2017年04月11日

やっぱりダメ

本日はスマートコントロールブレーキの話題です。

<過去の記事>
BS製品のスマートコントロールブレーキについて
スマートコントロールブレーキは欠陥品
スマートコントロールブレーキの欠陥について
ダメなものはダメ

↑日に日に記事が増えてきています・・↑

ブリヂストンの子乗せ電動アシストでは
かなりの種類で使われています

このクソブレーキ(きっぱり)



今回は、以前販売したお客様ですが
実はこのお客様に販売した頃が
スマートコントロールブレーキが
使われ始めた初期の頃でした。

その時点で既に、いかに酷いパーツかを
組み立てている時に気づいた
ため
それ以降、ブリヂストンの子乗せアシスト自転車は
一度も在庫してきませんでした。
(ビッケポーラーはブレーキ交換して在庫しています)

この自転車は、販売当時から、申し訳ない気持ちでしたが
何度も調整を行ったにもかかわらず(ほぼ無償)
殆ど効果が見られず、不具合を連発していました。


そして、ようやく昨年末に
別パーツに交換できる事が解ったので
お伝えして、持ってきて頂いたのですが
既に破損状態まで行っており
走行中にブレーキが全く利かない状態になったそうです。



動作だけでなく、強度にも
問題があると証明されました。


こんな壊れ方、普通しませんよ。
一般的なWピボット式ブレーキにも
接続部に似たようなパーツがついていますが
こんな壊れ方は普通はしません。

しかもこの事例は今回だけではなく
何度か他の方でも見られた症状です。
締めなおしても、また緩んできます


小金井は坂の町です。
しかし、坂のある町は小金井に限りません。

子供を乗せる自転車についているパーツが
こんな酷い状況でいいんでしょうか?


こちらが新しく変えたパーツです。



普通の、Wピボット式ブレーキです。
他のメーカーでは普通に使われているパーツです
しかも、ブリヂストンから取ったパーツなんです!

”普通の”と書きましたが、厳密に言うとちょっと違います。
実はこの自転車の場合、タイヤの厚みがあるため
アームの長さが特殊なものしか使えないのですが
なんと同じブリヂストンの自転車に使われていた
のです。
アシスタユニ・プレミアという自転車です。
笑い話ですね。

つけられるんです。
できるんです。


しかし、いくらクレームを出しても、変えてこないんです

過去にもそういうことはありましたが
いつの間にかこっそり変えてきて
「壊れたら今のパーツに変えてもらってください(有料)
とか、平然と言われたりしました。
(※アンジェリーノアシスタのスタンドなどがその例です)

それがブリヂストンです。
あまりに怠慢、あまりに酷いですね。

一日も早く、この不具合オンパレードの
スマートコントロールブレーキが
世の中から消滅することを願っておりますが
現状ではなかなか難しいでしょう。

メーカーは無能すぎて、
自分たちが開発した、このクソパーツが
素晴らしいと勘違いしていますから

皆様が声を上げていかないと
減るどころかどんどん増えていくでしょう。


事故が起きてからじゃ遅いんです。

なお、スマートコントロールブレーキを
通常の、普通のブレーキに交換する修理は
いつでも受け付けております。
posted by シンワ店長 at 14:45| 修理

2017年02月19日

油で壊れる

油は危険です。

というお話をこれまでも何度かしてきましたが
本当に、よくなると思って使ったものが
とてつもない金額の修理に発展する
ため
油の取り扱いは、知識が無い方はおやめください。

本日の修理はこちら



もう見た目から油ぎっていますね・・
クレ5-56をかけまくった結果
埃などが大量に付着してしまっています。



真っ黒ですね。
本来はこんな色になりません。
クレ5-56のせいです。
車輪にもボタボタ落ちるくらいでシミが出来ていました。
サロンパスのような独特な香りが漂います。

それだけならまだいいんです。汚いだけだから。
まあ、私たちにとっては修理する時に
大変なんで出来れば辞めてほしいんですけどね。


問題なのは内部に入ってしまっていることです。

私個人の見解なのですが、なぜか解りませんが
油を注したがる人というのが一定数おりまして・・

いくらお話しても聞かずに注してしまう方や
もうほとんど中毒と思うくらい定期的に注さないと
気がすまないという方が、実際いるのです。


クレ5-56の信者様なのかもしれませんが
自転車にはやめてください。本当に。



内部にスプレーが流れて入ってしまったことで
ベアリング周りのグリスを洗い流してしまい
車輪の回転をおかしくしていました。

しかも、この内部は3段内装ハブのシステムがあり
ハンガー(ペダル軸)と合わせて
自転車の最も重要な駆動部の一つです。

そこもホワイトグリスという特殊なグリスが塗ってあり
ここに5-56が入ってしまうと、内部がカラカラに干からびて

最悪、内装ギヤを破損して1万円近い修理
になってしまうのです。

実際、この自転車もそうなりかけていました。
今回は大丈夫でしたが、近いうちに交換になる恐れがあります。

前輪のハブ軸、クランク軸、後輪の軸、そしてハンドル軸。
なぜかクレ5-56を注したい衝動に襲われる方が多く
無駄な修理(しかも内部なので全て大きな修理です)
が増えてしまいます。

勿論、クレ5-56以外でも
絶対に注さないでくださいね!


その衝動、ぐっとこらえて、一度お店に持ってきてください!

