2018年12月10日

チェーンを放置すると大修理になる

皆さんご存知の通り、自転車は脚でこぐ乗り物です。
よって、最も負担がかかるのはペダルの軸がある
ボトムブラケットの部分で、自転車の心臓部とも言われます。

ボトムブラケット内にある、ペダルの軸である
クランクシャフトがガタついた状態で乗ってしまうと
最悪、内部のネジ山を破壊して
廃車になる可能性もあります。


長距離を乗った自転車や、ギヤなしの自転車、
坂を多く昇ったりして負荷のかかる状況で
使い続けた自転車は、他の自転車よりも早く痛みが出ます。

また、チェーンをたるませたまま乗る事も
大きな影響が出ます。




どちらかというと、昨今は
この影響での破損の方が大きいかもしれません。

チェーンなんて外れるまで乗れる
とか、思っていませんか?


チェーンがたるんだまま乗ってしまうと
チェーンが暴れて帰ってきますので
ペダルを回転させる軸に余計な力が加わり
がたつきを増幅させていきます。




本来1ミリも動かない場所です。



これだけ動くともう調整ではどうにもなりません。
内部のベアリングやリテーナー、軸に至るまで
傷が入っていますから丸ごと交換しないといけなくなります。

要するに内部一式交換というオーバーホールです。
5,000円近い金額がかかります。

昨今は、この手の修理をできないお店が
増えている
という事で非情に残念に思います。
当たり前ですが量販店はこの修理が出来ません。
100%買い替えを薦められます。

本当は直せる部分ですが、直せる技術がないから
知らない人には余計な情報を伝えなければいいだけで
即ち直らないという事だけが事実になりますからね。


まあぶっちゃけると
これが出来ないで何が自転車屋だ
という話ですね。

ちなみに、ここまでガタが出ていると
当然外側のパーツも押し出されて
ネジが緩んだ状況で乗ることになります。



浮き出てきているネジの内側の薄いプレートは
チェーンカバーを支えているパーツです。
当然チェーンカバーにもがたつきが出て
ネジが外れてしまっていました。


以前、走行中にチェーンカバーが外れて
チェーンカバーが勝手に回転し始め
ふくらはぎを切った
というお話を聞きました。
女性の方で、数針縫ったそうです。

チェーンがたるんでいる時のガチャガチャ音や
チェーンカバーがガタついた音や
ペダルに足を乗せた時のがたつき、
更には、自転車を操作しようと動かした時の
ガタガタした感じは確実にあったはずです。


少し前の記事でも書きましたが、
ほったらかしているとどんどん状況が悪くなり
最悪大きな事故やけがにつながります。
そうならなくても、確実に大きな出費につながります。

日頃のメンテナンスをお忘れなく。
posted by シンワ店長 at 15:00| 修理

2018年12月06日

あさひの仕業

先日、朝イチで修理依頼の電話が鳴りました。

後輪がロックして動かなくなったとのお話だったので
何かの修理で後輪を外した際に、ネジを締め忘れて
ブレーキが一回転してしまった可能性があるかも?
と思っていたところ、見事に予想が的中しました。


<90度下を向いたローラーブレーキ>

これは車体右側面からの写真ですが
本来、車体前側に向いているはずの
先端(黒いパーツ全部)が
真下に来てしまっています。




案の定、ネジがどこかに吹っ飛んで消えていました。
このネジが無いと、ブレーキをかけた際に車輪とともに
ブレーキが一回転してワイヤーごと巻き付いたりして
後輪がロックされてしまうのです。

このような事態はとても恥ずかしいことで
それ以前にやってはいけない重大なミス
ユーザーの方が怪我をしなかったのが幸いというくらい。

初歩的なミスですが
重大なミスです。


お話を聞いたところ、8月頃に内装ギヤに異常があり
メーカー保証として修理をしたそうですが
メーカーからサイクルベースあさひ
を紹介されて直したそうです。


私が推奨する点検は最低3か月ですが
8月だと3か月以内の修理なので
相当な事が無ければユーザー側の過失は考えられません。

もうこれは間違いないですね。
あさひの仕業です。

ブレーキ自体が変形してしまって使えないので
新しいものに交換になりましたが・・



内部のボルトが逆さまに入ってました。
ありえないですね。
ブレーキと噛み合わなくなるので
普通に作業していれば気づくはずですが
そんな事も、どうでもいいんでしょうね。

流石のサイクルベースあさひ!



