2013年11月30日

BS2014発表会レポ その1

先日、都内で行われましたブリヂストンの
2014年モデル・新車発表会に行ってまいりました。

実は今年は夏の発表会のレポをすっ飛ばしてしまっていたので
一気に様変わりするように思えるかもしれません(汗)

さて2014年モデルの話をする前に
お伝えしていなかった部分も合わせて
2013年の話題に少し戻りたいと思います。

当ブログでもご紹介しておりましたが
TVなどでも一時話題になったとおり
ブリヂストンは8月より全体的に価格が値上がりしました。

夏のモデルチェンジが6月より行われ
現行カタログ(既に2014年カタログも出ていますが)から
全体的に2,000円〜3,000円ほど価格が上昇しました。
しかしその後、モデルチェンジしなかったものに関しても
ほとんどが8月をもって値上げとなった為です。

ブリヂストンはパーツ工場が中国にあるため
円高の影響や原油などのあおりを受けて
既に2009年頃からかなりの価格上昇が起きております。

例えば2010年頃まで当店でも主力であった
お買い物車として最適なジョブノという自転車に関しては
おそらく2008年頃までは32,000円ほどで販売していたものが
現在では38,000円を切る事が難しくなり
店頭にすら置く事が難しくなりました(売れないからです)。

そういった状況は年々増えてきており
今年は全ての車種が3,000円ほど上昇したため
ブリヂストンの自転車はかなり販売台数を落としました。

サイクルショップ・シンワでは
お客様目線での営業をモットーとしている為
どんなにいい自転車であろうと不必要に高いものは
到底お奨めできませんし
何も変わらずただ高くなったのでは尚更です。

今年丸石サイクルの販売台数が伸びたのは
その穴埋めとして性能・価格共に申し分なかったからです。


さて2014年モデルの話題に戻りますが
正直言うと大きな変化はあまりありませんでした。

それよりも私が一番驚いたのは
7月にモデルチェンジして価格が上がったにもかかわらず
カラーチェンジというだけで何も変えずに
また価格を上げてきた
ノルコグです。



このノルコグという自転車は旧・ブリッドという
比較的安い価格帯の自転車の後継車です。
昔からやっている自転車屋さんならば解ると思いますが
「ブリッドなんかじゃダメだ」というくらい
カタログにギリギリ乗るくらいの商品でした。

価格帯で言えば26インチの3段変速、ダイナモ仕様で
定価28,000円程度の自転車でした。
それが今や定価で32,800円
この価格差がもたらす影響は計り知れません。


価格が上昇するという事はそれだけ
経営が圧迫されているという証拠であり
当然ながら生産ラインも減らさなくてはいけなくなります。
そういう理由で幾つかの自転車が廃盤となりました。

代表的なのはオルディナです。

オルディナは当店でも人気のスポーツサイクルで
数年前に登場して以来じわじわと人気が出てきていて
去年辺りから問い合わせも増えていました。
特に当店ではS7というクロスバイクの上位種が人気で
お客様からは「走りが全然違う」というお話を頂いておりました。

そのオルディナも採算が合わないということで
上位グレードはなくなり、エントリーモデルが残る形となります。



ようやく定着し始めて、おそらくこれからが勝負だっただけに
オルディナに関しては非常に残念です。

その他、なくなってしまう車種は

・ロココ(ベルトモデル以外)
・デコレッタ
・カジュナ(ポップライン)
・ウェッジロック
・ビレッタ(スポーツ)
・アンカー・ユーティリティーシリーズ

となります。

正直、これだけ多くの自転車のラインを削除して
なおかつ価格を3,000円近く上げている状況を見ても
ブリヂストンはかつてない危機に直面しているとしか思えません。

昨年の発表会で起きた懸念がそのまま
販売台数の縮小という形で露骨に表れた2013年。
そこに輪をかけるような形となる2014年は
更に状況は悪化すると私は思います。

もし経営に携わるの方々が
このブログを見るようなことがあるならば
もう一度、ユーザーが何を必要としているのか
改めて検討いただきたいと心から思います。

今後消費税なども上がるため
ユーザー負担となる更なる価格上昇は否めません。

このままでは、まともに売れません。



その2へ続く。
posted by シンワ店長 at 12:26| BS展示会