そもそもそこに油を差すことは出来ません。
内部のグリスを塗るためには分解して
グリスを塗布するという作業以外は
緊急の応急処理くらいにしかなりませんし
やればやるほど、本来のグリスがいなくなるからです。

グリスがいなくなればベアリングが破損し
ベアリングが破損すればシャフトが破損し
最悪、車輪が折れて脱輪ということも起こります。


自転車をこいでないのに、走らせているだけで
カリカリカリカリカリカリ・・
ガシャガシャガシャガシャ・・
そういう音が出ている自転車は
ベアリングが悲鳴を上げているので
早急なメンテナンスが必要という事です。

壊れてからだと大変です。
乗れなくなるまで乗ってはいけません。
何万かかるかわかりませんよ。


ちなみに修理に持っていくと、所構わず
スプレー油をぶっかけるお店があるとかないとか・・・

そんなお店はクソですね。
絶対行かないほうがいいです。
posted by シンワ店長 at 13:00| 修理

2017年02月18日

わかってない

今日はタイヤのお話です。

昨今、20インチ等の子供乗せ自転車が増えてきた事と合わせて
各メーカーで様々なタイヤを採用しているため
お店的には、それに対応するために
多くの種類のタイヤを持たなくてはいけなくなり
在庫がちょっと増えて大変になってきています。

そういう中でも代表的なのが
ブリヂストンの4.5気圧対応のタイヤです。

通常の自転車では、一般的にはほとんどのタイヤが
3気圧が上限なのですが
ブリヂストンとして考察した結果
高気圧にすることでタイヤの凹み時間を少なくし
それにより快適に走ることが可能
という事で
ブリヂストンの電動アシスト自転車には
この4.5気圧対応のタイヤをはいているものが多いのです。

しかし・・



これはどこかのお店でタイヤ交換をしているようで
パナソニックの国産タイヤが入っていました。
勿論、このタイヤ自体は良いタイヤで
他の車体につけているのなら全く問題ないのです。

問題なのは、この車輪が4.5気圧対応で組まれているという事。

ブリヂストンでは、ハイグレードの車種ほど
空気チェックが目視で確認できる空気ミハル君
システムを採用しており
空気がどのくらい減っているか、あるいは
空気がどこまで入れれば良いのかが
目で見て解るスグレモノ
なんです。



ただし、このミハル君は
対応している気圧によって形が違うんです。



頭の方にちょっと、段差があるのが解りますでしょうか?
上のミハル君の絵とちょっと違いますね。
これが4.5気圧対応のミハル君です。

そしてパナソニックのタイヤの上限気圧は・・



3気圧までなんですね。
この状況で空気を入れるとどうなるか。

ミハル君の使い方としては、赤いゲージが消える所まで
空気を入れると満タンというサインです。
しかし4.5気圧で満タンになるようにセットされたパーツですから
このミハル君の通りに空気を入れると、タイヤは爆発します。

これは、完全にタイヤを換えた人間のミスです。

たまたま在庫が無かったのか
お客さんが急いでたので了承を得たのか
その辺りは定かではありませんが
これほど良いタイヤを在庫しているのであれば
そこまで小さいお店とも思えませんし
4.5気圧ということを知らないということも考えづらいです。

これではせっかくの素晴らしい機能が使えなくなりますし
本当に説明無くお渡ししていたとしたら、爆発させて
タイヤ交換(5,000円程度の出費)になってしまいます。


普通に考えて、こんないい加減な事はやりません。

ちなみに4.5気圧対応のブリヂストン「eマイティロード」は
タイヤのサイズがやや太めで、1-3/8"ではなく1-1/2"
ですから
タイヤが細くなってしまったことで
走行時の安定感もなくなっているはずです。

せっかく国産の良いタイヤをはいていても
これでは満足に乗ることが出来ないかも知れません。
ナンセンスの一言。

きっと、そういう事を理解していないお店なんでしょうね。
知識の無い人間が修理をやると
困るのはお客さん
という、いい例です。
posted by シンワ店長 at 12:58| 修理

2017年01月20日

「安全性 < お金」 の構図は間違い



素人目には解らないと思いますが
こういうのが一番呆れます。

お店でやっていたなら、最低の仕事ですし
自分でパーツを買ってきてやったなら
下手くそすぎるので、危ないから
二度といじらないで
とお願いしたいです。

自転車は命の危険があるものです。
たかだか、スタンド一本くらいと思うかもしれませんが
そのスタンドを締めているナットは何のナットですか?




これではスタンドが固定されていませんので
いずれ、スタンドが緩んでしまいます。
つまりナットが緩むということです。


一つ一つ、いらないパーツなどありません。
役割があり、締め付け強度があり
それを怠ると、多くの部品が崩壊する危険があります。

そういうことが解らないで修理を請け負う人間が多いことが
とても問題だと私は思うのですが
残念ながらこの社会問題は社会問題になっていません。
値段が安ければどうでもいいと思う人が多いからです。
つまり、それはユーザー側の責任でもあります。

その果てに、「自分で取り付けたほうが安い」
という安易な考えが生まれてしまうわけです。

お子さんの自転車を
修理代が安くなる程度のスケベ根性で
ネットやホームセンターで買って
取り付けた結果
が、このようになる事は
事実、日常茶飯事で、多々あるわけです。

結局は、修正をかけるのに修理代金を支払い
かかったお金はほとんど変わらなくなります。
安全性の低いものに乗せていたという事実だけが残ります。

本当に子供のことを考えるなら
ナンセンスとしか言いようがありません。
posted by シンワ店長 at 00:00| 修理

2017年01月16日

ダメなものはダメ

先日書いたばかりですが、早速
スマートコントロールブレーキの不具合
での修理が持ち込まれました。



本当にどうしようもないブレーキですね。
こんなものを開発した人間の無能さには
呆れるしかありません。


私は子供の頃から、親の直す自転車を見てきましたが
史上最低のパーツじゃないでしょうか?

こんなものが子供乗せ自転車に使われてるなんて
信じがたい事実ですが本当なんです。

本日はヤマハのパス・キッスです。



普通のWピボットブレーキに変更。
これで、おかしなことにはなりませんから
無駄な修理代も、お店に来る手間もなくなります。
やっと安心して乗れますね!