交換前と交換後のパーツの違いです。
それなりの厚みのある金属ですから
ここまで曲がる力というのは相当です。

それもそのはず、30キロ近い電動自転車に
人が乗って、時速15キロほどで走っているときに
止まるだけの力ですからね。

本当に怪我がなくてよかったです。

ちなみにこの自転車、別の場所のネジも
中途半端になっていました。




これが量販店の技術です

大型店は、売る事しか考えていないからこうなるんです。
技術力はゼロ。素人と同じレベルです。
売った後のことなんてどうでもいいんです。
金さえ入ればいいんです。

こんなド素人レベルの作業をしておきながら
一丁前に工賃まで取ったそうで
メーカー保証で直したのに工賃を取るとか
とんでもないボッタクリですね!信じられません。

勿論、どこぞのサイクルベースあさひではなく
サイクルベースあさひ小金井店ですよ。


(C)Google LLC

サイクルスポット武蔵小金井店だけではありません。
代表的なパンク修理剤詐欺に始まり
サイクルベースあさひは昔から悪名高く
私の中では修理の下手さでは上位ランクに入ります。
過去の記事にも何度も登場していますが
数々の自転車を破壊してきた歴史があります。

新車でも不具合が起きるのはどういう事なのか。
組み立てができない技術力だからです。

不具合が起きた時に対応が遅いのはなぜなのか。
技術がないから時間がかかるのです。

修理をしたのに直らなかったり
修理をしたら余計おかしくなるのはなぜなのか。
技術がないからです。

覚えておいてください

トラブルが起こるのは
技術がないお店だからです。
posted by シンワ店長 at 10:00| 修理

2018年12月04日

やってしまったね

自転車の修理は5割以上のものが
本来は壊れるはずのなかったもの
という持論があります。

多くの方が、壊れる前の異常に気づいていながら
そのまま放置して乗り続けた結果
大きな修理になってしまう
というのが現状です。

例えばこちら



全然まだ使えるタイヤなんですが・・



横が裂けてしまいました。
本来はこうなるはずがなかったのです。

原因は何でしょう。



ライトです。

何かのはずみで、ライトの位置がずれて
ローラーの角がタイヤに当たる状態になってしまい
そのまま放置して乗り続けたことで
見事にタイヤに穴をあけてしまった
わけですね。

ちなみにローラーがずれている状態で
ライトをつけると大きな異音がします。
このケースだと写真をご覧いただくと
わかるかもしれませんが
ローラーがリム(車輪)に多く当たっている為
相当な異音(金属同士がこすれ合う音)が
出ていたはずです。


どう考えても、放置して乗っている方がおかしいですね。
きっと通りすがりの周りの人たちは
危なそうな自転車が走ってるなと思っていた事でしょう。

駐輪所などで出し入れする際に当てられて
ライトが曲がることは結構ありますが
ライトを足で蹴ってつけるる人は
こうなる確率が相当上がります


ただ、ライトのネジ緩みや位置調整位なら
1分程度の作業で200円ほどで済む話ですが
タイヤ交換となると4,000円を超える金額
なので
勿体ないの一言しか出ません。



こういった乗り方をしている方の多くが
動かなくなるまで乗り倒し
大きな金額がかかることで乗り捨てて
新しいものに乗り換えたりする傾向が強い
のですが
よくよく考えてみてください。

200円で直るものを放置して
タイヤを壊した挙句
4,000円払うのが嫌で
10,000円以上出して
新しい自転車を買いますか?


普通の人の10倍、下手をすれば50倍以上の
お金がかかる自転車ライフを
一生繰り返す
のはどうかと思います。

大切なのは知る事。

異音は異常のサインです。お忘れなく!
posted by シンワ店長 at 15:52| 修理

2018年10月28日

パンク修理剤詐欺

最近また、サイクルベースあさひによる
パンク修理剤の被害者
が多くご来店されます。

このブログでも何度もご紹介している通り
サイクルベースあさひなどで主に行われている
購入時やタイヤ交換時にパンク修理剤を進めるのは
ほとんど詐欺に近い行為だと思ってください。


パンク修理材を入れてしまった事によって
内側から液体が出てきてしまうので
修理の為のパッチが貼れず
そのチューブはパンク修理が不可能となり
強制的にチューブ交換となります。


しかもパンク修理材を入れてもらうにあたって
店頭で片側1,000円ほど支払っているので
既にパンク修理をしたのと同じ金額が
最初からかかってしまっている
という
気づいていない方がかなり多い事に驚きます。

自転車はきちんと空気を入れていれば
殆どのパンクは防げる
といってもいいですし
そのような状態の場合、1本のタイヤで
2回もパンクすることは稀です。

仮に、もし2回パンクしても2回で2,000円程ですが
パンク修理剤が入っていると最初に1,000円払っているのに
チューブ交換で2,000円以上支払う羽目になります。


しかもここでおかしい点が一つ。

そもそも
どうしてパンクするんですかね!?


