2015年06月13日

違反者

今日も朝から、わけのわからない方がいらっしゃいました。

ブレーキが壊れて利かなくなっているのに
お金がないから15日までツケておいて欲しいと言うのです。

今日は13日です。
あと2日待ってから出直してくださいとお伝えすると
乗って帰ろうとしました。

危険運転なので、乗らないでください。

そう伝えると

でも乗らないわけには行かないだろ。

といわれました。
危険な行為をしてまで乗らないといけない
そのわけが私には解りません。


右のブレーキがあるから大丈夫だ。と。

じゃあ最初から左のブレーキは何の為にあるのでしょうね。

大変残念なことなのですが
このようは話をされる方は結構多いです。
どれ程自己中心的か、恥を知るべきです。


こういう、自分だけは事故に合わないと思っている
クソみたいな大人が社会を壊しているのですね。


そしてこういう人に限って
事故に合わせた時に逃げたり言い訳をしたりするのでしょう。

最低ですね。

オレンジ色の旧ナショナルの電動自転車に乗っている貴方。

貴方です。
posted by シンワ店長 at 11:14| 日記

2015年06月11日

いい加減にしてほしい

6月1日より、道路交通法が改正されたことは
既に皆さんご存知のことと思います。

道路交通法改正
http://cs-shinwa.sblo.jp/article/136395677.html

しかし残念ながら、悪質な運転をしている方は後を絶ちません。
お店に来られるお客さんの中でも
道路交通法が改正されて以降は
特に悪質な方が目立つようになったように感じます。

なぜならば、道路交通方が改正されて以降
意識のある方は「改正されたから」「厳しくなったから」
というお話を自らされているのに対し、悪質な方々にその話をすると
何が気に入らないのか、突っぱねたり、聴かないふりをしたり
すっとぼけたり、時には怒り出す方まで居るのです。


たった10日余りですが、実に多くの方が
そのような態度を示しているのを見て正直、私は呆れました。

その多くが40代以上の方々だったことも理由の一つです。
基本的にこの辺りの年代の方々で何がやっかいかというと
まず人の話を聞き入れません。
絶対に自分が悪いと認めないんですね。

差別でも偏見でも何でもなく、事実です。
勿論、男女関係ありません。


ある女性は、4日に来られたのですが
あれだけニュースでやっているにも関わらず
そんな話は知らない」と言い張るのです。
「ニュースも新聞も見ている」と豪語しながら。

しかし私にとってそんなことは問題ではありません。
危険な行為や違反運転は、仮に知らなかったとしても
関係なく6月1日から罰せられてしまうのです。


むしろ”残念ながら”とあえて付け加えても
知らない方がおかしい世の中になってしまっています。
ですから、私は知るべきだとお伝えしたのですが
「そんなこと知らないもん!!」と逆ギレされました。

どうですか、こんな大人?

唖然としますね。

ちなみにこの方、カゴの底面のネジがなくなっていて
グラグラな状態で乗っていました。

他の修理で来られたのですが、それが危なかったと伝えると
なぜ危ないのかすら理解が出来ないようで
説明しても全く伝わらず、「でも事故にあわないでしょ
という回答しか得られませんでした。

そして法改正を批判するばかりで
自分の落ち度は一切認めないという始末。


私はいつも書いていますが
あえて乱暴な言葉で書かせていただきますと

お前が事故にあうかどうかは
別に問題じゃねぇんだよ。
勝手に危ない運転して怪我しても、自業自得。

でもいい加減なお前のせいで
誰かに怪我をさせたら責任取れるのか?
巻き込まれる人の事が一番心配なんだよ!


ということです。


もう一人は、ペダルが空回りするのに
パンクだけ直してほしいという80歳くらいの男性でした。

話を聞いた限り、症状としては
こいでいる途中で足が抜け落ちる感じになるという事で
後輪ハブの、フリー(ギヤ)が空転するようになっている模様。
踏み込んだ時などに、踏み外したりすると
転倒などに繋がる大変危険な状態でした。

というか、そもそもまともに走れない状態であろう事は
この文章を読んでいただいただけでも解りますよね。
それを解っていて、その話を伝えてもなお
「パンクだけ直してくれ」と言うので、お断りしました。

道路交通方が改正されて、色々な項目が取り上げられていますが
そもそも整備不良の自転車に乗っていたら
それだけで左側を走ろうが、信号を守ろうが
一時停止をしていようが、危険運転になります。


自動車だったらと考えてください。
自転車も自動車も同じ車です。

この方も、道路交通法の話は知っていたのですが
「いやでも、ちょっとスーパーに行くくらいだし」
とかいう、意味不明な言い訳を始めました。

私は意地悪しているのでも、何でもなくて
貴方が怪我をするのではなく
貴方が誰かを怪我させてしまうんですよ。


と伝えると

「でも私が乗っているんじゃないんですよ」

・・・もうこうなると、このタイプの方は絶対認めません。

倫理の問題ですよ?
お客さん、貴方のような年代の方がそんなで
若い人たちに何を伝えられるんですか?
自分勝手な行動は多くの人に迷惑がかかります。
私はお金がほしいわけでもなく
貴方や貴方のお子さんが怪我をするのが心配なのでもなく
他の誰かが事故に巻き込まれることが一番嫌なのです。

そう伝えましたが、解ってもらえませんでした。
本当に残念に思うと共に、がっかりした気持ちになりました。

目に見えて本当に悪質な運転をする方は多いですが
実は目に見えてなくてもこのような方は沢山居るのです。
それをあぶり出したのが
今回の法改正ではないかと私は思っています。



上記の方にちょっと似ている、よくあるパターンとしては

『危ない状態です』
「何が?」

『事故にあうかもしれません』
「私はあわないよ」

『貴方があわせるかも知れないので危ないんです』
「そんなこと知らない」

『知らなくてもルールはルールです』
「でも事故なんておきないでしょ」

『貴方があわせるかも知れないので危ないんです』
  :
  :

以下無限ループです。

コントのように見えて笑ってしまうかもしれませんが
実際に良くある光景なんです。残念ながら。

なぜ自分だけ絶対事故にはあわない無敵状態として
物事を考えているのか、私には理解できないのですが

このような自分勝手で非常識な方は結構居るのです。

これを読んでいる貴方。
まさかそんな・・と思うなかれ。
もしかしたら貴方のご主人や、奥様かもしれませんよ?
貴方のお父様が、そうかもしれません。

ちょっとくらいいいだろう

結局、この気持ちが、多くの法改正に結びつき
自分達で自分の首を絞める結果となったことを
もっと理解するべきだと私は思います。

左側を走りましょう?
信号は止まりましょう?

バカげています!
小学生レベルの話ですよ?


こんな法改正なんて、本来必要なかったはずです。

安全な状態で、ルールを守って走る。
そんなの、誰にでも出来るはずです。

というか、してもらわなければ困ります。

それすら出来ない方々は、人としてどうかと思います。
posted by シンワ店長 at 11:30| 日記

2015年05月28日

パンクしました

よく私はお客様に
「パンクなど滅多にするものではない」と言い
そして、ここでもよくそのように書いていますが
そんな私が昨日、パンクをしました。

最後にパンクをしたのは記憶が確かならば
高校生の頃だったと思います。
ガビョウを踏んだと記憶しています。
当時片道7Kmくらい走っていたのですが
何かを踏んだのは3年間で1回だけでした。

そんなわけで20年ぶりくらいにパンクをしたわけですが
修理をしようと思って中を見て愕然としました。



これが穴の開いた場所なのですが



原因がこれですね。

よく私が、うるさいくらい話をしている
空気を入れないとタイヤの横が割れてきて
それが原因で穴を開けます。

という、まさにそれでした。



こんな感じ。

念のため書きますが、このタイヤは
4気圧ちょっとまで入るので
一般的なタイヤに比べると
常時、高圧に入れて乗っていました。

しかし実はこのヒビ、結構前から出ていたんですね。
要するにどういうことかといいますと




こういうことですね。

はい、でましたKENDA

最近KENDAの事で記事にすることが多いので
シンワブログを見ていただいている方はピンと来ますね。

ここでまた一つ、実証されてしまいましたね。

KENDAのタイヤは
空気を入れていても
ヒビ割れてくる。


本当に酷いです。

ちなみになんでKENDAを履いているかといいますと
私の今乗っている自転車は丸石サイクルの
クリエイト20という自転車でして
20インチのシャフトドライブです。

諸事情あって一昨年の10月に買い換えたのですが
タイヤがKENDAであることは理解していました。
新品で交換する必要はないと思い
ひとまず使い続けました。

1年経過した頃にヒビが入ってきて
その後も少しずつ増えていきましたが
まさか2年経つ前にタイヤを換えるハメに
なるとは思いませんでした。



おかげで私の連続無パンク記録も途切れました。

何も踏んでいないのに。

本当に酷いメーカーです。KENDA。



ひとまず応急処理だけをして
パナレーサーのタイヤに履き替えるつもりですが
数日、しっかり持ってくれるか心配です。。

通常、タイヤを前後交換すると
10,000円くらいの出費になります。

タイヤが、いかに重要か。
ということですね。
posted by シンワ店長 at 13:43| 日記

2015年04月19日

ブレーキを甘く考えないで

ここのところ立て続けに
耳を疑うようなことを目の当たりにしました。

共に70歳くらいの女性なのですが
後ろブレーキがおかしいといって来店されて
壊れている、あるいは壊れ始めているから
危険なので交換が必要だと伝えると

じゃあ反対側だけかけます

と言い放ちました。

それは立派な違反行為です。

人間というのは都合のいい動物ですね。
少し前に話題になっていた
ブレーキなし自転車の話も無いものになっているようです。

ブレーキが壊れているのと
ブレーキがついていないのは
同じことではないですか?