ちなみにヤマハは2017年モデルから
ブリヂストンと決別したので
新型のバビーなどでは、ブリヂストン製の
スマートコントロールブレーキを使っていません。

やっと安心して乗れますね!
posted by シンワ店長 at 13:59| 修理

2017年01月10日

メーカーも認めるパンクの原因

サイクルショップシンワでは常々
タイヤのトラブルの原因のほとんどが
空気を入れていないことがきっかけ
と説明しており
このブログでもかなりの回数
そのような事例をご紹介して来ました。

ブリヂストンの公式見解でも
図解で解りやすく説明が出ております。

http://www.bscycle.co.jp/cycletire/

私の書く内容より解りやすいですね。笑
実物の事例だけでは伝わりづらいことも
この絵を見れば一目瞭然。

最初のデータでは40%強となっていますが
私の体感ではタイヤのトラブルの60%以上と思っており
下の方の説明でもパンクの原因の70%が
空気を入れない事
と出ています。

リムうち、サイドのひび割れ
ここにありませんが、タイヤの面積が多くなることによる
無駄なパンク(本来刺さらない場所に刺さってくる)

というのもあります。

この中でも特に、サイドのひび割れ、内側から起こるパンクは
致命傷を引き起こす確立が高く
何度も何度もパンクするという方は
ほとんどの場合がこれです。


このブリヂストンのページは
パンクに強いタイヤを紹介しているものですが
はっきり言って、どんな良いタイヤをはこうが
空気を入れなければ100%パンクをします

最後までタイヤを使えずにタイヤを交換する羽目になります。

空気をマメに入れ、トラブル無くお金もかからず快適に乗れるのと
トラブルばかりで時間とお金の浪費を一生続けるのと
どちらがいいかは明白ですね。
posted by シンワ店長 at 00:00| 修理

2016年11月19日

チェーン店の仕事

以前、サイクルスポットでタイヤ交換をしたら
車輪ががたがたになったので
お店にもう一度持っていったら
車輪交換で3万円かかると言われた方の話を書きました。

その後も、サイクルスポットだけでなく
ヨーカドーやサイクルベースあさひなどで
後輪のトラブルが多発していて
正直、がっかりする状況が続いています。

後輪のタイヤ交換をする際は
ブレーキやスタンド、チェーンを外す必要がありますが
外すんですから、しっかり戻してあげられるわけです。

例えば、たるんだチェーンなら引っ張って戻したり
動きの悪いスタンドは油をさして動きを良くしたり
高い金額の修理になる理由が
そういった一連の作業が入ることが理由であるなら
その部分をより良くしてあげるのがプロだと私は思います。


タイヤ交換で
タイヤを替えるだけの人間は
三流です。


さて、そんな三流の自転車店に持っていくと
そういった作業でプラスアルファのメリットどころか
まともに組み戻すことすらできず
冒頭のように、余計に壊れてしまう
ケースが出てきます


こちらの写真をご覧ください



スタンドが、がたがたになったという修理ですが
明らかに後輪を交換した際の
締め付け忘れか、締め付け不足によるものです。
フレームも削れてしまっていますね。

さらに



こちらは二次被害です。
冒頭で書いたようにタイヤをきちんと戻せないと
走っているうちに、車輪が内部から緩んできてしまいます


今回は車輪がガタガタになったのではなく
車輪が回らなくなっていました
ブレーキが緩んだのは、車輪の内部のネジが締め付けられてしまい
ブレーキとの間にスーペースができた為です。


ちょっと解りやすく説明しましょう



こちらが後輪のブレーキパーツです。
ネジで止まっていますね。
当然ながら、右に回すとネジが締まり
左に回すとネジが緩んでいきます




ブレーキを外した状態です。
内部に止めネジが2つあります。
外側はダブルナットのロックネジです。



内側にあるネジが締まりすぎると車輪が回らなくなり、
緩みすぎるとガタガタになります。

勿論、両方とも正ネジなので
右に回すと締まっていきます

ここまでのお話で、なぜブレーキががたついたのか
理解できた方は素晴らしいです。
ほとんどの人が解らないはずですので
もう少し解説をしていきます。



これは車輪のシャフト(軸)の部分ですが
よく見て頂くと、断面が円ではなく
両サイドに切り込みがあるのがわかります。

この切り込みは回り止めと言われる物ですが
車輪と一緒にシャフトが回らないように
とめておくパーツが入る
部分です。

タイヤ(車輪)は回らないと困りますが
シャフトが回ってしまったら
走る毎にネジが前部緩んでしまうことになるので
それではタイヤとして成り立たず危険です
よね。

これにより車体にシャフトが固定されて
タイヤだけが回るという仕組みになっているのですが
ここで問題なのはタイヤが前に回ろうとする時
ブレーキがついている側、つまり車体の左側は
タイヤが回るほど左に回転しますから
ブレーキから見ると、内部のネジは
締まっていく状態になります。


本来、ブレーキパーツがしっかり固定されていれば
右回しの固定ネジに対して
内部のネジがロックをかけた上で
タイヤの回転で左回しになるため
タイヤの回転の影響を受けず
シャフトの固定が安定する仕組み
です。

ただシャフトが外側で車体と固定されているのに
ブレーキパーツが緩いままだと
内部のネジがどんどん締まっていってしまいます


チェーンのついている右側から見ると
どんどん緩んでいく状態
になりますので
右サイドに問題がある場合は
車輪が内部からガタガタになるのです。

ですから、回り止めを介して
車体にシャフトがしかり固定されている時に
内部に取り付け不良を起こしている場合
走るほどに締め付けられたり、緩んでいく事になるのです。


勿論、論外ですが、固定されていない場合は
緩み放題締まり放題ですね。
今回の事例はそういうことです。

ちなみにチェーン引きというパーツにも
主に右側ですが、切込みがあります。



内装三段ハブの場合はこれがある事で
ハブと固定することで空転せず
ギヤの仕組みがそこで初めて動き出す仕組みです。



切込みがありますね。

ちなみにこれをしっかりやらないと
内装三段ハブを破壊することにつながります
ので
とてつもない修理代金になってしまうこともあります。
このミスで壊された場合は、本当に、最悪です。

下手な人がタイヤ交換をすると
このような切込みを無視してタイヤをはめ込んだり
ブレーキパーツが緩いまま戻してしまったりする
ことで
冒頭でご紹介したような
走行中に車輪がガタガタになってしまう事例や
今回のような、締まってしまい
タイヤが回らなくなるということが起こります。