パンク修理剤が入っているのに
パンクして持ってきて
チューブ交換になる人が続出
しているのです。

おかしいですね?
パンク修理剤が入っているのに
普通にパンクする
んですよ(笑)

しかも殆どの場合、空気をあまり入れていないことが原因で
何かが刺さってくる方が少ないという現実。

購入時にきちんと説明をしてもらえず
空気を入れることを怠った結果
パンク修理剤を買わされた挙句、パンクするわけです。

完全に詐欺です
posted by シンワ店長 at 12:00| 修理

2018年10月25日

台無し



最近は残念ながら、このような状態の
電動アシスト自転車を多くみるようになりました。

長く使っているから古くなったという事ではありません。
ただのメンテナンス不足です。

自分以外の力が大きく加わっているものですから
きちんと整備されていなければ
連動して色々な場所にガタがきてしまいます。

注油をしていないのは最も危険で
駆動部を軒並み破壊してしまう事もあります。



駆動体の破壊+チェーン+スプロケット一式で
軽く5万近い金額になります


たかが油、されど油。

機械であるという認識がない方は
壊してしまった後に圧し掛かってくる金額に
途方に暮れる事でしょう。

今まで安い自転車をとっかえひっかえしていた方は
1万円で買ったものに5,000円もかけるなら
新しく買えばいいじゃないかという頭がありますが


10万円で買ったものに5万円の修理が嫌で
新車に10万円払いますか?
という選択を迫られるのです


ほったらかした分だけ正直に壊れます。

自業自得です。
posted by シンワ店長 at 14:28| 修理

2018年09月02日

通過儀礼?

中学生や高校生の男の子で
部活をやっている子に自転車を販売した時には
間違いなく1度はぶつけて持ってくることを覚悟します。

これは良い、悪いという事ではなく
もはや通過儀礼のようなものだと思っていて
1度は必ずみんな、ぶつけて持ってくるのですが
それを機に自転車の扱い方を覚えてもらえれば
いいのかな?という感じで私は修理をしています


やってしまったものは仕方がないし
こればっかりは経験しないとわからないことだと思います。



<修理前>


<修理後>

今回の修理の子も、思いっきりぶつけてしまっていて
「やっちまったねー」という感じでした。

ちなみにフロントフォークだけでなく車輪も曲がっているので
当然両方セットで交換になります
から
金額的にはかなりかかってしまいます。

親御さんとしては大ダメージでしょう。

ただ、本人に怪我が無かった事や
誰かに怪我をさせたりしていなかっただけ
まだよかったと思います。

かかった費用はもちろんの事
自転車が使えなかった不便さなども合わせて
乗っている本人が今後は
安全運転の自覚を持ってもらえると幸いです
posted by シンワ店長 at 14:21| 修理

2018年08月18日

サイクルスポットの新たな手法?

お盆休みも終わりまして
昨日より営業を再開しておりますが
相変わらずサイクルスポット武蔵小金井店
による被害が絶えません。


昨日・今日と立て続けに
後輪のハブナットの締め忘れ(ありえないです)で
車体を削ってしまうほどのダメージを残したものを見ました。


以前は後輪ローラーブレーキを締め忘れたせいで
車輪がガタガタになって持ってこられて
ギヤを破損(2万近い修理です)していたり
というケースが多発
していましたが
勿論、その締め忘れも合わせ技で
あろうことかハブナットを締めないという
トイレで用をたした後に流さないレベルのミス

二次修理になっています。

恐ろしい事ですが、この下手くそ修理は
今後しばらく続くと思われます。もはや素人ですね。

修正する為には、車輪を外さない組直しでも
3,000円くらいの工賃がかかります。


そもそもタイヤ交換はほとんどが工賃であり
その工賃は、ただ外してつけるだけではなく
オーバーホールと同じことをしますので
注油をしたり、位置ずれを戻したりと
修理前よりも状態が良くなる作業のはずです。

しかしサイクルスポット武蔵小金井店
良くなるどころか地雷を仕掛けて
油も指さず、組間違えを起こして
自転車の寿命を縮めたうえで
高い料金を請求する
というトンデモ自転車屋です。

ブリヂストンの子乗せアシスト車の
オリジナルのチェーンガードが
逆さまについていたのを見た時は流石に笑いました。

ありえないんですよ

修理をする人間に一番必要な観察力がセロなんです。
金さえもらえればどうでもいいんでしょうね。

第一、ハブナットを締め忘れるという事は
点検もろくにできないお店という事ですから
新車だってどいういう状態で売られてるか想像できます。


別に私は、当店に来てくださいというわけではありません。
修理は近いお店で直すのがベストだと常々書いています。
コーラーは何処で買ってもコーラであるべきです。
コンビニで160円で買おうが、スーパーで88円で買おうが
中身は同じコーラでなくてはいけません。