別に私はその方が事故にあって
半身不随になろうが亡くなろうが
知ったことではありません。

でもそのせいで怪我をする方がいるとしたら
断じて許すことは出来ません。

自分の家族が、一番大切な人が
そういう自転車が突っ込んできて怪我をしたら
笑って許せるでしょうか?


自転車は公道を走り、危険を伴う乗り物です。

自分はできるから大丈夫なんていう考え事態が
反吐が出るほど自己中心的で最大の害であると
自覚してもらいたいものです。


ちなみにもう一つ言うと
ブレーキワイヤーが切れた自転車を
お店まで乗ってくるのも違反行為です。
それこそ、まさにブレーキなし自転車です。

ちょっとくらいい大丈夫

という方も多いですが

ちょっとくらいブレーキなしで乗って
子供が飛び出してきて
跳ね飛ばしても大丈夫

ということですよ?

何が大丈夫なんでしょうか。

今、自転車を乗る人間に問われていることは何なのか
よく考えるべきだと私は思います。
posted by シンワ店長 at 11:08| 日記

2015年04月14日

知らぬは一生の恥。

毎年この時期は、どこのお店でも
年間で自転車が最も多く売れる時期ですが
こういう時期にありがちなことというのもあります。

その一つがインターネットで買ってきた自転車を
点検して欲しいという方の来店です。


以前にも書いたのですが、特にここ数年は
毎年のように増えているように思えます。

まず理解してもらいたい事実として
買ったばかりの自転車を
他のお店で点検して欲しいという
その行為自体が非常に失礼であり
とても恥ずかしい事をしている
という現状です。


なぜ失礼に当たるのか?

そこに気づいてすらいない方々には
正直、呆れてしまいます。

簡単に言えば、コンビニで買ってきた寿司を
寿司屋に行って握りなおしてくれというようなもんです。

包丁が飛んでくるかもしれませんね。失笑


そもそもなぜ買ったばかりなのに点検が必要なのかという
根本的な部分に着眼しなくてはなりません。

私は何度もここで書いていることですが
多様化している今の時代においては
どこで何を買おうがユーザーの勝手です。

しかし自転車というものに関しては
安全性が最も重要であり
そこを疎かにしているユーザーやショップは
駆逐されるべきだと思っています。

少し乱暴な言い方になりましたが
少なくともそういうお店に関しては
早くなくなって欲しいと心底思います。

ユーザーが知らないことは罪ではありません。
そのために私たちプロがいるわけです。
間違った行為をしてしまったり
知らなかったことは、学べばいいんです。

まずそもそも、自転車をユーザーに
組み立てさせるようなお店は最低です。


例えば車を買った時に未完成で
どこかのパーツを自分でつけて完成させますか?

例えば家を買った時に未完成で
購入した後に玄関の扉を自分で取り付けたりしますか?

しませんし、できませんよね。


それでもこんな言い方をする人は結構います。

自転車と車は違う!

何が違うというのでしょうね。
私にはそういう人の脳内が理解できません。

ピンとこない方もいると思いますので
もっと詳しくお話します。

ハンドルの締め付け強度はどのくらいですか?
ペダルの締め付け強度はどのくらいですか?
その単位を知っていますか?


自転車を組み立て、販売するには
その程度の知識は最低限必要だと
知っていますか?

最低限、これに答えられないのであれば
組み立てをやるべきではありません。

私は車のタイヤを取り付ける
基準の締め付け強度は知りません。
だから自分でタイヤ交換はしたくありません。

知っていようが知るまいが
出来てなければただの整備不良です。


つまり、つどこで事故が起きても
おかしくない状態ということです。

それほど恐ろしいことを
大学に入ったばかりの、18歳の、
ろくに工具も使ったことがない
女の子がやっているのです。


その子を批判しているわけではありませんが
これでは事故が減るはずがありません。


少し前にフレームが折れたなんていうニュースがありましたが
私たちにとっては「どうせ点検してないんでしょ」で終わる話です。
いきなり折れるなんて事は殆ど考えられません。
折れる前に前兆があったはずです。

新車でも、ある程度組まれていたとしても
輸送の都合(=お店の都合)で一部ばらされたものを
素人が組み立てなんて出来るわけがないんです。


インターネットで買った自転車を
不安に思ってお店に持ってくること。

その行為自体は、私は良いことだと思います。
まだ危機管理が少しでもあるんだと認めます。

しかし、当然のように持って来る方は
自分がどれ程恥ずかしい行為をしているか
もうちょっと考えた方がいいと思います。


それと同時に

どれ程いい加減なお店で買ってしまったか
強く反省するべきだと思います。


このような件で持ち込まれる方には
自分がどれ程危ないことをしているか
しっかりと話をして聞かせています。

理解してもらえる方、そうでない方
色々と反応はありますが
自分が加害者になるという恐ろしさを
皆さん知るべきだと私は思います。


それすら解らない方は、自転車に乗る資格がありません。


最後に改めて書きますが
インターネットで販売をするようなお店は
ロクなお店ではありません。

誰が組み立てたかもわからず
どんな知識があるかもわからないドライバーに任せ
まして、説明やサイズあわせすらなく
ユーザーに渡した挙句
最後はユーザーにパーツを取り付けさせる?

それで、はい一儲け?一丁あがり?

そんなお店で買うこと自体、自殺行為です。

どんなに取り繕ってみても、結局
ユーザーに対してサイズ合わせすらやらないようでは
ユーザーの事を考えているとは到底思えません。

これは量販店などでも同じです。

売れたら利益。
売ったらおしまい。
売るためのインターネット。


結局、売ることしか考えていません。

自転車に限らずですが
売ることから始まる商売は最低です。

商売とは利益を上げなければ成り立ちませんが
なんでもかんでも
利益から物事を考える今の世の中は
狂っていると私は思っています。


私は、そんなものは商売とは呼ばない。

何が一番重要なのか
ユーザーが見極められなければ
後悔するのは、あなた自身になることでしょう。

私は別に何百台も売れなくてもいい。
1台、たまたま購入していただいた方が
ずっと長く、怪我なく、安全に
楽しく乗っていただければそれで十分です。

何の問題もなく乗って頂けること。

綺麗ごとではなく、それが一番大切だと思って
修理を含めて毎日仕事をしています。
それが自転車店の、
整備士にとっての責任です。


逆に言えば何百台も売りたくないです。
手が行き届かなくなくなりますからね。


この気持ち、ご理解いただけるでしょうか。
posted by シンワ店長 at 16:27| 日記

2015年03月29日

劣悪タイヤ選手権

皆さんはタイヤについてどのくらいの知識があるでしょうか?