ただ

こんな基本的なことは
普通は考えられないミスなのです。


いかに構造を理解していないかということです。
まずどうして切込みがあるのか、考えない時点で
整備士として、落第点ですし
これが出来ない人は修理をやってはいけません。

ふぐの毒がどこにあるかわからないで
ふぐ料理を作るのと同じです。


自転車整備士の資格は、一人持っていれば
お店の人は持っていなくても作業ができます。

ですから、アルバイトのお兄ちゃんとか
ちょっと手が器用くらいのレベルの人間が
大型店やホームセンターなどで
修理もどきのことをやってしまうのです。

その結果、安全性が失われ
ユーザーの方にとても危険な思いをさせたり
それを指摘したにもかかわらず
その理由も理解できないことで
丸ごと交換という発想に至った挙句
3万とかいう意味不明な価格を逆に吹っかけて
「12万もする自転車だから買い換えるよりいい」
と思わせて丸儲けするわけです。


もし仮にそうだったとしても
果たしてその交換したものですら
きちんとついているかは疑問ですよね。

そのお店で売ってる自転車ですら
まともに整備できているのか疑問になりますね。


こういうお店が蔓延している事実を
ユーザーの方々は、理解しておく必要があるのです。

私は断言しますが、少なくともそういうお店は
決して”自転車屋さん”ではありませんので。
posted by シンワ店長 at 12:00| 修理

2016年11月01日

ぶつけすぎ



ここ一週間で交換したフロントフォークです。

フォーク交換は一ヶ月で4本でも多いほうです
一週間で4本というのは、かなり異常なことです。

しかも恐ろしいのは、自覚があって(事故にあって)
持ってきた方がこのうち一人だけだった
ことです。

他の3本は、別の修理に来られたり
何かおかしい気がするということでお店に着たら
フォークが曲がっていることが発覚しました。

そして、話を聞いていくと
だいぶ前に転んだりぶつけたりした
という自覚があったにも関わらず
皆さんそのまま乗っていました。


多くの方が認識が甘いと思うのですが
自転車で、何かにぶつかったときは
立派な交通事故なんです。
単独であろうと、壁でも電柱でも木でも
それは立派な交通事故なんです。


しかも正面衝突した場合は
ほぼ100%フロントフォークか前輪が曲がります。
ぶつかっているのですから、物理的に変化がないはずがありません。

走れるからそのまま乗ってしまう方がほとんどですが
それは事故車であり、整備不良車であり、道路交通法違反です。


転んだ時でも、同じようなことが起こる可能性があります。
むしろ自転車は横からの衝撃の方が弱いのです。

ぶつかったり、激しく転んだ時は
必ずどこかしらおかしくなるはずなので
そのまま乗ることが一番危険です。

なるべく早めに、お店に点検に持って行きましょう。

1万円くらいかかるかもしれませんが
あなたの命の重さと比べたら
たいしたことはない金額です。
posted by シンワ店長 at 00:00| 修理

2016年10月30日

テープで止めないで

よく、パーツが外れたのに
テープで止めてそのまま乗っている人がいます。



お店に持ってくる間だけ引っ張ってくる間だけ
応急で、絡んだりするのを防ぐためならいいのですが
このまま乗っている人が結構いるので
恐ろしくて目を疑うことがよくあります。



折れてますから。

パーツが折れるということはどういうことなのか
よく考えてから乗ってほしいものです。


たとえばこのケースだと
前輪のカゴ足が折れたわけですが
折れたということは支えが効きません。
反対側だけで支えている状況ですから
確実に反対側も折れてしまいます。




このように、ネジ止めする部分だけ薄くなっていますから
ここに負荷がかかって、折れてしまいます。

しかも前輪のパーツが外れることは
命の危険に関わる大問題なのです。


前輪にロックがかかると
自転車が180度回転してしまう可能性があり
搭乗者は数メートル前に飛んでいきます。


想像してみてください。

下り坂でスピードが出ているときにそうなったら。

まるでスキーのジャンプになります。
K点超えも夢ではありませんね。

・・私は超えたくありませんが。


さて、もうひとつ、頭に入れてほしいことがあります。
それは、このパーツ、鉄のパーツが
いきなり折れるはずがないということです。

必ず原因があります。



カゴです。

カゴを支えているパーツが折れるということで
原因は大体その本体であるカゴにあります。

ネジの周りの部分が底抜けになってしまっていますね。
下から見てみましょう。



完全に外れて浮いています。

この状態では荷物を載せなくても
カゴがガタガタと余計に揺れることになりますから
当然、先の写真でわかるように
一番薄い部分が左右に動かされれば
簡単に折れてしまいますね。

カゴが壊れているのに平気で乗っている人をよく見ますが
私には自殺行為にしか見えないんです。

たかだがカゴくらいとか思ってるんでしょうが
たかだかカゴくらいで大怪我したらただの馬鹿ですね。

いらないパーツなんてひとつもありません。
「たかだかカゴのたかだかネジひとつ外れたくらい」
そういう気持ちで乗っている人が
このように足が折れてもさらにテープで止めて
街中を乗り回しているんですよ。
恐ろしいですね。事故なんて減るわけありません。

家の柱が折れて、テープで止める人がいますかね?
車のサスペンションが折れて、テープで止める人がいますかね?