サイクルスポットでは、腐った偽物のコーラを
200円で販売してるのと同じです。
偽物である上に、後にお腹を壊して
更に治療費がかかるわけです。


この悪行、一体いつまで続けるつもりでしょうね?
posted by シンワ店長 at 13:46| 修理

2018年08月09日

意味不明

パンク修理をしようとしたら
中から何かが出てきました。





チューブを見ると、一度パンクを貼った痕跡がありますが
しっかり貼れているし、タイヤの方に
大きな傷があるわけでもなく
何故こんな大きなチューブの切れ端を
タイヤの中に忍ばせたのか、理解不能
です。

そもそもこういった、中敷きのようなことをするのは
大昔は実際にあったのですが、現代ではナンセンスで
タイヤ用のパッチなどもありますし
それほど大きなものを入れるのであれば
普通にタイヤ交換する方が最終的に安いです。


何故なら、今回のパンクは
これのせいでパンクしてるからです。


タイヤの中に異物があると、チューブを傷つけてパンクします。
膨らましたときに内部は高圧になっていますから
捻じれなどが起きて穴があ
のです。



しっかりと傷跡が残っていますね。

ちゃんとパンク修理ができているのに
まるで時限爆弾を仕掛けられたよう
気の毒としか思えませんでした。

余談ですがこの自転車



すっごくグレードの高い電動アシストなのに



安いふにゃふにゃのタイヤが入っていて残念過ぎます。

自転車に見合ったタイヤを見繕わないと
結局タイヤが傷むのが早くなったり
パンクしやすくなったりして
次のタイヤ交換が早まるだけ
なんです。

相手のことを考えて修理できないお店は3流ですね。
posted by シンワ店長 at 17:32| 修理

2018年08月03日

バック広げ機という災難

皆さんはご存じないかと思いますが
その昔、バック広げ機というものがありました。

どういうものかというと、後輪を外す際に
万力のような力でフレームを無理やり広げ
強引に車輪を取り出す機械
です。

正式な手順を踏まないので
作業時間はやや短くなるかもしれません

自転車自体に大きなダメージを残すことになり
最悪フレームが折れる危険性もある

まともなお店では絶対に使いません。

昨今では電動自転車などでは
バック広げ機は禁止されており
メーカーの方でも通知が出ている
のですが
厄介なことに、昔からやっているお店ほど
このバック広げ機を使っている事があります。

何故「厄介」と書いたかというと
私は常々、大型店や量販店等で修理をすることを進めておらず
おかしくなって二次修理に持ってくる可能性が
高いのは大体そういうお店だとここでもお伝えしています。
ですから、地元の個人店などに行くことが一番で
本当のプロはそこにしかいないんだとお伝えしているから
です。

そういうお店でバック広げ機を使われてしまったら・・・
もうお手上げです。

確かに後輪は外す際に色々と手間がかかるのは事実ですが
逆に言えば手順を追って分解、組み立てるという
所謂オーバーホールができるため
後輪タイヤを交換する時にはかなり動きがよくなるはず
です。

しかしバック広げ機を使ってしまうと
そのような部分も無視してしまうので
状態が悪かったまま戻されてしまうわけです。

・・いや、それ以上悪くなります。
一度広がったフレームは二度と戻りませんから。

少し前に、バック広げ機を使っていたと思われる話を
お客さんから聞いたのですが
その自転車は大きく後ろのフレームが変形してしまっていて
更にチェーンの調整が無茶苦茶でしたが
「チェーンを外すのが大変だから」みたいなことを
そのお店の人が言っていたそうです。

チェーンを外すことが大変なんていうお店は
絶対に技術がないお店だと思います。


「バック広げ機を使っている=技術がない」
という認識は実際にあります。

もしそのような修理のやり方をしていたら
こっそり他のお店に移った方がいいかもしれません。

特に電動アシスト自転車は
破損の可能性が高いので要注意です。
posted by シンワ店長 at 12:00| 修理

2018年08月02日

バレるから



こんな状態で仕事をしたと言えるのは素人レベルですね。

スポーク交換の際にきちんと処理をしていなかったので
ニップルがチューブに当たって
パンクする事をガードする為のリムバンドが
ずれて外たまま
入っていました。

リムの内側にある段差がそのまま
ゴムのバンドに痕跡として残っている事が
この状態でタイヤが入っていた証拠です。

こんな手抜き作業でパンクさせられたら目も当てられませんね。



更に、このいい加減な処理。

スポークを外してるのですから
確実に車輪を外してるわけで
であれば何故リムバンドを交換しないのか。
ケチるようなものではありません

しかし・・・

このように、プロが見たら呆れるような
素人作業を施してあるものをよく見ますが
どういうつもりで仕事をしてるのでしょうね?