ブリヂストンのタイヤが一番だ
と思っている方は結構いると思います。
しかし実はブリヂストンのタイヤは
ブリヂストンが作っていなかったりします。

勿論全てではないですが、おそらく世に出ている殆どが
ブリヂストンの製品ではありません。
別に詐欺ではなくいわゆるOEMというやつです

ですから、新車についてくるブリヂストンのタイヤですら
メーカー製のものは多くありません。

ただ、メーカーの自転車ですから
そんなに劣悪なタイヤをチョイスすることはない為
10,000円程度の自転車に比べると格段に長持ちします。

今回取り上げるのはメーカーのものではなく
安売りされている自転車についているタイヤです。


さて、「タイヤについての知識」という話で始めましたが
まず知って欲しいことは、タイヤの寿命の事です。
タイヤというのは空気を入れてしっかり使って
擦り切れるまで使って初めて寿命
と私は考えています。

しかしながら、殆どの方が空気を入れないで乗るため
自分で壊してしまうパターンが多い
のです。
これはずーーーーーーーーーーっと前から
このブログでも書き続けていることです。

ただ、ひとつ残念なことがあります。
それはしっかり使っていても
タイヤが劣悪で勝手に壊れるケースがある
ということです。

私が一番知っていて欲しいのはここです。

つまり、安い自転車ほど、安いタイヤがついていて
それはメーカーのタイヤに比べると
しっかり使っていても半分も寿命が持たず
結果的にタイヤ交換という4,000円もする
大きな修理が早く来るのです。


例えば15,000円で買っても
後輪が2年くらいでタイヤが壊れたら
既に僅か2年で20,000円近い出費になります。
勿論、前輪もそんなに持たないでしょう。

そして多分殆どの方が、15,000円程度で買った自転車が
2年しか乗っていないのに4,000円もかかると知ったら
また買い換えてしまうでしょう。

そして無限ループが続くのです。

私はこれを金持ちの自転車乗りと呼んでいます。


さて、前置きが長くなりましたが、そういう自転車がはいている
劣悪タイヤの中でもかなり酷いタイヤをご紹介します。

【第三位】SAKURA



SAKURAタイヤは最近あまり見ないのですが
一時期は筆頭株くらいのイメージがありました。
実際このランクのタイヤは他にも色々あるのですが
SAKURAは比較的多く見るため、ランクインさせました。

タイヤの肉厚が薄く、ゴムの性質が柔らかく
劣化が早いという印象ですね。


【第二位】SAKURA HIGH PROTECTION 5mm



こちらもSAKURAなんですけど、ちょっと単体で酷いので
別枠として2位にランクインさせました。



このタイヤ、最近とても多いんです。
特にホームセンターなどの量販店
この辺りではケーヨーホームセンター
で購入した自転車にとても多いです。要注意。

どうやら、うたい文句としては
「パンクに強いタイヤ」ということらしいのですが
固すぎて空気を入れる感触が全く解らない
という特殊能力を身につけているタイヤです。

下の二枚の写真を見てください。

s1503d.JPG



上がHIGH PROTECITONで、下が普通のタイヤです。
踏みつけているのに凹まないのが解るでしょうか。

固すぎるんです。

どうやら素人的な考えで、固ければいいという頭なのでしょう。
タイヤ自体が固いということは、空気を入れる時に
「入っている」と勘違いをします。


しかし実際には入っておらず
上記で述べたように、空気を入れない=タイヤが壊れる
というまさに一番壊れやすい状況で乗ることになります。


何がやっかいって、ユーザーは入れてるつもりで
入っていないことに気づけないことですね。
ですから、たぶんこのタイヤが発売されてから
まだそんなに経っていないと思うのですが
かなりの数のパンク修理やタイヤ交換をしています。

パンクしないはずのタイヤがパンクしまくって
しかもタイヤ交換にまでなってしまう。

タイヤは固ければいいというものではありません。

春先になるとよく「パンクしないタイヤ」とかいう話題が出ますが
「パンクしないタイヤ論」は、メーカーでは
既に20年近く前に使えないという烙印を押されています。

買ってから後悔してもよければご検討ください。
私は絶対奨めません。

そもそもパンクはそんなにするものではありません。
パンクしづらくするためには空気を入れるだけです。
パンクばっかりしている人は製品のせいにするのではなく
ご自身の使い方を一度改めてください。


自転車に対する世界観が180度変わることをお約束します。


さて、最後にキングオブ劣悪タイヤをご紹介します!

【第一位】KENDA COSMOS





ぶっちぎりワーストと言ってもいいくらい
とにかく酷いのがこのKENDAのタイヤ。
その中でもぶっちぎりなのがCOSMOS



裂けます



表を見るとまだまだ使えそうですよね。
しかし・・



このように、タイヤのパターンにそって
タイヤが割れてきます。



空気を入れていようがいまいが、お構いなしに割れてきます。



上記のSAKURAなどと同様に品質が悪く
ゴムの薄さや柔らかさもあり
更にタイヤの肉厚にもムラがあるため
薄い部分と厚い部分が極端で高確率でバーストします

どのくらい酷いかというと早いものでは1年でバースト。
大体3年もたない印象です。



当店で換えたタイヤの山の一部です。
矢印のついているタイヤが
全部同じタイヤの模様なのが解ると思います。

つまり、全部まだ使えるはずのタイヤということです。
全部COSMOSです。

他のタイヤを見てください。
殆どが使い切っているのが解ると思います。
COSMOSだけが山のある状態で交換になっています。

COSMOSがどれ程劣悪かということは
この山を見ただけで一目瞭然ですね。
KENDAのタイヤをはいている人が
どれ程出費が多くなっているか解りますね。


一ついい話をしましょう。

COSMOSが多く使われているのは
サイクルベースあさひの自転車です


また、あさひ同様、一般車で使用されるCOSMOSの他にも
KENDAのタイヤはよほど安くて
使いやすい(メーカーのコスト的に)のか
男の子の乗るマウンテンバイクのようなタイヤや
安物のスポーツ車にもかなり多いです。
電動自転車のタイヤにも使われることがあり驚きます。

みんなバーストしています。
もうここまで来ると、正直笑えるくらい壊れます。

タイヤがバースト→見たらKENDA。

やっぱりね。

という印象です。

そしてブリヂストンのHYDEE.U(旧HYDEE.B含む)も
このKENDAのタイヤを使っています。

タイプの違うタイヤなのでCOSMOSではありませんが
例に漏れず、バーストが多発しています。

キングオブワースト
タイヤメーカー・KENDA。


私はその烙印を、堂々と押させていただきます。

以上、劣悪タイヤ選手権でした。

皆さん、自転車を買う時には
タイヤも注目してくださいね♪
posted by シンワ店長 at 14:55| 日記

2015年02月14日

ルールは守ってください

久々にビックリする自転車を見ました。

前後子乗せに対応していない自転車に
両方に子供乗せを付けて
しかも後部は横からよじ登っている。


車体強度を越えた使い方をしているので
フレームにきしみ音が発生しており
更によじ登らせているために、スタンドがガタガタ。
おまけに、子供はヘルメットもかぶっていませんでした。

恐ろしいですね。

自転車はパナソニックのリチウムビビDXで
たぶん2010年以降のモデルだと思われますが
概観もボロボロで、どういう使い方をしたら
こうなるんだろうと想像するのも難しかったです。

そもそも親として、禁止事項を守れないで
子供をどうやって守ろうというのでしょう。

ある種、違法行為のようなことを平気でやって
しかも子供にそれを強いているというのは
過ぎた言い方ですが、虐待じみている行為だと私は思います。

加えて、子供乗せを取り付けたお店も疑います
サイクルベ一スあさひで購入した自転車のようです。

やっぱりね、という感じですね。

後ろに乗っていた子供の年齢や
全部と後部の子供乗せの痛み具合から想像するに
最初から付けて乗っていたと思われます。

ユーザーが知らないことはある程度あると思いますが
このような危険なことを伝えない時点で
販売者側がいかにいい加減かが伺えます。


売ればいい
その程度なんでしょうね。

事故はそんなにめったに起きませんが
事故がないことが普通だと思わないでください。
posted by シンワ店長 at 11:51| 日記

2015年02月13日

どーなってるの?

定期的にかかってくる電話があります。
昨日もかかってきたのですが、ちょっと久々でした。
どんな電話かといいますと
インターネット販売への勧誘です。

楽天やYahoo!などがメインですが
不思議なことに、開口一番
みんな同じことを言うんですね。

「ホームページを見てお電話しました」


ホームページを

見て

電話してきたそうです。

はい。
このブログや、ホームページを見た事がある方なら
私が何を言いたいのかすぐわかると思います。

サイクルショップシンワでは
インターネット販売の危険性などを
ずーーーーーーーっと一貫して書き続けています。
通販による弊害なども、多々書いてきましたし

何より

ホームページには

インターネット販売は一切しません

と書いてあります。


ですから

「ホームページを見て電話してきた。」

なんて言われたら

何言ってんだこいつは。失笑

と思います。


一体何を見て電話してきてるんでしょうね?

せめて営業やるなら、リサーチくらいしろよと。
世界中から見れるようなインターネットで
一般公開しているものを読みもしないで
まったくいい加減な仕事もあったものです。

本当に呆れます。

売れれば何でもいいんでしょうね。
利益(出展料)が自分の所に入ってくれば
あとはもう、どうでもいいんでしょうね。

だから自走式の電動自転車のような
違法自転車でも販売しているんですよね?
そういうチェックもしないわけですよね?