直るはずないんですよ。

テープで止めて直るなら
パーツは全部テープで止めて
くっつけているはずです。


それなら自転車屋さんなんて要らないです。

異常を異常だと思わない
その思考が異常だと気づいてください。


特別難しくない、子供でもわかる簡単な話なんです。
常識的に、考えてもらいたいものです。


修理完了
posted by シンワ店長 at 13:59| 修理

2016年10月17日

大体、出来てない

最近はインターネットの普及などもあって
自分で調べて自分で直そうとする片が増えていますが
ほとんどの方が、出来ていないと私は思います。

これは別に
「お店に来てください」「お店にお金を落としてください」
って言うわけではなく、逆に出来なくて余計にお金がかかって
時間も汚した手もすべて無駄になる方が沢山居る
ので
「お店に来たほうが早いし安いですよ」
という意味をこめて、お伝えしております。

自分でいじりたい理由はわかります
そのほうが安いから。
大体そう思ってみんな自分でやるんですが
元に戻せていない、戻せても締め付けが甘すぎ
こういうケースが大半です。

特に締め付けが甘い自転車は
走行中に崩壊する可能性もありとても危険です。


インターネットの情報をアテにする程度の方は
そもそもやってはいけません。
目で見た情報だけでは、修理は出来ないからです。

インターネットで寿司の握り方を見て
おいしい寿司が握れると思いますか?
そのくらいの差があります。
見た目が同じでも、中身は全く違います。

そして一番危険なのは、
自分でやろうとする方の考え方
だと私は思っています。
そういう方の「出来る」というのは
ちゃんと出来上がることと比べると本当に
子供の遊び程度のレベルですから
特に自転車という、生身で乗り
公道を走る乗り物としてそれをやられたら
無法地帯になってしまいます。

多少おかしくても、安いし乗れるから

みたいな考えで乗っている人が事故を起こします
不特定多数の人に迷惑をかける可能性があるわけで
そもそも完全に整備不良として違法であるのですが
常時無差別殺傷未遂を
起こしているようなものです。


そういう自覚がない人が多いんですね。
それは、自分でいじる方が壊して持ってきた際に
なぜ危険なのかを説くのですが
「でも」とか「それは」とかいう言葉が先に返ってきて
決して自分の非を認めようとしない方が多い
からです。
こういう方が、一番たちが悪いです。

説明してても「伝わってないな」とか
「ダメだこの人、話が通じてない」と感じるんです。

なので、ここでこう書いても
そういう人はやってしまうんでしょうから
意味がないのかもしれませんが・・

とにかく、自分でやろうと思わないでください。
そういう人が周りに居たら
危険だということを伝えてもらいたいです。

日曜日にご主人が直したという自転車がおかしくて
月曜日にこっそり奥様が持ち込まれるケースは
決して少なくないのです。


出来ることなら全部タダで直してあげられたら
それが一番だと思いますが、私も仕事でやっていますから
生活のために、相場程度の料金はどうしても頂く事になります。
それは仕方のないことなんです。

だからこそ、まとめて出来る作業のときは
工賃としての料金を重ねずに安くひとつにまとめていますし
大きな修理の際には、パーツ単位で割引をしています。
(最近はあさひやサイクルスポット、ヨーカドー等
全ての修理に工賃を二重三重に乗せて
高額請求するお店が増えていますね。)


でも修理って、値段じゃないんですよ。
手を抜いて、安くするって思うことは
自分の命を、家族の命を
安く済ませようと思っているのと同じです。


周りの方のためにも
自分で修理は、やらないでほしいです。
posted by シンワ店長 at 11:52| 修理

2016年09月08日

お金がほしくてたまらない

本日来店されたお客様の自転車が
スプレー油まみれになっていたので
お話を伺ったところ

サイクルスポットでやってもらって
店員に自分でもできるよ、といわれて
自分でスプレーをかけていた
そうです。

このブログ記事にも書いていますが
4月からとんでもない二次修理が多発している
サイクルスポット武蔵小金井店ですが
やはり以前と比べると別の店舗になったのかと思うくらい
目を、耳を疑うような事が起こっています。

自分でぶっ壊しておいて3万円とか吹っかけるのが
サイクルスポット武蔵小金井店です(事実です)


ある意味ヨーカドーのほうがマシなくらいです。

こんな無茶苦茶なことをやって
お金をもらえるんですから
私たち個人店がなめられるのも解ります。

でもねぇ

腕もねぇド素人と
個人店を比較されても困るんですよ。


子供の砂場遊びと
札幌雪祭りくらい違いますよ。笑


たとえば購入時にお店でやってる保険に入ったのに
点検で持っていってもちっともまけてくれないって。

当たり前ですよ

来たお客さんからお金をふんだくるための保険ですから。
難癖つけて「これは対象外です」って言えばいいだけです。
そもそも修理に来るなんて思ってないかもしれない。
そもそもその点検する人間ですら素人レベルですから。

自転車が売れたら自動的に
2,000〜3,000円儲かるシステムと思ってください


いい商売でしょ?

最近だとドンキホーテもやりだしましたね。
広告が入っていましたよ。手口は同じです。

お客さんにお金を払わせるのが素人の量販店です。
お客さんの負担(お金)を
最大限に減らすのがまともなお店です。

安易なエサに騙されて、尻尾を振ってついていき
簡単にお金を払ってカモられているのは
残念ながら「自転車なんて」と思ってる
無知なユーザーの方々です。

信じなくても構いません。
解らない人は、一生騙され続けてください。
私には何のデメリットもありませんから。
posted by シンワ店長 at 19:52| 修理

2016年09月06日

恐ろしい

自転車を購入いただいた際に、乗っていた自転車を廃車で
お預かりすることがありますが
この廃車は手作業である程度バラして
最終的には業者さんに持っていってもらいます。

当店はお店のスペースも大きくないので
ハンドルを曲げて、かごやペダルを取って
回収の日まで保管しておくのですが
たまにこれらのパーツが外れなかったり
動かなくなるものがあって厄介です。

よく触れますが、組み立て時に
グリスアップをしていなかったり
安い自転車でネジがさびさびになるものを使っていると
パーツを外す時に、とても厄介です。


ハンドルのポストが動かなくなって
曲がらないのが一番厄介なのですが
廃車ということもあり、自転車を倒して
ハンドルと前輪に乗っかって
強引に曲げることはよくあります。


私事ですが、とても小柄なタイプなので
体重は50キロもないので、なかなか大変なのですが
先日、そんな私が乗っかったところ
とてつもないことが起こりました

s160905a.JPG

フォークが曲がりました・・

s160905b.JPG

s160905c.JPG

確かに強引にはやっていますが
過去一度も、こんなことはありませんでした。
自慢じゃないですが力はないほうですので。笑

この自転車にはBAAマークがないため
フレーム強度の問題だったんじゃないかと思います。

フォークの修理の話はここでよく書きますが
車体より弱く作ってあり、衝撃吸収するために
車体より曲がるように作られている
のは事実ですが
この程度でこんなに曲がるのは驚きました。