これでお金がもらえるのですから羨ましい限りですね。
うちもこの手でいきましょうかね!?(笑)

いやいや、ありえないです。
ご安心ください。
posted by シンワ店長 at 13:26| 修理

2018年07月20日

大手術

フロントフォークの交換は
金額的にも大きな修理になりますが
場合によっては修理をする側も
なかなかの大手術となります。



このような子供乗せ電動アシスト自転車の場合です。
写真のように、まず前部チャイルドシートを外すのですが
パナソニックや丸石サイクルの場合はまだいい方です。
着脱が簡単なので、ここまでにそれ程の手間はかかりません。

ブリヂストンの場合は最悪です。
本当に、外すのに一苦労します。
申し訳ありませんが、金額が変わってきます。
こういうところでメーカーの差が出るんですよね。
ブリヂストンの開発者は一回自分で
他のメーカーの組み立てをやってほしいですね。


さて、基本的にここからは一般車と同じ作業になるのですが
何ぶんハンドルが大きいので結構扱いが大変です。



ここからフロントフォークを外すわけですが
フロントフォークに付いてるパーツ
タイヤ、ブレーキ、泥除けも外しますし
勿論ライトや反射板などもすべて取り外す作業になります。

電動アシストの場合は配線が結構ややこく
メーカーや同じ車体でも販売時期によって
少しずつ異なっているので色々と面倒です。。




外したフォーク(右)と新しいフォーク(左)。
右の方がS字に湾曲してるのが解りますね。

フォークが曲がるほとんどの原因が正面衝突で
大体は単独で自分でぶつかっています。


結構多いんですけど、この方がそうというわけではありませんが
最近はお客さんからも、暴走ママについて
色々とお話を伺います。

子供を乗せているママさんたちの暴走っぷりは
かなりの人たちが、危ないという認識を持っています。


「ちょっとぶつけただけ」

とか軽く言う人がいますが、
車をちょっとぶつけたらディーラーに行きますよね?
自転車をそのまま乗り回すってそんな恐ろしいことを
まさかするわけないですよね・・って思いますが
おそらく8割くらいの方がそのまま乗り回します。

子供を乗せている自転車が曲がっているのに。

恐ろしいですね・・。

そんなわけで、今回はそうではありませんが
フォークが曲がったまま乗り続けるというのは
自分が危険である事は当然ながら
我が子を危険にさらす以外何もないです

お金がかかろうとも、ちゃんと直すべきですね。
ていうか直さないと
整備不良の違法運転ですから!



新しいフォークが付きました。

実はここからが一番大変な作業になるんですが
説明すると長いので、どっかに同じような記事があると思うので
興味がある方は探してください(笑)

これが出来なきゃ自転車屋さんは語れないですし
こんなこともできない人が
自転車修理とか笑わせないでほしいですね。


完成の写真はありませんが
問題なく組み立てが終わりました。
ここまで所要時間はざっと一時間くらいなのですが
間にお客さんが入ったりして他の作業もしますから
一人でやっているお店だと
大体3時間くらいはかかってしまいます。

タイヤ交換なんかは15分くらいでできるのですが
やっぱり立て込んでると1-2時間はかかってしまいます。

人数がいるのに一日預かるっていうお店は意味不明ですね。

それは人がいるだけで出来る人がいないって事です。
お店に「整備士がいます」なんて掲げてるくせに
直せる人がいません
なんて言うところは
完全に矛盾してるじゃないですか!


そんなお店で直しちゃダメですよ(笑)

という事で修理が終わり
ようやく安心して乗ることができますね。

実は当店ではパンク修理などに持ってくる方の
大体1割くらいの方がフォークが曲がっています。

特に学生さんや、若い方の場合、かなりの確率になります。
あと中年男性もかなり高い確率で曲がってます。


運転が荒い人はほぼ曲がっているといってもいいです。
ぶつけた記憶が絶対あるはずですから
それは確実に曲がっています。ぶつけられても曲がります。
単独でも出合い頭でも、どちらも立派な事故なんです。

このような大手術にならないよう
安全運転でお願いします。
posted by シンワ店長 at 15:00| 修理

2018年07月10日

お粗末

サイクルベースあさひでタイヤを変えてもらったら
調子がおかしくなったという方がいらっしゃいました。

後輪から何か音がするという事で見てみたところ



タイヤがずれて入っていました。
その部分だけ突出してしまい
泥除けやその他のパーツに当たって音が出ていました。
音が出ていたというか、タイヤの回転を止めてしまうほど。
せっかく替えたタイヤなのに、一部少し削れていました。

