2017年10月30日

ベアリングが・・

本日のびっくり修理はこちら



ベアリングが一つもありません。
前輪の、左右両側。

「車輪がガタガタする」というお話でしたが
ガタガタしてたのはどれ程前からでしょうね・・

ここまで行くにはそこそこの時間
或いは距離を乗らないとなりません。

まず、がたつきが出る前に音が出ます。
ベアリングの周りのグリスが切れて
金属同士がこすれてキュルキュルなっている時期が
しばらくあるはずです。

その後、ベアリングが砕けたり
グリスが無くなった隙間からがたつきが大きくなり
ベアリングが脱落します。



こちらがベアリングです。

この金属の球が砕けるというのは
丁度コーヒー豆をひいてる状態だと思ってください。
高回転する中で、がたつきがありますと
軸が乱雑に回転し、豆をひくようにベアリングが砕けます。

おそらく、最初の音が出てからこの状態になるまで
雨の時期が重なれば一か月くらいでしょう。


一か月も異常な状態で乗っていたことが異常です。

ベアリングに異常が出れば抵抗が増えますから
走っていても重いとか、音がでるとか
体感として、明らかな違和感があるはず。

そんな状態で乗っていれば壊れるのは当然です。
我慢して直るとか、自転車が壊れないと
思っている人がいたら大間違いです。




ベアリングを入れなおして、グリスを塗った状態です。
厳密にはグリスを塗ってベアリングを入れて
最後にまたグリスを塗った状態です。

こうすることで内部の密着度が上がり
防水効果も高くなります。

今回はベアリングの脱落だけで済みましたが
かなりのがたつきを起こしていたため
その状態で放置していたら車軸が折れて
前輪が飛んで行って大事故につながった恐れもあります。


前輪が脱落すると、大体30cmくらいハンドルが落ちますので
あごや鼻をハンドルに叩きつけて骨折したりします。

更に、前輪が無い状態で前に進もうとしているので
フロントフォークが地面に突き刺さって止まり
走行速度のまま、前方に吹っ飛んでしまう
などが考えられます。


もしそれが、下りの坂道だったら更に勢いが増します。

無茶苦茶恐ろしいですね。

実際、外す前に、軸が折れてる可能性もあるかと
少し不安になったくらいです。

何かしらの異変や音などの症状がでた自転車は
非常に危険な状態になっていることもありますので
乗れるうちに点検に行くことをお勧めします。
posted by シンワ店長 at 11:38| 修理