やはり、安い自転車というのは
目に見えない部分で危険性があるんだなと
改めて実感した瞬間
でした。

ホームセンターや量販店の安物自転車なんて
ほとんどこんな感じなんでしょうね。
posted by シンワ店長 at 12:10| 修理

2016年09月04日

いつものヨーカドー

先日、持ち込まれた自転車の
調子が悪いということでお話を伺うと
ネットで購入して調子が悪いので
ヨーカドーで見てもらったら余計ひどくなった


ということでした。笑

・・いや、申し訳ないですが、笑うしかないです。

そりゃそうだ

素人が組み立てたものがおかしいから
素人がやってるお店に持っていくんですもん。
そりゃおかしくなるに決まっています。


調整してもらったのにタイヤが曲がってついていて
ブレーキは片効きしたままで
調整してもらった後のほうが自転車が重い


なんて、どんだけ素人なんだよっていう話です。
そんなクソみたいな仕事で、幾らもらったんでしょうね

「やらないほうがマシだった」なんて、とんだヤブ医者です。

お客さんが無知なのは仕方がないです。
こうやって覚えてもらえばいいんです。
お金払って、勉強になったと思えばいいんです。

問題なのは、いい加減な仕事をする販売店です。

まともに組み立てもできないのに通販で送りつけて
儲かって毎度あり。

まともな修理もできないのに、難癖つけて預かって
お金もらって毎度あり。



こういうお店のせいで泣いているユーザーが沢山います。
もちろん、何度も書きますが
見極められないユーザーにも問題はあります。

ホームセンターや量販店
デパートや電気店は
自転車屋さんじゃないでしょう?


わかりますよね?

プロがいると思いますか?
貴方の自転車ために親身になってくれると思いますか?
次行った時に同じ人がいると思いますか?


そんなわけ、ないじゃないですか。
売ってさよならはい終わりですよ。
貴方のお財布には興味があっても
貴方自身や売ってる商品には何の興味もないですよ。


それが大型店です。
もっと言えば、それが資本主義ですから


まあ、とりあえず

いい加減にしろよヨドバシ&ヨーカドー
posted by シンワ店長 at 18:22| 修理

2016年09月02日

チェーンの油

少しお久しぶりです。

冬場と比べると、夏場は皆様やはり
移動手段として自転車を活用されるので
修理の件数は増える時期でもあります。

修理というものは相変わらず様々なパターンがあり
実際、やっていて面白いのですが
「何故、こんなにまでしてしまうんだろう・・」
と思うものは少なくありません。

そういう中でも、この時期気をつけたいのが油切れです。

梅雨の時期から台風の時期へと移り変わり
雨が非常に多いのが夏場の特徴ですが
自転車における雨のダメージはかなり大きいです。

外面的なさびはさほど影響はありませんが
内部的な部分に水が入ると
あっという間に自転車は壊れてしまいます。


皆様が一番思い当たるのはチェーンだと思います。

s160902a.JPG

タイヤ交換などをする際に、このような状況をよく見かけます。

こいでいる時に、小鳥がさえずるような音が聞こえたら
チェーンの油が切れてきているサイン
です。
ガリガリいうほど使う方は末期ですね。
そこまで乗る人は最悪です。
道具の使い方を理解していない証拠です。

s160902b.JPG

これは交換したチェーンです。
以前にも同じようなケースをご紹介しましたが
油が切れたまま無理にこぎ続けた結果
チェーンがまっすぐに戻らなくなってしまいました。

s160902c.JPG

ピンと張っても、こんなに凸凹になっています
こうなってしまうとギヤにはまらなくなりますので
当然外れたり、乗っていてもギヤが落ちたりと
まともに走れなくなりますね。

油さえさしておけば、何もなく乗れていたのに。
チェーン交換って意外と高いんですよ。

残念ながら今年はこの手の修理が異常に多いです。

安物自転車が横行して、モノを大事にしなくなった結果
安いだろうといい加減に使って結局お金がかかるという
本末転倒になっていることに気づけない人は多いです。


こうならない為にも、定期的に
メンテナンスをすることをお奨めします。
もちろん無知な人が自分でやろうとすると
大惨事を招くので、お店でやってもらってくださいね。
posted by シンワ店長 at 14:38| 修理

2016年07月31日

致命傷に繋がるほどの愚行

安い自転車と高い自転車、一体何が違うの?
と思われる方も多いですが
高い自転車で同じ製品でも
売っているお店によって差がある

ということをご存知でしょうか?

それは、組み立てをしっかり行っているかどうか
この差は、例えば安い自転車をしっかり組み立てたものと
メーカーの高い自転車をいい加減に組み立てたもの
その立場が逆転するほどの差が出ます。

品質の良さも大切ですが
安全性や長く乗ることを重視するならば
何より出来(組み立て)の良さも
しっかり見ていかないといけません。

要するに整備の力量ですね。

昨今では、自転車をお店で組み立てていることを
知らない方が多いのですが
最近では、例えばこういう動画がありますので
どんな感じなのかは、文字で書くより解りやすいとは思います。

https://youtu.be/V_DYPQowREY

これを見て「凄いね」「しっかりしてるね」という意見は
素人なら誰でも思うことだと思います。

しかしプロの目から見ると
なんじゃこりゃ?というレベル。


よくもまぁ、全世界配信で
こんなのを出して恥ずかしくないなと思います。
コメント欄にもツッコミがありますが
私ならこういうお店では買いたくないですね。

指摘されている部分は地味ですが結構重要なポイントで
特に、ハンドルポストのグリスアップは
後になって泣くことになる可能性も出る
のです。

たまたま、最近あった事例があるのでご紹介します。

ブリヂストンの、40,000円近い自転車ですが
衝突してしまったという事で
フロントフォークを交換するというものでした。

フォーク交換は7,000円近くしますので高いですが
元々、しっかりした良い自転車ですから
突発的な事故で廃車にならないだけ良かったと思えます。

フォークを変えるためには、ハンドルバーを外さなければ出来ません
そこで問題になるのが、グリスアップをしていたかどうかです。

s160731.JPG

このグリスアップを怠っているとどうなるか。

組み立ての際に、実際フォーク交換なんて
いつやるのか予測なんて出来ませんね。
そもそも事故にあわなければ交換など起きません。
ただ、ここを開ける修理は10年くらい乗った時に
ベアリングのオーバーホールで必ずやってきます。


つまり、10年間、全く手をつけない場所と言ってもいいんです。
グリスアップをしないで10年経ったら
どうなるか・・・解りますよね?