下手な鉄砲でも、数打って当たればいいんでしょうね。
その下手な鉄砲にたまたま当たったものに
当たってしまうユーザーがとても不憫でなりません。

いいですか?
もう一度書きますよ?

テレアポの方々。
一回顔洗ってよく読んでくださいね。
よく見えるように目薬でもさしておいて下さいね?

サイクルショップシンワでは

インターネット販売は一切行っていません。

行う予定も毛頭ありません。



・・そもそもHPも自分で作ってますし
仲介業者に頼まなくたって、やろうと思えば
ネット販売くらい自分でできるわ!!笑
posted by シンワ店長 at 17:20| 日記

2015年02月06日

BS製品のスマートコントロールブレーキについて

先日の発表会の際に見てきたアルベルトeなども含め
ブリヂストンが推し進める前輪ブレーキ
スマートコントロールブレーキを採用した自転車が
徐々に増えてきております。



主に子供乗せ自転車などにいち早く採用されたこのブレーキですが
非常に不具合の多いパーツとして頭が痛いものとなっております。

発表会の際にはメーカーの方へ色々質問を投げかけたのですが
返ってきた答えをまとめるとこうです。

BAA基準に合わせて制動距離を保とうとすると
特に子乗せ等の重量がある車体において
一般的なピボット式キャリパーブレーキでは力が足りなくなる。


なるほど。

しかしパナソニックのギュットシリーズなどでは
そのピボット式キャリパーブレーキが採用されているんですが??

というと

メーカーによって車体の作り方が違うので
その辺りは何ともいえません。


だそうです。

・・つまり、パナソニックは普通のブレーキでも
十分止まれるような車体設計をしていて
ブリヂストンはそうではないから
新しくブレーキを作ってみたものの
不具合が多くなってしまっている。

ということで良いんでしょうか。
実際、メーカーの方も

「苦情は多く受けています」

と言っていました。

いやーしかし、ネットの情報って怖いですね。
いまちょっと調べてみたんです。
スマートコントロールブレーキでGoogle検索。

  :
  :

いい話しか出てこない!笑


サイクルショップシンワでは真実を書きます。
良いものは良い、悪いものは悪いと書きます。


それはお客様に満足していただきたいからです。
当店の、というか私のポリシーは嘘をつかないことです。

メリットだけではなく、デメリットを伝えることで
よりお客様の選択肢を確実なものにできますし
だからこそ満足度も上がるのです。

パナソニックのBAAに対する制動距離が
ブリヂストンに比べてどうなのかは知りませんが
スマートコントロールブレーキに不具合が多く
壊れやすいのはゆるぎない事実です!!


どのくらい多いかというと
実際スマートコントロールブレーキが嫌で
私自身、あまりブリヂストン製品を奨めておらず
チャイルドシートの秀逸さや国産というメリットも含めて
パナソニックのギュットを販売する方が圧倒的に多いのですが
販売していないにも関わらず
スマートコントロールブレーキの修理が沢山来ます!笑


もう、ちょっと異常なんじゃないかって言うくらい。
買って3ヶ月くらいでおかしくなるものを多く見ています。
それらの事があって、私は余計に売りたくなくなります。


では、なぜ壊れるのか。
あくまで私見ですので、誤認があるかもしれません
修理した経験などから考えられる
私なりの見解をここに記しておきます。

実は初めてこのブレーキが採用された自転車を
組み立てた時にすぐに気づいたことなのですが
とにかくまず、可動部が多すぎます。

センタープルブレーキと比較されることが多いようですが
センタープルブレーキよりメカニカルにしたことで
可動部が増えてしまっていることが最大の問題点だと私は思います。

可動部が多いということは、その数だけ不具合が多くなるわけで
スマートコントロールブレーキは
ピボット式キャリパーブレーキに比べると、片側3箇所、
つまり合計6箇所も可動部が追加されており
単純に言えば6倍壊れやすいわけです。

メーカーからのメンテナンスアナウンスが来るほど
調整が難しかったり(面倒だったり?)
壊れやすいということは把握していましたが
そのアナウンスの内容には
「定期的に注油を行ってください」とあります。

油をさすということは、それだけホコリを巻き込みます。
台所の換気扇が黒くモコモコに汚れるのは油が付着するからです。
チェーンやスタンドの動きが鈍くなる原因の一つも同じ理由で
油は動きが悪くなる原因の一つにもなるのです。

加えて、センターで支えている部分(何というパーツか知りませんが)
ここのスライドパーツとのかみ合わせがアバウトすぎ
変な位置にハマってしまうことも多く見ています。

左右対称で、3箇所ずつが同じ動きをしないと
まともに機能しない本体にも関わらず
その中心で支えている部分の精度が高くないため
左右の動きを阻害することも多く見ています。


片利きしにくいといううたい文句にも関わらず
これによって左右非対称の動きになり
片利きどころか利きっ放しで動かなくなるケースもあります。


お客様は本当におかしくなってからしか来店されない為
持って来られた時には、ナイロンパーツが歪んでいることも多いです。

更に、このスマートコントロールブレーキには
何故か専用のカバーがついているのですが
そのカバーがブレーキの可動領域に干渉してしまうことがあり
全く利かなくなるというケースも多々見ております。


残念ながら、これだけの不具合の可能性が山盛りのパーツを
私は奨めることが出来ません。
車体を作り直せとは言いませんが
せめて壊れないブレーキを早く作って欲しいですね。

このブレーキの印象としては
難しく考えすぎて複雑にすることで機能を阻害したり
強度が落ちたり、無駄に高いパーツが出来上がる

という、私の中では「ブリヂストンあるある」の一つです。
似たような例としては、アンジェリーノの
チャイルドシートやルラビーなどの組み立てです。

最近つくづく思うのは、ブリヂストンの開発者は
自転車のことを本当に理解しているのかという疑問
です。


ブレーキは一番大事な部分です。

そのブレーキに不具合が多いというのは致命的です。
まして子供乗せの自転車です。
私はあまりお奨めしていませんが
これだったらHYDEEのVブレーキの方が安心です。

スマートコントロールブレーキを搭載した
自転車にお乗りの方は、よりこまめな点検をお奨めします。
posted by シンワ店長 at 13:47| 日記

2014年10月26日

悪徳リサイクルセンター

今日はハッキリと物申します。
やり玉は市営のリサイクルセンターです。

名前なんて伏せませんよ。

ここ数年、リサイクルセンターの品質の悪さには
ほとほと呆れています。

基本的に素人みたいな人間が
勝手に自転車をいじくって
安全性が保てると思っているんでしょうか。


本日来られたお客様は、一週間前に
8000円も出して買った自転車が
(※おそらく新車でも12000円の西友の自転車)
スタンドが折れて持って来ました。

一本足スタンドは1600円で交換できますが
修理が終わった時にブレーキの異変に気づきました。
チェーンにスプレー油を拭いた痕跡(匂い)があり
多分、リサイクルセンターの人間が
素人考えでぶっかけたのでしょう。
ブレーキに油が入って一発死亡になっていました。


ブレーキ交換は4500円かかります。
スタンドで1600円かかります。


あまりに理不尽なので、お客さんに
もうこの自転車は、やめた方がいいと伝えました。
そしてリサイクルセンターで返品してもらう方がいいと。
クレームを入れた方がいいと伝えました。

市営だからといって信じている方も多いですが
リサイクルセンターの
自転車は本当に酷いです!

品質は劣悪で異常に高い。

誰かがリサーチしているのでしょうが
自転車店で売られる中古車と
同じレベルで金額設定するなど
ボッタクリの域を超えています!!


いいですか?

市営ですよ。

これは問題じゃないんですかね?

リサイクルセンターに自転車技士の
有資格者はいるんでしょうか?


もしいないのだとしたら
即刻辞めるべきです。

もしいるのだとしたら
相当腕の無い、最低の技士です。

人が死んでからでは遅いんです。


あんなところで自転車を買うならば
ホームセンターで8000円出した方が
10000倍安全と、私は断言します!!
posted by シンワ店長 at 15:45| 日記

2014年09月25日

交通安全週間の謎

毎年春と秋には、交通安全週間があり
交差点などでは警察が立ったりと
全国で安全運転よ呼びかけています。

しかし実は私はこの交通安全週間が嫌いです。

理由は、自転車の危険運転を
まるっきり警察が軽視しているからです。


全国で100%そうだ、とはいいませんが、少なくとも
私はいつもほぼ確実に目の当たりにしています。

具体的にどういう事かといいますと
大体この時期はいつも雨が降ります。
現に今日も雨が降っていますが
傘をさして運転している人がやたらと多いのにもかかわらず
交差点に立った警官は誰にも注意をしないのです!!