こういう仕事は残念過ぎますね。

自転車屋さんの仕事というのは、タイヤの仕事がほとんどで
パンク修理するだけだとしても
まずはタイヤをはめる事が出来なければ、仕事になりません。

実はこれ、簡単なようで結構技術がいるんです。
よく個人でパンク修理をしたら穴だらけになるのは
これが出来ないからです。


慣れたらどうって事もない、誰にでも出来る事なんですけどね…
普通に仕事をしていれば1日に5件くらいはパンク修理をしますから
一か月仕事をちゃんとやっていれば嫌でも覚えます。


何故できないかって、普段からそんなに仕事をしてないのと
真面目にやろうと思ってないからこうなるわけです。

しかもこのような、タイヤをしっかりはめられない場合
最悪のケースを考えると爆発するという事が一番恐ろしく
タイヤを変えてもらったのに爆発するとかもう意味不明ですよね。

踏んだり蹴ったり。

サイクルベースあさひや、サイクルスポット
ダイシャリン等の大型自転車店はみんなこのレベルです。
勿論ヨーカドーやオリンピックなども同じです。
むしろこれよりもっと酷いです。


お客さんは、当店に持ってきたかったんだけれど
遠くで壊れてしまって仕方なかったとい言います。
勿論それはごもっともです。
悪いのはこういう事を平気でやっているお店です。

私は遠くでパンクしたならば
わざわざ当店まで持ってくるよりも
途中で直してもらう方がいいと考えています。

パンク修理くらい誰でもできるだろうと思っています。
勿論お店をやっているなら、お金をもらっているなら
タイヤ交換だろうとチューブ交換だろうと
全て最低限、同じクオリティであるべきですよね?


コンビニでコーラを買っても
スーパーで値引きされたコーラを買っても
中身はどちらもコーラであって
品質は同じものであるのが普通じゃないですか?


とても仕事が綺麗で早くて安いとか
お店のこだわりなどでレベルが上がる場合はあっても
パンクが貼れてないとか、タイヤ交換がちゃんとできてないとか
パンク修理材を入れて自転車をダメにして儲けようと企むとか
そういうクソみたいな仕事をしてる店は
被害者をどんどん増やしていて、本当に最悪ですね。
posted by シンワ店長 at 12:42| 修理

2018年07月07日

よく考えて

よく、パンクしたのに
空気が入ってない状態で乗ってしまう方がいますが
これは私にとっては本当に理解不能です。

何故タイヤには空気が入っているのか?
それを考えたら絶対にできない事です。

空気が抜けても乗っていいなら
最初から空気なんか
入れなくてもいいじゃないですか。笑


何故、空気が入ってるのかという事を
少しは考えてもらいたいものです。

そういう事が解らないから、殆どの方が
空気が少なくても平気で乗ってしまうのでしょうけど・・
普通に考えたら異常行動なんです。


怪我した足でマラソンを
走るようなものですからね。


貴方の体重と20キロくらいある自転車を足した重量の下に
抵抗力のないタイヤとチューブがあって
地面にこすりつけながら走ってる
わけですから
壊れない方がおかしいって話です。

ちょっと楽しようとして乗っただけで
いきなり5,000円くらいかかる修理になるかもしれないんです。
タクシー乗った方が安いかもしれないんです。

きちんと使えばこんなに便利なものはないのに
たいていの修理はいい加減に使ったことによるものです。

自転車というものを、もっと理解してほしいと思います。
posted by シンワ店長 at 10:33| 修理

2018年07月03日

あさひ商法

タイヤ交換に見えたお客さんのタイヤは
爆発寸前で変形していました。
この時期は本当に爆発が多く、注意が必要です
お話を伺うと、つい最近
反対のタイヤを変えてもらったばかりとか。

その際に空気を入れてもらったという事で
お店で入れ過ぎてたら世話ないですね。。



やっぱり、サイクルベースあさひのタイヤ。
量販店や大型店は素人同然の人間が
「金儲け」だけのためにやってますからね。
空気の量がシビアになってる時期なんてことは解らないはずです。

しかもバルブが緑色になってるのが
気になったので調べてみたところ
パンク修理材が入ってました。

何というか・・・ご愁傷さまです。

パンク修理材を入れたタイヤは
パンク修理ができなくなります。
修理は一発チューブ交換です。


パンク修理材ではほとんどのパンクは防げません
あさひのやっている事は嘘ではありませんが
事実上詐欺みたいなもんです。

お店に来たお客さんから、より多くのお金を奪い
更にそのお客さんは後で
更にに多くのお金を払う羽目になる。

サイクルベースあさひお得意の商法です。

この方はまだまだ使えるタイヤをダメにされて
タイヤ交換と同時にパンク修理材を入れられてしまうという
あさひでタイヤを変えたばっかりに
トータル8000円くらいの被害を受けている
わけです。

