2016年12月25日

パナソニック展示会レポ 2016冬 その4

パナソニック展示会レポート、その4です。
引き続き、新モデルについて
ホーム車中心でご紹介していきます。


<ビビスタイル>

・・ちょっと写真が微妙でスミマセン。

何度かそのネーミングが変わってはいるものの
ビビスタイルは、ビビ・DXのバージョン違いとして
以前より位置づけられているモデルです。

2016年モデルでは8Ahバッテリー搭載ということで
12Ah搭載のDXとの差がかなり出てしまっていて
販売する側としても売りづらい商品でしたが
2017年からはDXと同じ16Ahにラインナップされて
その名の通り、スタイル違いとして選ぶことが可能になりました。

パイプキャリアと、金属製の大型バスケット、
車体と同じカラーのチェーンケースが特徴
です。
なお、ハンドルの形状がDXと比べると
カーブしてからの上がり幅がやや浅いため
乗り心地も違いは出てきます。

どちらが良いという事は無いので、このあたりは好みです。

パイプキャリアですがクラス27対応で
片側だけであればチャイルドシートを取り付け可能です。



<ビビ・PX>

ビビ・PX量販店では購入で来ません
こちらは専門店限定のモデルです。
この商品が取り扱いできるかどうかで
お店の信頼度をはかっても良いんじゃないでしょうか?


サイクルショップ・シンワでは2016年
最も売れたのがこのPXと後の紹介するライトUです。

PXの大きな特徴は、DXをベースにしていますが
ドライブユニットが、最高峰モデルである
EXと同じものを採用していることで、パワーが違います。
また、前輪センサーもハブ内蔵型を採用しているため
駐輪場などでの影響も受けづらい仕様となっています。
これだけの性能の差があるにも関わらず
+3,000円で購入できることが最大の魅力です。

実際にこのPXを今年ご購入いただいた方で
ご家族で昨年、DXをご購入いただいているのですが
「なんでこんなに違うの?全然楽なんだけど」
と言われた事があります。

なおバッテリーは、こちらもDX同様に
2016年の12Ahから2017年は16Ahへと進化しました。
来年もお薦めの一台となりそうです。


さて、ここでちょっとブレイク。

バッテリーについて少し思うことを書こうと思います。
前回お話していた、FXのご紹介ですが
次のその5でしたいと思います
。スミマセン。

2017年モデルを見た時に、一番目に付いたのは
勿論、バッテリー容量でした。
前回も書いたように、業界を牽引するメーカーとして
最先端のものを開発してリリースすることは
今後の発展につながるもので、素晴らしいと思います。

しかし、実用面で言うと
そこまで全てを大型化する必要が果たしてあるのか?
という疑問がどうしても付きまといます。

おそらくこれは私だけでなく
会場にいたお店さんのほとんどが
感じた事ではないかと思います。

16Ahは確かに凄い。
しかしそれで11万を超えたら
売りづらくなるのは明白です。


前回、価格の話は散々書いたのでここでは省きますが
私が一番気にしているのは
容量アップでのメリットとデメリットです。

容量が上がるということは走行距離が伸びるわけですが
では、バッテリーの寿命に影響するのでしょうか?

10年くらい前に主流であったニッケル水素バッテリーは
使用しなくても3年たつとダメになる
という話を聞いた事があります。
(私は電気に詳しくないので、あくまで聞いた話です。)

その後、リチウムイオンになって数年も
やはりバッテリー寿命は3年が一般的でした。
そして”高耐久”の名の下に寿命が大幅に延び
現在では5年が普通の認識となっております。

メーカーの発表では、市場調査で、購入時に
お客様が一番気にしているのは容量だと言っていました。

私はそうだと思いません。

お客様が一番気にしているのは価格
その次が、重量と、容量、どちらかだと思います。

ただ、ここでは価格の話はぶり返しません。笑

パナソニック的な考えとしては
容量を増やすことでニーズに応えるという事でしたが
通勤でかなりの距離を乗る方と
お買い物で使用する主婦の方
どちらが多いのかは明白
なことです。

従来の12Ahでもオートマチックで52キロも走ります。
16Ahで70キロ(エコモードで100キロ!確かに凄い!

片道5キロの道のりを、12Ahだと5日間
16Ahだと7日間乗れることになります。

この2日という日数が、バッテリー充電回数軽減につながり
わずらわしい充電回数を減らることで
より快適に使用することが出来る
という
単純に見れば確かにそういうことになるわけですが

では5年後に、蓄積充電回数が減ったことで
バッテリー寿命が延びていて
従来の1.33倍、6年半使えるのか?
というと
恐らくですが、それは、ないと私は思います。

5年も使えば、どのバッテリーも電圧は落ちていきます。
充電までの期間が延びることで電圧は落ちますし
自然放電なども少なからずあると思います。

改めて言いますが、これは私個人の意見であり
私自身、電気にはそこまで詳しくありません。


ただ、普通に考えて、もしそうであるならば
バッテリー容量が無駄に増えたことで
ユーザーが購入時の金額負担が大きくなり
結局バッテリー買い替えの時に
また大きな容量を買うということになれば
そこでまた負担になってしまうわけです。


これでは、ユーザーにとってのメリットがあまり無い。

私は販売店ですから、ユーザーメリットより
お店の利益を考えればいいじゃないか
と言われるかもしれませんが
私がそんな方針で仕事をしていない事は
ここをご覧いただいている方々は既に承知だと思っています。


うちは量販店じゃないんです。

自分の利益より、お客さんのメリットを優先して
物事を判断するのが私のやり方です。

量販店に行ってみてください

16Ah、凄いですよ
沢山走りますよ
充電回数めんどくさくないですよ


きっとそれだけです。
デメリットのことなんて絶対言いませんよ。
いい事しか言わない。

それもメーカー受け売りのそのまま鸚鵡返し。
脳みそなんていらないんです。
売れば良いから。
売れればあとはどうでもいい。

以前からお話はしている事ですが
大きなものを買う時には、メリットではなく
まずデメリットを聞くべきです。
デメリットを言えないお店では買うべきではありません。

話がそれましたが、バッテリーについて
私が2017年モデルでどうしても納得がいかないのは
大型化したことで寿命も延びたという証明が出来ない事です。
勿論そういった発表もメーカーからあるわけでもないので。

前回の記事で、ラインナップを増やして
バッテリー容量を二つ選べる仕組みであれば
ニーズに応じて対応しやすくなる
と書いたのは
そういった事があったからです。


さて、この話を踏まえて上で
次にご紹介するFX以下のモデルを
ご覧いただければと思います。

その5へつづく
posted by シンワ店長 at 13:02| パナソニック展示会