なんて無意味な交通安全週間でしょう!

きっと立派な警察官の皆様も
交通安全週間だから仕方なく
交差点に立っているのでしょうね。
面倒なんでしょうね。
気持ちは解りますけどね。

本運動は、広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、
交通ルールの遵守と正しい交通マナーの
実践を習慣付けるとともに、国民自身による
道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、
交通事故防止の徹底を図ることを目的として、
毎年、春と秋の2回実施されています。

<警視庁HP【交通安全運動の推進】より >

警視庁のサイトを見る限りでは
自転車のことは書かれていませんが
上記に転載した内容が自転車に当てはまらない事はないはずです。

少なくとも私たちの税金からお給料をもらっていて
交通安全週間というものをお金をかけてやっていて
傘さし運転という危険行為をスルーして

「全国秋の交通安全運動」

だというのであれば
これは何の意味もないものだと私は思います。

せっかくやるのであれば、交通安全週間を上手に利用して
自転車でも罰金を取られるんだ
と全国民に思わせるくらい、厳しくしていただきたいものです。
posted by シンワ店長 at 11:36| 日記

2014年09月22日

最近気になること

偶然かもしれませんが最近、立て続けに
修理の修理を行う機会がありました。

修理の修理とはなんだろうと思われますよね。
要するに、他のお店でやった修理がちゃんと出来てなくて
おかしいと思われたお客さんが当店で直していかれる
ことです。

・・ただ、先に書いておきますが
実際こういうケースで言えば
信用できなくて別のお店にという状況なので
100%私自身もされている可能性がないとは言えませんが。
(※当店で不具合があった場合、どんどんお申し付けください。
 メーカーやパーツ不具合というケースも当然ありますし
 私自身のミスであれば、場合によっては返金も致します。)


さて、なぜ最近気になるかというと
そういうケースは大体、ある特定のお店ばかりだからです。

以前より何度も記事に書いているような
大型量販店は言わずもがななのですが
(特にあさひのパンク修理剤は極悪非道!!
最近増えているのは某ヨーカド一(笑)です。

「タイヤを換えてもらったら他がおかしくなった」とか
「買ってからずっと調子が悪い」とか

昨年あたり、自転車販売コーナーが常設になって以来
そういう方が沢山来られます。

実際、多くの方が大型量販店や自転車専門大型チェーン店
そしてヨーカド一等の大規模店舗の
自転車販売を「自転車屋さん」だと勘違いしております

それらは私から言わせたら、ほとんど素人です。
でなければ、こんな2度修理などということが
頻繁に起こるなんて事はありえません。


よく【資格保有のスタッフがいます】みたいな事を
お店にこれ見よがしに書いてあるケースが多いですが
わざわざそんなもの見せていること自体
自信がないことの裏づけじゃないかと思います。


資格を持っていて欲しいのは当然なのですが
そもそも資格を持っていようがいなかろうが
実際に修理がまともに出来ないようでは論外です。

頻繁に食中毒を起こすようなお店に、食べに行きたいかという話です。

そして一番知っていて欲しいことは、調理師等と同様で
一人持っていればあとは誰でも出来てしまうということ。

上記のようなお客さんの話を聞いていると
「お店の人が今直せないから預かるといわれた」
という話をよく聞きます。

つまり、そういうことなんですね。

私はよく、修理に持ってきたお客さんに
「どういう状況で、どうおかしくなったか」と問いかけます。
他の人が乗っている自転車を持ってこられる場合
結構修理に無駄に時間がかかったり
原因の特定が出来なかったり、場合によっては
ご要望通り直すことが困難になることもあります。

当然の事ですが、当事者がいなければ
話がスムーズに進まないわけです。

ですから、預かった人と、直す人が違うとなれば
まして、預かった人が素人だとしたら
何がどうで預かったのかという話を
きちんと伝えられているはずもなく・・。

ですから、直っていない、とか、他が悪くなるなど
本来ありえないことが起こるわけです。

まぁそれ以前に、直したら他が悪くなるなんて
ハッキリいってもう辞めてくれというレベルです。失笑
技術料という高いお金を払っているのに
無茶苦茶にされて他が壊れるなんて
迷惑極まりない
ですね。

タイヤを交換したらブレーキがかかりっぱなしになって
一週間重くておかしいなと思って当店にご来店された方は
単純に、ブレーキワイヤーを張りすぎていたことと
ブレーキワイヤー自体が劣化していたことでしたが、
これはタイヤを戻す際にブレーキの確認で
たった一度、レバーを握ればわかることです。
そしてそれは必ず行う作業です。

ブレーキの効きを確認しないでお渡しするなど
恐ろしくて普通は出来ないはずです。


レバーが硬すぎたり、タイヤがまともに回らず止まっていたら
その状態でお客さんに返すなど到底考えられません。
来た時より悪くなるなんて修理ではなく破壊です。

そういった確認すらせずに
タイヤを換えました。はい、終わり。
とでも思っているのでしょう。

資格を持っていますと表示していながら
修理すらまともに出来ない。
では、そんなお店で売っている自転車は
いったい誰が整備しているんでしょうか?

安心して乗ることが出来るのでしょうか?

新車の状態で、整備不良でメンテナンス。
そういう方も決して少なくはありません。


そしてもう一つ。

これもお客さんはほとんど知らないレベルの話ですが
量販店や大型店で使っているパーツと
私たち個人のお店が使っているパーツには
品質に結構差があります。


例えば同じ4000円でタイヤを換えたとしても
某あさひで交換したタイヤは
ふにゃふにゃで劣化が早く
1年で破裂したものも過去に見ました。


先日、ヨーカド一で換えたというタイヤを見たら
どこのメーカーだかわからないような
見たこともない中国産のタイヤが入っていて
お客さんは5000円払ったそうです。
※念のため書きますがブリヂストン等の
メーカーでも昨今は中国産タイヤがほとんどです


おそらく大型店などは、既存の個人店の価格帯に習って
価格設定をしていると思われますが
やっていることが同じだとしても
使っている素材が違えば最終的に損をするのはお客さんです。

・・いや、やっている事自体が既に全く違いますね。

解りやすくいえば、タイヤ交換という修理で
タイヤを換えておしまい、というのが量販&大型チェーン店
タイヤを外したついでに他の部分も細かく見るのが個人店

だと私は思っています。

少なくともサイクルショップシンワではそうしています。

タイヤを前後換えてもらったのに
ベアリングが痛んでいて、2〜3ヶ月後にまた
車輪を外してオーバーホールで3000円。

なんてことは考えられません。
(が、実際に先日ありました。)

なぜタイヤを外した時に直さないのか。
なぜタイヤを外した時に気づけないのか。

意識の問題だと、私は思います。

プロとしての意識を持って仕事をしているのか。
時間が来たら帰れることを考えて仕事をしているのか。

同じ金額を払うなら、どちらがいいのか。

選ぶのはお客さん自身です。
posted by シンワ店長 at 17:42| 日記

2014年08月30日

憤り

インターネットで購入したという自転車を
点検して欲しい
というお客さんが来ました。

一見普通に思えるこの行為、
あなたはどう思われますか。

最近はこういった非常識な方が増えています。
自分で安く買えると思って買ったものが
組み立ても終わらない状態で、店側から押し付けられて
あとは自分で締めて下さいと丸投げされて
まともな工具もなく、締め付け強度もわからない素人が
組み立てて走っている自転車を、あなたはどう思いますか。

もしまともに整備士が組み立ててない自転車で
ユーザーが自分でいじって締めたというパーツが曲がって
自分に突っ込んできた時に、どう思いますか。

私たちは自転車屋で、自転車を売る事が
仕事だと思われることが多いですが
一年のうち殆どは修理や組み立てをしている
自転車整備士です。

私たちが組み立てた自転車だから
安心して乗ってもらえると思って
誇りと責任を持って組み立てや修理を行います。

サイクルショップシンワがネット販売をしない理由は
既に何度も書いていますし、HPにも載せていますので
今更改めて熱弁するつもりはありませんが
どこの馬の骨わからない人間が組み立てて
最後よろしく♪って丸投げされたもので
よく道路を平気な顔で走れるなと私は常々思います。


そしてそれを、お店に持ってくるという
赤っ恥のような非常識な行為を見るたびに
とてもがっかりさせられます。

いい大人が何してるんだよ

って思います。

うちの畑で取れたトマトが美味しいから
行った事のないイタリアンレストランに持っていって
「これで安くソース作ってくれ」って言えますか?