まさに悲劇ですね。
posted by シンワ店長 at 11:00| 修理

2018年06月29日

その次にどうなるか、を考える



こういうの、結構見るんですが
危ないっていう認識がない方が多くて
いつもびっくりしています。



何故危ないのかっていう事自体が理解できてない
これに限らず、ぞっとするような状態でも
平気で乗っている方は結構多いんですが



例えばこれなんか、ペダルを回したときに
つま先に余裕で当たる位置なんですね。
走行時に絡んだらどうなるでしょうか。

別に難しい事じゃないんです。
簡単に想像できることだと思うんですね。
ちょっとした考え方、意識の違いです。

日本人は危機管理が無い方が多く
一歩先に何が起こるかの想定を
頭の中に描かない場合がほとんど
です。

自転車のように気軽に乗れるものが
一歩間違うと大惨事を招くという事も
頭の中に入れて、おかしい状態を見過ごさない
という思考を持ちながら
楽しく乗って頂けたらと常々思っています。
posted by シンワ店長 at 11:00| 修理

2018年06月28日

がっかりあるある



こういうのを見ると本当にがっかりしますね。

どんなにメーカーの良い自転車でも
こんなことをされたら台無しです。


量販店やホームセンター
大型電気店やインターネットで買うと
こうなるんですよね。

これ

輸送・梱包時のための
クッション材ですからね!?
posted by シンワ店長 at 11:00| 修理

2018年06月26日

パンクに強いタイヤの末路

最近安い自転車に多くみられる
「パンクしにくい」といううたい文句のタイヤ。



どういう構造になっているのかと言えば
ただ単純に外側を分厚く堅く作っているだけ

しかし実際にパンクする多くの原因は空気を入れてない事
それは当店でも体感しているのと同じデータを
自転車メーカーであるブリヂストンも出してきています。

http://www.bscycle.co.jp/cycletire/

タイヤのパンクの原因は空気圧の低下によるものが
なんと全体の74%も占めています。


つまり空気を入れるだけで
パンクはほとんど防げるわけです。


なので、上記のリンクにあるブリヂストンの
空気を入れればパンクしないと言いながら
パンクに強いタイヤを作りましたっていう
新しいタイヤの宣伝はちょっと矛盾してます
ね。笑
(だからそのページの下半分は見なくてもいいです)

さて、話を戻します。
つまり結論から言えば、パンクに強いタイヤなんて
無理に履かなくてもいいのですが
ブリヂストンのロングレッドと違って
安物タイヤは本当にただ分厚くしただけで
欠陥品ばかりです。

一番の欠陥は、固くし過ぎたことで
空気が入っていると勘違いして
潰れまくってタイヤ交換になる事です。


本末転倒ですね!笑

しかもこの手のタイヤはとても出来が悪いので
外側を無理やり分厚くした事で強度にひずみが生じて



このように壊れます。

どうでしょう、まだまだ山はたくさんありますね。
こうなる原因は空気を入れないで乗ってしまって
潰れたことによるひび割れ(1枚目の写真参照)を誘発し
そこから厚みの差がある部分に影響して
はがれてしまったという形です。





相変わらずケンダのコスモスは酷い作りですね。


空気を入れるのがめんどくさい人が
パンクしないタイヤだと思ってまた空気を入れないと
更に壊れてしまって、タイヤ交換までの
道のりが最短距離になります。

これがパンクしにくいタイヤの全貌です。

タイヤ交換は一番お金がかかる修理の一つです。
ちゃんとしたタイヤを履いていない自転車は
要するに、一番お金がかかるんです。
posted by シンワ店長 at 18:42| 修理

2018年06月15日

タイヤクラッシャー



買って一年くらいの電動自転車のタイヤです。

空気を殆ど入れないで乗っていたので
まだ新車に近い状態なのに
タイヤの中身は削れたカスが溜り
チューブも削れてボロボロですね。

空気を入れなければタイヤはすぐに壊れます。
いつもお伝えしているように
パンクの原因はほとんどが空気を入れてない事です。


タイヤが潰れれば、中のチューブが潰されて
そこに体重がかかって地面とこすりあわされて
どんどん削れて穴が開きます。


この状態になるともう手遅れで
タイヤの中は傷だらけ、チューブも削れて薄くなり
いつどこからでも穴が開いても
おかしくない状況が整っているので
次のパンクを誘発させる
のです。