動きません。
全く動きません。
お手上げです。


今回の事例は、フォークを変えるだけだったんです。
しかし、その手前の作業で断念せざるを得ませんでした。

廃車です。

40,000円する自転車を7,000円で直せたはずなのに
最初にグリスアップをしていなかったせいで
手の施しようが無く、廃車になるんです。

グリスアップがどれ程重要か、お解かり頂けたでしょうか?
こういう事は、量販店では日常茶飯事なのは勿論の事
(子供車のサドルが上がらないとかね・・)
動画にあるように、個人店でも普通にあるということです。

ちなみに付け加えると、動画の中では
車輪を取り付ける際にも
ハブナットを入れる前に油を入れてません
から
外す時に苦労する可能性もあります。
こういうお店があるから困ります。

修理を重要視しなくてはいけないものなのに
組み立て時から気を使えないお店はダメだと思います。

「販売する自転車=修理に持ってくる可能性が高い」
というのは個人のお店では当たり前に理解している事です。

大型店やデパート、量販店は「販売したらサヨウナラ」ですから
そんなことを一切考えていない可能性も高いです。
更に、そういう気持ちなのに下手に修理に手を出すので
とてつもない不の連鎖を招いています。


お店に戻ってくるのであれば(勿論そうでなかったとしても)
組み立て時からその時を想定して、自分が困らないように
しっかりグリスアップをするのは当然の事。
修理の際にだって、また戻って来て直す時の為に
しっかり注油をしてお渡しするのは、当然の事です。

基本がしっかり出来ていない人が、
応用を出来るはずがありませんよね?
組み立てがしっかり出来ないお店が
修理をしっかりやるはずがありません。


普段からそういう事を考えて仕事をしていなければ
どんどん怠慢になって、ただ組み立てるだけの”作業”と化し
クオリティはどんどん下がっていく
のです。
勿論、修理に関しても同じです。

ちなみに私が普段から、ダメな修理をボロクソに書くのは
他店を陥れたい訳でも、自分に腕があると言いたい訳でもなく
単純に、自分がそうならない為の戒めです。


だって、これだけ言ってる奴が下手な修理をやっていたら

「お前あれだけ書いてて何やってんの?」

って言われますよ。

それこそ只のアホじゃないですか。笑

考えていない人と考えている人の差は、
想像以上に大きいんですよ。

さて、今回ご紹介した自転車は
2008年製造ですので、まだ10年乗っていなかったのです。
市内のある個人店で販売されたものだったので
個人的に怒りを覚えたのと、非常にがっかりしました。

無責任に仕事をするのは、一番ダメですね。
posted by シンワ店長 at 12:13| 修理

2016年07月28日

最近増えてます・・

s160728b.JPG

子乗せ自転車のハンドル交換。

車重が重いため、転倒などでハンドルが押し付けられて
曲がってしまうケースが増えています。

しかし、実は半分くらいのケースの原因は
ご主人の酔っ払い運転だったりします。

自転車でも飲酒運転は違法行為ですからね。
しっかり違反切符を切られますので、ご注意を。
posted by シンワ店長 at 17:48| 修理

2016年07月26日

またヨーカドー

パンク修理に来られたお客さんのタイヤをあけると
チューブが内側から裂けていました。

チューブが内部で裂ける場合
原因の大半はリムバンド(リムテープ)ですが
開けてみてびっくりしたのがこちら・・

s160726a.JPG

謎の二重巻き。

ゴム製のリムバンドの上に
何故かリムテープを巻いてありました。

s160726b.JPG

車体はブリヂストンのbikkeだったので
こんなことは本来ありえない為
お客さんに聞いたところ、ヨーカドーで何度も修理していて
今年に入って3回くらいパンクしている
との事でした。

ちなみにお客さんは、信用できなくなり
当店に修理に持ってきた
ともお話下さいました。
半年で3回もパンクなんて尋常じゃないので
そりゃ、不信感も出ますよね・・

さて、原因としてはやはり、テープです。
特に細いタイヤのスポーツ車などでよくあるのですが
リムテープがしっかり巻かれて(くっついて)いなかったり
極度に劣化していると、めくれあがってしまい
チューブが膨らむ際に挟み込んでしまいます。

今回はゴムの上にテープを無理やり巻いたことで
接着面がしっかりくっつかなかったことが原因
です。

s160726c.JPG

簡単に剥がれました。

それにしても、素人作業過ぎます。
そもそもテープを巻く理由がわかりません。

巻くなら、下のバンドが剥がれて交換したとか
ニップルがはみ出すならもっと太く巻くなど
方法はあるはずですが、何の問題もないものに
壊れるようなものを付け足すという
最悪の行為
を行ってしまっています。

こんないい加減な事をやって
お金を頂けるんですからご立派ですね。
posted by シンワ店長 at 18:24| 修理

2016年06月28日

典型的

私が思う、最も自転車を壊す方法とは

@空気を入れないこと


A無駄に油をかけまくること


残念ながらこの両者は共存率が高く
空気を入れない人に限ってやたら油をかけたがります。

いや、やたら油をかけたがるの人ほど
空気は入れていない・・・?