そんな話をお客さんに問いかけなくてはいけないこと自体
世の中おかしくなっているとしか思えません。


話をして解る人はまだいいです。

そういうものに乗ること自体、危険であり
それを選んだのは自分の責任で
その代償は大きいということを気づかない人は
もはや自転車に乗って欲しくないとまで思います。

多くの人に迷惑をかけていることに気づいてないからです。

ちょっと使うだけだから
スピード出さないから

大体そんな意味不明な自己弁護をされますが

だから人にぶつかって大怪我させても
許されるとでも思ってるのでしょうか?



私が声を大にして言いたいのは
そういうユーザーがいる事ではなく
それを作り出すインターネット販売という
いい加減な販売形態がまかり通っているということです。


自分が作った自転車を、どこの誰だかわからない
関係ない業種の運送屋に運ばせて
どういう状態でお客さんのもとに届くのかすら知らず
「安全です」などと、一体どの口が言えるんだろうか!


勿論、それを選ぶユーザーにも責任があります。
クリックした瞬間にそういう全ての責任が
自分に乗っかってくるということを
決して忘れないでほしいです。
posted by シンワ店長 at 16:45| 日記

2014年08月23日

相変わらず・・

週末になると必ずといっていいほど来られる方がいます。

買ってきたカゴを「取り付けてください」
という人です。

以前にも書きましたが、基本的に
当店では持ち込みはやっておりません。
なぜなら、大変失礼な事だからです。

例えば激安のトマトが売っていたとして
それを持ってイタリアンのお店に行って
これでソース作ってくれというようなものです。

どのくらい恥をかくか、想像できますでしょうか。

ホームセンターでこのようなものを買ってくる方が
なぜお店に来るのか私には理解に苦しみます。

ホームセンターで売ってるものは
自分で取り付けたり組み立てたりする
という前提で売っているものです。


DIYという文字を見たり聞いたりしたことがあるでしょう。
ホームセンターに行けば必ず書いてあります。

Do It Yourselfの略です。
意味は「自分で作ろう」です。

自分でできないのであれば、買うべきではありません。

例えば当店でもカゴくらいならば手渡しでお売りできます。
こちらで取り付けないのであれば
1000円くらいでお渡しできます。

たぶん、きっと、ホームセンターのものより
よっぽど上質の素材のものがあります。

チューブやタイヤも同様です。

お店で行う修理はお店で仕入れたものを使うから
商売として成り立つということを
理解していない方は、大恥をかくだけです。


ご注意を。
posted by シンワ店長 at 17:16| 日記

2014年07月15日

交通事故

先ほどワタクシ、車に接触事故を起こされました。

街道沿いの車道を
左側通行をして
左折レーンに入って
車道の信号が青なので
しっかり後方からの巻き込まれも注意しながら
坂を下りてきたんです。

後ろからは2台ほど直進レーンにいる車と
途中から合流する自動車学校の車が
後ろから左折レーンに来ていました。

巻き込まれて死にたくはないので、私はいつも必ず
ここでちゃんと後方の車の動きも確認しています。


前に見えていたのは右折旋回をする
シルバーの軽自動車。

車列に切れ目があったため
やや強引に曲がってくるのは見えました。

しかし、その車は旋回しながら
そのまま歩道の方へ強引に入ろうとしたのです。

そのため坂を下りて左折してきた私と接触しました。

自転車も車道を走っている車です。
右折車は、優先ではありません。


なおかつ、旋回した後に
方向で言えば左に入るはずなのに
ウインカーが出ていなかったのです。


ですからそのまま旋回すると思って
私はやや減速しながら見ていたのです。
ウインカーが見えたらもっと早く危険察知ができました。

その車も止まろうと思えば
減速なり停止して譲ることができたはずです。
私もとっさにブレーキはかけましたが
間に合いませんでした。

止まると開口一番その車の運転手は

「スピード出しすぎだろう!」と怒鳴ってきました。

スピードはさほど出ていません。
少なくとも30キロも出ていません。
ちなみに制限速度は40キロの道路です。

車が制限速度通りに来ていたら大破していたでしょうが
車だったら見えていたから止まったかもしれません。
しかし自転車だから見えなかったということでしょうか。
それは前方不注意ではないでしょうか。

ミラーが曲がったくらいでたいした物損はありませんし
私の方も怪我はなく、自転車もギリギリで止まれたので
壊れた場所もありません。
しかし立派な交通事故です。

本来は警察に通報しなくてはいけないのですが
仕事に向かう途中であったことと
被害がなかったことで、通報はしないで帰しましたが
ナンバーはしっかり記憶してメモしてあります。

終始「お前が悪い」的なことを言われたので
頭にきて怒鳴りつけました。

私は毎日その道を走ってきていて
いつも信号が赤なのに左折レーンを走っている自転車が
無謀にも直進するという光景を目の当たりにして
自転車乗っている人間はよほど死にたがるのが多いんだと
あっけに取られているのですが・・


私は自転車で道路を走る以上、自転車店の店長として
安全整備士を持っている人間として
最低限度の交通ルールは厳守しています。

広い交差点ですし、三叉路ですから
確かに流動的になっているのは事実です。
しかし見通しはいいはずです。

後ろから車が来ていることも私自身が確認していたということは
その車からも見えていたはずなのです。
それなのに先に出れば大丈夫だろうと
勢いをつけて旋回してきた挙句
その先で左折してきた自転車(私)とぶつかったわけです。

普通だったら青信号で前から車が来ているならば
一旦待って、しっかり周りを見て右折旋回しなければ
大惨事になっていてもおかしくないはずです。
先にあげたように、突っ込んでくる自転車もいるわけですから。

歩道は赤信号で、車道が青なのですから
向かってくる車が優先であることは明白です。
まして歩道に入ろうとする車が
減速もせず左右確認もせず突っ込んでくるなど言語道断!



流行の脱法ハーブでもやってんでしょうか?

車に乗る人間は自転車を邪険にします。
それは先にあげたような交通ルールを無視した
阿呆な自転車乗りが多いからで、気持ちは解らなくないですが
きちんと走っている自転車から見ると
いい加減に走っているのは車の方です。


お互いにそういう運転をする人間がいるということを
もっと認識しなくては、恐ろしくて道路は走れませんね。
posted by シンワ店長 at 10:44| 日記

2014年06月26日

いま風

ここのところ、衝突事故による修理が増えております。
4月から新生活が始まって
5月6月は一番気が緩む時期で
毎年のように事故車の修理がやってきます。

さて、そんな中あるお客さんが修理に来ました。

ブレーキが切れたので交換という
よくある一般的な普通の修理です。

しかし気になったのは・・というか
これもよくあるのですが
ブレーキが切れたといって
自転車に乗って来店されるんです。


よく考えてみてください。
ブレーキが切れているんです。

乗っちゃダメなんですよ。

少し前からニュースなんかでも
都内でブレーキなし自転車が走っていて
摘発なんかもされて話題にもなりましたが

あの自転車はブレーキがないわけではなく
ペダルの周りに足を合わせることで
かなり長距離になりますが
ブレーキとして機能はするのです。

それでは危ないからということで
続々摘発されているわけですが

ブレーキが切れていたら
全く利きません。


ブレーキなし自転車より
よっぽど危険な悪質運転となります。


なので、必ずブレーキが切れたら
引っ張って持ってきてください。



というお話をしたところ、このお客さん
70代くらいの男性だったのですが

「これは妻の自転車で」というんです。

でも持ってきたのはご主人、貴方なんですよ。

聞けば、坂道は危ないから
引っ張って降りてきた
というんですが
坂道じゃなくたって危ないので
引っ張らないといけないんです。

自転車は壊れていても乗ることは可能だと思います。
でもそれを、乗っていいのかどうか
それが今や社会問題になっている
自転車のマナーやモラルなんです。


さらに話をすれば、自分は20年くらい
自転車を乗っているということで
でもメンテナンスなんてもう
しなくてもいいだろうって。

「20年も乗ってるからメンテナンスなんか
もう別にそこまではいいよ」


って言うんです。

なんという恐ろしい方でしょう!