よくパンクする人は、ほとんどがこれです。

画びょうやガラスが刺さったのと違い
ずっと中に悪影響が残り続けるため
あっという間にタイヤがダメになります。

勿体ないですね。
posted by シンワ店長 at 13:22| 修理

2018年06月10日

理解力が足りない





こういうの、ありえないんですよね。
見た瞬間に呆れます。

ワッシャーがどういう役割をするかなんて
ネジを扱う仕事をしていれば嫌でも理解する
はずです。
ですから、ナットの下にワッシャーがいないという事は
基本的にありえない状況なのです。



前輪は正しく組み立てられていますが
後輪は、痕跡を見れば、元々は正しい位置に
ワッシャーがいたことは容易に想像がつきますね。
なので、大体は開けてみた時にその所在が解ります。



ほらね。

そもそも組み立てをしている中で
こういう意味不明なパーツの扱い方をすること自体が
私的にはまったくもって理解不能です。

パーツとパーツの間に要らないものを挟んだら
そのパーツがガタついてしまいます。
ナットで止めるという事は固定する為であるはずなのに
その意味を一切理解できていない。



基本的に左右対称であるはずですから
このような状態にすることも理解不能。

第一、外す前の状態を覚えていないことも論外

最低の仕事ですね。
posted by シンワ店長 at 12:00| 修理

2018年06月07日

選び方

パンクだと思ったらタイヤがダメで
交換になるというケースは幾つかありますが
組付け不良により交換となる場合
とても残念な気持ちになります。



今回のケースもそれですが
タイヤの脇が削れて穴が開いています。

本来こんな部分に何かが刺さったりするはずはないので
チューブを出してパンクを調べようとした時に
内側よりに穴があった場合はタイヤを疑います。

このケースはブレーキが犯人です。



こちらは、まともに取り付けてあった場合の写真ですが
先のような穴が開くのは、ブレーキが車輪ではなく
タイヤにかかっていた場合
になります。

一番多いのは、Wピボット式ブレーキの場合で
組み立てる際にちょっと注意すべき点があり
これは組み立てをやる人間なら
絶対知っておかなければいけない事で
逆に言えば当然の事
なのですが
知識のない人間が組み立てたりチェックするようなお店では
こういう部分の組付け不良のせいで
数年たってから破損
という事が普通に起こります。

また、ブレーキシュー交換をした際にも
このことを知らない人がやった場合
同じようなケースになる可能性はかなり高く
ヨーカドーやオリンピックなど大型店の自転車は
結構な確率でこうなってる事が多いです。

何故なら素人みたいな人が
働いているからです。


私はここで何度も何度も書いている事ですが
ヨーカドーやオリンピック、JマートやケーヨーD2などの
ホームセンターは自転車屋さんではありません。

ホームセンターにおける自転車は釣りの餌のようなものです。
お客さんを呼び寄せる為の餌です。

また、サイクルベースあさひや
サイクルスポット、ダイシャリンのような
自転車を大量に売っているいかにも自転車屋さん風な大型店
自転車だけを売っているホームセンターだと思えば
自転車屋さんではないという事が理解できると思います。

少なくともプロはいません。

プロとは、本気でお客さんの事を
考えてくれる人の事です。


あなたの自転車を選んでくれた人はいつもそこにいますか?
何年たっても毎回その人が見てくれますか?
営業している時には必ずその人がいますか?
何かミスをしたときにその人が誤ってくれますか?
その人が責任を取ってくれますか?

売る事だけを考えている
利益優先のお店に本当のプロはいません。


このタイヤは本来ならあと1〜2年は使えたでしょう。
タイヤの溝はまだまだありましたから。
本来今回パンクなどしていないはずです
パンクどころかタイヤ交換になってしまった事は
大きな損害と言えるでしょう。

とても残念な事です。

お客さんは「ヤマハの自転車なんだから安心して買った」
と言っていましたが、ヤマハがいくらいいものを作っても
組み立てる人間が素人ではどうしようもありません。


とても精巧に出来た数万するプラモデルを
幼稚園児に組み立てさせたらどうなるでしょう?

誰にでもわかりますね。

一番大事なのは、誰が組み立てて
誰がチェックしたのかです。


それが解らないようなお店で買ったり修理すれば
当然、こういう結果を招く確率は高くなります。

モノを選ぶときに、値段や名前ばかりに気を取られていると
結果的に多くの金額を払う羽目になり

信頼を裏切られてがっかりする事になります。

しかしそれを「お店が悪い」と決めつけて終わるのではなく
お店選びを失敗した自分の反省にしてほしい
と私は思います。

特に自転車の場合は技術が一番重要ですから
そこを見極められなければ
失敗を繰り返すことになるでしょう。

ユーザー側が賢くなり、このような被害者
一人でも減ることを願うばかりです。
posted by シンワ店長 at 11:38| 修理