いずれにせよ結果は同じですね。

勿論、上の写真は同じ自転車です。
posted by シンワ店長 at 11:46| 修理

2016年06月20日

あさひのバカ丸出し!

はい!早速きましたよー

サイクルベースあさひ 小金井店
が、いかに知識や技術がないかと言う証拠!

ブリヂストンから2008年頃販売されていた
マリポーサという自転車があります。

こちらの自転車は、現行で言うと
グリーンラベルの前身の
リラクシーバイクが出来る元となった自転車ですが
現在のマークローザなどと同じような
ちょっと変わったパターンのタイヤを履いています。

お客さんはあさひに行ってタイヤを換えてもらおうとしたところ
「このサイズは特殊だから普通のを入れると回らなくなる」
と説明されたそうで、純正がないからということで
当店の方へ持ち込まれました。

ちなみに当店で購入されてる自転車なんですけどね!

まあ、いいです。浮気には慣れてます。
だって浮気してもまた戻ってくるから。
大型店が無茶苦茶な仕事をしてくれるお陰で。笑

さて問題は上記の、タイヤのサイズの問題です。
確かにパターンが特殊なので
純正を入れた方が格好がいいし
元に戻るのは間違いないですが
別に普通のタイヤを入れたからって
何も問題はないのです。




26x1-3/8 インチ。
普通のサイズですね。

先日、新しく出来たばかりのこの
サイクルベースあさひ小金井店に
行ってきたという方がいましたが

「高校生アルバイト募集って
 書いてあったわよ。笑」


と仰ってました。

まぁそんなもんですよ。
ヨーカドーなんかもそうですが所詮はバイト。
ファミレスの店員みたいなもんです。
料理してませんから。

でもファミレスでチンしただけのものは食べられますが
高校生のバイトが直した
自転車に乗りたいですか?

しかもプロがやったのと同じお金を払って。

当たり前ですが、資格も持ってませんから。
だからこんな初歩的なことも解らない。
むしろ資格を持ってる人間がこれを解らなかったら
モグリか何かじゃないですか?

普通に考えられないことですからね。

今回は当店にもたまたま在庫がなかったので
(通常は26-27インチは1セット持っています)
お客さんと相談して普通のパターンのタイヤにしてもらいました。

ただ個人的な考えとしては
マリポーサのベルトシステムは普通のと少し違うので
下手にいじられて壊される可能性があったので
素直にこちらに持ってきて正解だったと思います。
ヨーカドーなんかでも以前ありました
間違いなくこのタイプは、壊されるので。

無知すぎるんですね。
知識のない人間がやる修理は破壊です。
何が怖いって、出来てると思ってるからタチが悪いんです。
ミスしたことにも気づかないからまた繰り返す。
お客さんも文句を言いに行かないから
(買うときばっかり遠くで買うのにねぇ・・)
のうのうと同じことを繰り返していられるんです。

ハッキリ言って、被害者が集まって訴えれば
先日の舛添都知事くらいの騒ぎにはなると思いますけどね。
全国427店舗もあるらしいですから被害者の数は相当ですね。
週刊誌なんかは面白がって食いつきますよ♪
全国の「パンク修理剤」被害者の方々、
やってみたらどうですかね?


しかしオープンしてまだ一週間ちょっとなのに
もうこんな事例が舞い込んでくるとは

さすがサイクルベースあさひ!!!

素人集団&悪徳商売で有名ですからね。
皆さんが被害に合いません事を願っております。
posted by シンワ店長 at 18:56| 修理

2016年06月18日

子供の命は5,000円以下ですか

修理をしている時にこんなものを発見しました。



何でしょう?

キャリヤ(荷台)の溶接が外れたものを
強引に止めてあるんです。



↑浮いてますね。

子供乗せをつけている自転車です。
これの上に子供を乗せているわけですが
溶接が外れたのに強引に使っているんですね。

メーカーのものですが、交換しても
5,000円くらいで新しいものが付く
のですが
人間というのは時に恐ろしいですね。

子供の命より、5,000円を払うのが嫌で
何とかテキトウにごまかしてみようっていう
頭の方が先に来てしまうのでしょう。


なんて思っていたらまた本日・・



ナニコレ(゜_゜)

流行ってるの?

どこかの店でやってるの?
・・ほぼ同じパーツなんですが。

これ、もしお店でやってるとしたら大問題ですよ。
応急処置ならまだしも
これで子供を乗せてるわけですから。
これでOKと思う人の気持ちも解りません。

親としてどうなんですかね・・。

ちなみにもっと凄いのがありました。



もうビックリ過ぎて言葉が出ませんでした。
キャリヤを支える付け根の取り付け部のネジが折れて
なんと針金1本で止めてありました。

子供の命を支えているのが
手で曲がるほどの針金一つです。


恐ろしすぎます。
よく無事でいたと思います。

どういう神経をしているのでしょう・・
壊したのは仕方ないにしても
そんな状態で乗れないなら買い換えなくてはいけません。
自転車なんて買い換えても高くたって5万くらいです。
勿論、そんなに高いものを買わずとも
子供を乗せることは出来ます。

子供の命はそんなに安いんですか?


私は子供を大切にしない親が一番嫌いです。
(大切にしすぎる親も嫌いですが)
子供の命を蔑ろにする社会はクズだと思うからです。

「大切じゃないわけ無い」なんて言うかもしれませんが
じゃあこの上の写真を見て大切にしているように思えますか?
少なくとも私には思えません。

次の世代を担う若い命を軽く見るような社会は
いつか崩壊すると思っています。
残念ながら現にそうなっていますが。

前後子乗せ自転車という定義が出来たのは
親御さんが無茶苦茶な乗り方をしていたからです。
前の世代の親御さんがいい加減だったために
次の世代の親御さんは自転車を買うのに苦労したはずです。
その世代の親御さんが、また無茶をしているので
どんどん規制が厳しくなっているのが、現状です。

せめて子供を乗せる自転車くらい
しっかり整備した上で乗ってくださいよ。

命を落としてからじゃ遅いんですよ。
posted by シンワ店長 at 18:26| 修理