道具は長く使ったからこそ
メンテナンスは必要になるのです。
ましてや道路を走るものです。

そういうとまた、驚く言葉かが返ってきました

「私はゴールド免許だから
 車はメンテナンスするけど
 自転車はそんな、いいでしょ。笑」

・・そうですか

ブレーキがないような状態で
人にぶつかったら道路交通法違反で
ゴールドじゃなくなるかもしれませんね。

今は赤切符や青切符が簡単に出る時代です。

どうもこの方は、自転車が車だという認識がないようで

「いつも講習で聞かされている」といいながら
自分はいい加減に乗っているという
典型的なモラルハザードのドライバーのようです。

いつもどおり、はっきり
言わせてもらいますよ、ええ。笑


なんでかって、それは簡単なことで
正直、この年代の方が
こういう認識でおられるのは
非常に残念なことだと思うからです。

昭和の時代を知っている方こそ
物を大事にしてもらいたいのですが
奥様の自転車に「もう5年乗ったから」というような
現代の大量消費(させる)時代の
おかしな風潮に飲まれてしまっているよう
非常に残念でなりません。

日本人ってそういう人種じゃないはずなんですよね。
これは私の一個人的な考えですが。


何を言っても、自分は悪くないんだという風に
ちょっと「こいつに言ってもダメだわ」みたいな
半笑いで答えられてしまい
逆にこちらがあしらわれる感じだったので
途中でがっかりして話をやめたのですが

こういう人に限って何か起きたら
相手のせいにしたりするんですよね。


はっきり書きますよ。


ええ。



こっちが若いからって
なめてんじゃねーぞ!怒



別にここで書いて
ストレスを発散したいわけじゃないです。

私は整備士としてお店をあけている以上は
全ての人に事故に会わないで安全に乗ってもらいたいと
常々思っております。

だからご年配のお客さんにも
直接怒ることがあります。

私が怒らないで誰が怒るんですか。

私も怒りたくて怒るわけないのです。


事故はそんなに簡単には起きませんが
おきた時に、大変なことにならないように
自分の道具をしっかり整えておく。

これが道路を走る上では最低限守ってもらいたい
暗黙のルールじゃないでしょうか。
posted by シンワ店長 at 11:41| 日記

2014年06月10日

違法です!

最近、インターネットで買ったという
ある電動自転車を持ち込まれた
お客様がいました。

2人とも同じタイプだったのですが
どう見てもろくでもない製品で
それに4万近く払ったと聞いて
目を丸くしてしまいました・・。

しかし後で気になって調べてみると・・
(勿論、気になったのはお客様の安全がですよ!)

こんなものまで出てくる始末。

フル電動自転車や、自走式といわれるタイプは
バイクなどと同じカテゴリに入るので
道路交通法違反で捕まります。

基本的に当店では、もしお客様が
オート機能を使わないとお話になっても
一切の修理とうはお断りします。


・・と言っておきながら
実は私の方でこのことを知らなかったので
上記の二人の方には防犯登録をしてしまいました。

フル電動タイプかどうかは解りませんが
完全に私のミスですね。


とりあえずこのショップについては
楽天ショップと警察の方へ
直ちに通報しました。


「公道を走れません」

と小さく書いておきながら
お買い物に、通勤にというのは
明らかに誤解を招く、ある種の
詐欺の手口ではないでしょうか!?

そんなことをするような業者が
まともなはずがありませんね。


この記事の投稿後
リンク先がなくなっていたら
あるいは内容が変わっていたら
それはもう確信犯ということですね。
全ページ、キャプチャしてあるので楽しみです。


それにしても本当に買ったのかどうかもわからない
ユーザー評価にだまされて
実物も見ないで4万も払った上で
違法行為で乗れませんなんて

冗談ではすみませんね。


電動自転車というものは
小さい世界ではありますが、ある意味
最先端技術の賜物です。

10万という金額がするのには
しっかりとした理由があるはずです。

特に自転車の場合は修理が付いてくるものであって
安全性が一番に保障されなければ
安かろう悪かろうではすまない
大変な自体を招いてしまいます。

実際にこの自転車、実物を見た時には
唖然とするほど酷いなと
見ただけで思って一瞬言葉が出ませんでした


3年もったらいい方ですかね。
メーカーのものなら10年以上乗れます。
4万でも3回買い換えたら
10年分の修理代金のおつりが出ますね。


それ違法かも…電動アシスト自転車のネット購入に注意!
http://matome.naver.jp/odai/2139494752942302201

ちなみにこの記事の最後にあるBAAですが
同じくネット通販ではBAAがあることを
さも凄いように書いているお店が多いです。

このBAAは、今の時代ではむしろ
付いていない方がおかしいくらいです。

しかしBAAが付いていたとして
もし素人が組み立てていたら、どう思いますか?


安全ですか?

衝突安全ボディの世界一の安全性を誇る車を
素人の私が組み立てたら
乗りたいと思えますか?

BAAなんて、ザルだと思ってください。

BAAを強調するお店ほど
信頼のないお店だと私は思います。

BAAなんて普通にみんな付いてるから。
いちいち言ってたらキリがないですよ。

posted by シンワ店長 at 18:50| 日記

2014年06月02日

判断基準

突然ですが、世の中には
良い自転車と悪い自転車があります。

厳密に言えば良く作られている自転車
いい加減に作られている自転車があります。

良く作られている自転車は
修理をしていても「あ、考えて作ってるな」
という部分が随所に見られて
組み立てなどの際にも気持ちがいいものです。

いい加減に作られている自転車の場合は逆に
「なんでこんなにしちゃったんだろう」とか
「これは直す時のことを一切考えてないだろう」とか
とにかくストレスがたまります。

組み立て以前の、製品としての出来の問題です。

さて今日のサンプルはこちら。



某サイクノレベ一スア●ヒの自転車。
修理内容はタイヤ交換でした。



一見まだ全然使えそうなんですけども



こんなになっちゃいました。
これは何が原因でしょう。

簡単な話です、タイヤの質が悪いんです。


安い自転車(安物という意味合いではなく)には当然
ひとつひとつのパーツの価格を下げているから
値段が下げられる、という仕組みがあります。

例えば4万円くらいするメーカー車だと
ステンレスパーツが多く使われるため
長年乗ってもさびなどがあまり出ません。

高い理由はそこにあります。


ちなみにこの自転車は2年くらいしか乗っておらず
タイヤの減り具合だけを見れば本来ならば
まだ3年くらいは使えたはずなんです。
でもゴムの質が悪いから、途中で裂けちゃう。
2年で勝手に裂けるタイヤなんて
製品としてどうなんでしょう。


最近特にこの手の修理が多いのですが
その中でもア●ヒの自転車はぶっちぎりで多いです。

中には1年しか乗っていないのに
タイヤが減ってるわけでもないし
空気を入れすぎたわけでもないのに
タイヤが変形して膨らんでしまうという
とても悲惨な状態を多く見ます。


修理の際にはお客さんに、タイヤを外した後
換えるタイヤとその質を比較してもらうのですが
とにかく、ふにゃふにゃで弱い事は
知識のないお客さんでもわかるくらいです。

空気圧がしっかり入っていて
新品の状態で自転車として並んでいたら
私でもその違いはわかりません。
(知っていればロゴとかである程度わかりますが)

というわけで結局、このタイヤは
無駄に換えることになりました。

しかも特殊サイズなのでちょっとお高いです。
安く買えたとしてもこれでは意味がないです。


余談ですが、最近タイヤ交換を
やたらと安くするお店がありますが
安いものには必ず裏があります。

こういうタイヤをはめられてしまったら
結局もちが悪く早く交換する羽目になります。

目先の価格につられるのではなく
修理が必要なものだということを自覚した上で
ちゃんとしたものを付けているかどうかも
ユーザーは知っておく必要があると私は思います。



さて、この自転車。

タイヤ交換なので後輪を外すわけですが
その際に困った事がおきました。



はい、この写真だけで解った人は
相当詳しい方だと思います。プロですね?

もう一枚。



大体この辺で、解る人なら解るでしょう。

さらにもう一枚。



ここで解らなかったらプロじゃないです。


答えは書きません。

・・・たまにはいいでしょう?笑


冒頭に書いた事なのですが、この自転車は
”修理をすることを考えていない自転車”です。

なんでこんなことをするのか
自転車がどういうものなのか
解っていたら絶対こんな構造にはしません。


解ってないからこういう構造にしたのか
どうせ直さないだろうと思って設計したのか

いずれにせよ、こういう自転車の設計に携わった人は
ユーザーの事なんか何も考えていません。


こんな基本的なことを疎かにするということは
他の部分も不安になってきます。

どこのメーカーかは知りませんが
その程度の気持ちで開発している会社ということです。


私なら少なくとも、そんな自転車に
子供を乗せて走りたいとは思いません。

ユーザーは乗る人
我々整備士は直す人

ですから、ユーザーが修理のことなんて
知らなくてもいいんです。だけど、
私たちが見て「このつくりどうなの?」
っていう自転車は、間違いなくいい加減な自転車です。


大型店はアルバイトのお兄ちゃんが
バイトの時間だと思って仕事していますから
そんな知識もないですし
売った後のことなんて考えてもいません。
構造なんてどうでもいいんです。


お金がもらえれば。

だからこういうものが普通に走っているのです。

怖いですね。


ちょっとハイレベルな話ですが
自転車の選び方のポイント、
解っていただけたでしょうか。
posted by シンワ店長 at 16:03| 日記

2014年05月26日

知らぬは一生の恥

昨日、こんなお客さんがいらっしゃいました。


「スタンドを買ったんで、補助輪を外してつけてほしい」

「カゴを買ったんで、つけてほしい」

「荷台を買ったんで、つけてほしい」

一日に3人も来ることは珍しい方ですが
営業をしていると週に一人くらいは必ずいらっしゃいます。

申し訳ございませんが、全てお断り致しました。


何故だか解りますか?


