2017年10月13日

ブリヂストン展示会レポ 2017秋 その1

先日、都内で行われました
ブリヂストンの展示会に行ってきました。



全体としては、ブリヂストンが打ち出している
アシスト自転車・デュアルドライブが新しくなる
という事が大きく打ち出された発表会でした。



一般車の方はマイナーチェンジが殆どで
全体的にやや値上げといった所でしょうか。
毎回展示会の度に値上げしているので
さらっと書いてしまう自分が怖いですね。
一般車は後程その2でご紹介していきます。

という事で、その1では
デュアルドライブのモデルについて書いていきます。

今回の目玉は、デュアルドライブの性能が上がった事で
スイッチパネルの刷新による説明も受けてきました



メーカー曰く
「昨今の手元スイッチは表示が複雑になりすぎている」
という話で、シンプルかつ
スタイリッシュなものを目指したそうです。

残量表示がデジタルで見られるという事でしたが
他のメーカーは何年か前から搭載しているので
今更感はやはり、ありました。

デザインもシンプルという事でしたが
文字表記が少なすぎて逆に
解りづらくなったのではないかと心配
もしています。

たとえるならば、某リンゴマークのスマートフォンは
「考えるな感じろ」というデザインだそうですが
世の中、感じられない人の方が大半ですので
逆にボタンが少なすぎて使い方が解らない
という話をよく聞きます
が、それに似てる気がします。

”イケてる人”には問題ないかもしれませんが
使いづらいというアンケート結果は
ご年配や女性に多かったと言っていたので
その辺りのミスマッチはどういう評価になるのでしょう。

それともう一つ、やはり気になったのは坂道発進です。
坂下の店として、一番重要な部分として見ているので
これははっきりと書いた方がいいでしょう。



従来と比べて変わった点は
・前輪が回転しなくてもモーターが動き出せる
・ブレーキを握っていてもモーターが動き出す


という仕様になったそうです。
実際に坂道で止まった際には後ろに下がってしまう為
ブレーキを全て離した状態でこぎ出す事は稀です。
そして、少しでも前に進まないとモーターが動かなかったことも
坂道発進での困難を解消したとのことでした。

このようにより現実的なデータを元に改善されたのですが
逆に言えば、従来のモデルは
このような状況に対応できなかったという事
であり
坂道の途中で止まってしまった場合
再始動することがかなり困難であることを
自ら証明する形
になっていた事に違和感を覚えました。

実際デュアルドライブのモデルは全てにおいて
坂道での再発進にかなり難があるというイメージが
私個人としてはありました。
そこに関しては他社のセンタードライブのモデルが
数歩リードしているという事は
ブリヂストンの社員も認めています。


また、自由が丘で行われた試乗イベントでは
アシストに乗った事がない人を例に挙げて
「とても軽かった」というVTRも出ましたが
乗った事がない人ではなく
乗った事がある人に聞いてみた方がいいと思います。



激坂での発進能力が30%増した
と、うたっていますが
会場の、そこまで急ではない坂道で試したところ
子供が乗っていない自転車にも拘らず
アシスト力が2以上の時、ギヤ2以上から
発進がやや困難になる
ことが解りました。

小金井では細い道も多いため、通学路や車との兼ね合いで
坂の途中で止まらざるを得ない状況は普通です。
デュアルドライブでは、そのような状況に
対応できない事が改めて解った
ので
サイクルショップシンワでは、やはりお薦めしづらい製品です。

確かに、ビッケシリーズのデザインは秀逸ですし
とにかく見た目がカッコイイ、オシャレなのですが
実用性で言うと、まだまだという感じでした。
バッテリーも新しくなりましたが容量は他社に劣ります

まだ改善の余地はありますね。

「電動アシスト、初めて乗るなら両輪駆動」

というキャッチコピーがありましたが
初めて乗るならセンター駆動を強くお勧めします。


もし初めて乗って試してみたアシスト車が
デュアルドライブという方ならば尚更
他社のセンタードライブのモデルも
試してみる事を私は強くお勧めします。


いつもの様に辛辣に書きましたが、これは事実です。

オシャレにはデメリットが伴う事が多いです。
格好いい自転車を選ぶ代わりに
犠牲になるものがあっても構わないならばアリだと思いますが
内容を知ってから選ぶことが一番賢いと思いますので
私は、ユーザーの皆様に、事実をしっかりとお伝えしています。



バッテリーですが、従来のB300からB400という型になり
容量は14.3Ahになるそうです
参考までにパナソニックは16〜20Ahです。

その他、デュアルドライブ搭載のビッケシリーズに関しては
バスケットが大型化して使いやすくなるようです。
ようやくと言ったところですが・・・。



問題のスマートコントロールブレーキは相変わらず搭載しており
新モデルからブレーキゴムが最後まで使えない
という問題は解消される
とのことでした。

はっきり言いますが、ブリヂストンは新型が出るたびに
ある問題を解消しましたと言いますが
その問題があるものに関しては完全スルーが多いので
買ったユーザーが結局被害者で終わるのは納得がいきません。

せめて無償で新しいものに
変えるくらいしてほしいものです。


なお、スマートコントロールブレーキは
基本的な構造が変わらない為
他社のブレーキと比べて制動性能が2倍
うといううたい文句は大いに結構なのですが
他社のブレーキと比べて故障する確率が2倍以上
という問題点には相変わらず触れたくないようです



その2へつづく。
posted by シンワ店長 at 11:02| BS展示会