唖然とするような光景が日常茶飯事です。

このように、一人ひとりの意識が低いために
誰も注意をせず、事故がないから平気で行うその行為が
結果的にこのような事態を招いて
ルールを強化することで息苦しい世の中にしています。

ルールを強化すれば事故が減るわけではありません。

現にイヤフォン、傘差し、スマホ、無灯火、二人乗り、右側通行、
これらには既に罰金が科せられる
はずですが
実際は、よほどでない限りは罰金になることはありません。

しかし

本当に警察が本腰を入れて取締りを始めて
即罰金10万、運転免許所持者は違反切符
などという世の中になったらどうでしょう?
ありえない話ではありません。

そのうち自転車も免許制になって
講習を受け、免許を取得し、
更新しないと乗れなくなったら
困るのはいったい誰でしょう?


みなさんです。

これは空論ではなく、本当にそういう動きはあるんです。

数年前に、東京都ではナンバープレートの話もありました
私たち組合の人間が反対して無くなりましたが
規制を厳しくしようとすればいくらでもできるのです。

こんなに手軽に乗れて便利なものはありません。
ある程度許容範囲で、マナーとされてきたものが
守れない人間が増えすぎてルールとなり
罰則や規制強化というのがここ数年の流れです


当たり前のことができなくなっているのは
日本人の劣化だと私は思います。

一人ひとりの意識をほんの少しでいいので
高めていってもらえればと願うばかりです。
posted by シンワ店長 at 12:29| お知らせ