既に、何故だか解りますかと聞いている時点で
自分でも何を馬鹿なことを書いているんだと思いますが

他で買ったものを、取り付けて欲しい
なんて言うのは、とても失礼な話であって

非常識です。


釣ってきた魚を
見ず知らずのお店に行って

「これで刺身を安く作ってくれ」

なんて言ったら、もしかしたら
包丁が飛んでくるかもしれませんね。


スーパーでトマトが安く買えたからって
イタリアンレストランに行って

「これでトマトソース作って安く料理してくれ」

なんて言えますか?


同じことです。

そもそもホームセンターなどで売っているパーツは
自分で取り付けることが大前提なので
お店に持っていく時点で既に間違っているわけですが。

実際に当店でも、工賃が入るからそれなりの金額になりますが
パーツだけ欲しいと言っていただければ
単品で買えばホームセンターと変わらないくらい安いです。
しかもそれなりのパーツしか取り扱っていませんので
品質は間違いないと言っていいでしょう。


当たり前ですが、自分で出来るなら、という前提です。

しかし、こうしてやってくる方々はおそらく
自分がどれほど失礼なことをしているか
自分がどのくらい恥ずかしいことをしているか
たぶん気づいていません。


あっちで安く買ったものを
こっちで安くつけてもらう

そんな都合のいいことは
仮に実現したとしても
得したと思うのはユーザーだけ
仕事をした方が気持ちよくないです。

「そういう客だ」というレッテルを
貼られる事もあるでしょう。


昨今ではインターネットなどで
値段重視でお買い物をされる方も多いのですが
こういう常識的なことが薄れてきている事に
少し残念という思いがあります。

基本的にパーツの持込みと
工具の貸し出しはタブーです。


皆さんも恥をかかないように気をつけてください。
posted by シンワ店長 at 14:40| 日記

2014年05月23日

Made in Japan の力

今日は自転車の紹介です。

自転車屋のブログのくせに
今まであまり自転車の紹介はしておりませんが
今回はぜひ皆さんに知って欲しい一台があり
気合を入れてご紹介いたします!

それはこちらです。



パナソニック製の婦人車「シナモンJP」です!



なんだ、ただのママチャリか。
という声が聞こえてきそうですが
はい、ただのママチャリなんです。

名前でピンと来た方もいるかと思いますが
国産の自転車です。



ちょっと見えづらいですが
しっかりと車体にMADE IN JAPANの文字。

この自転車の何がどう凄いか。
これは一言で伝えるのは非常に難しい上に
写真で伝えづらい品質の良さというものがありまして
実はもっと以前にご紹介しようかと思ったのですが
踏み切れなかった理由でした。

今回はその良さを、何とか使えたいと
改めて記事にしました。


現在のところ、パナソニック社は
電動アシスト自転車のみが、国産として生産されていて
他の自転車に関しては全て中国産です。

これは他の大手企業と同じく、数年前から
工場を中国へ移転するということが進められる中
当然の流れではありますが
ブリヂストンなどではもっと前から
そういったことが大規模に行われており
ぶっちゃけて言うと品質はこの10年余りで
かなり悪くなりました。


パナソニックも数年前までは
このシナモンの前世代が最後の砦としてありましたが
やはり原油価格の上昇など色々な経緯を経て
一般車の生産は全て中国に移ってしまいました。

サイクルショップシンワが常々
パナソニックの電動アシスト自転車を推す理由は
上記のとおり国産であるから
、ということが一番大きいです。

創業して35年、品質の良いものだけを常に販売して
安物をあえて取り扱わないことで
お客様に安心してお乗りいただいて来ました。

ですから、やはり国産の商品とそうでないものとあるなら
国産の商品を販売していきたいというのは当然です。

今回、数年ぶりに復刻したシナモンは
JPの名を冠して登場したことに偽りはなく
その品質は他のメーカーと比較にならないものでした。

フレームは現在アシスト車に使われる
アルミ並みに軽く、鉄より強いという
パナソニック独自の合金を使った
アレックスフレームを採用することで
一本フレームの婦人車でありながら
細身のシルエットが実現しており
なんともスッキリとしたデザインです。

当然、アルミではないので
圧接溶接しておりますから
接合部のモコモコもありません。
そのため、仕上がりも美しいです。

パナソニックの電動アシスト自転車の仕上げの美しさは
ブリヂストンやその他のメーカーとは比べ物にならない
「ただ商品を作る」というだけでない何かを感じます

それと同じような、大げさかもしれませんが
このシナモンJPには日本人の「心」を感じます。

サムライとか、職人とか、江戸っ子とか
何かこう、日本らしい部分をとても感じる自転車なのです。

私がこの自転車を組み立てて
一番衝撃的だったこと、感動したことがあります。



この部分です。

何のこっちゃと思うかもしれませんが
この青い部分は保護フィルムになっていて
輸送時に傷がつかないように貼ってあるのですが



はがすとなんと、鏡面加工のステンレス!

しばらく忘れていた何かが蘇りました。

10年くらい前までは、みんな
この部分がこういうステンレスで
鏡面加工されていたんです。


組み立てた最後の仕上げに
ここを綺麗にはがすのが、とても気持ちよかった。

それを10年ぶりくらいに思い出したということ、
それにあわせて、こんな当たり前だったことが
衝撃的に思い出した自分に対して
目が衰えたな・・と思い、はっとしました。


昨今、生産されている自転車のほとんどは
安い塗装だったり、アルミだったりと
今はどの自転車にもこんな加工は施されていません。

余談ですが、この青いフィルム
どっかで見たことがある人、いるんじゃないでしょうか。

実はペダルの両側にも付いてくるんです。
右が青、左が白です。

量販店なんかで自転車を買うと
このフィルムをはがし忘れてお客さんに渡して
後で日焼けして取れなくなって
どうしようもなくなることがよくあります。

昔は量販店で上記のシールをはがし忘れて
せっかくの鏡面加工が台無しになっている自転車を
よく見かけたものです。

量販店というのは、そういうことすらも出来ない
その程度の知識ということですね。

さらに言えば最近でもよく見るのはここ



このチューブも、取り忘れているお店が多いですね。
輸送時に傷がつかない、傷をつけないために
保護として付いているものです。



これを取り外さないというのは
組み立て後にチェックもしていないという証拠。

お店の技術レベルがわかりますね。

こういう素晴らしい自転車でも
こんな凡ミスをしてしまったら台無しですね。

商品の価値も下がってしまいます。


さて、ちょっと話がそれましたが
このシナモンJP

上にメーカーリンクを貼ったので
ご覧になった方もいると思いますが
なんとギヤなしにして
定価40,000を越える価格が付いております。

高いです。

はっきり言って、高いです。

ですが、価格以上のスペックだと
私は思います。


少なくとも現段階では、他のメーカーの
同じような価格帯の商品に比べたら
数段レベルが上だと思います。

4万払う価値は十分にあります。

だからといって、むやみには薦めません。
高いですから。というだけでなく。

こういう自転車は
違いがわかる人が乗るべきだと
私は思います。




先日ご購入いただいた内装3段変速付き。
(定価44000円税別)


・・あんまり褒めちぎってもあれなので
このシナモンJPに対する
私の個人的な不満をあげておきます。

一つ目はここ



ローラーブレーキの留め金が
鉄パーツなので、錆びが出てしまいます。

メーカーの方に聞いたところ
ローラーブレーキ(シマノ製)自体が
中国産のものしかもうないため
換えようがなかったとのお話です。

そこを頑張って換えて欲しいところですが。
結構目立つ場所なだけに
うーん・・なんとも惜しい。

もうひとつはここ



チェーンケース後ろ側のネジですね。
黒いねじが使われていますが
出来ればステンレスのネジにして欲しかった。

これも可能な部分だと思うんですよね。

共に、他のパーツが素晴らしく
目だった錆などが出てこない可能性があるだけに
長期間乗った時には、変色などで浮いて
目立ってしまうのではないかということだけが
唯一というくらいの気になるところでした。

使用上、特に安全面には全く問題のない場所ですので
気にしすぎなければ問題ないかと思います。


15年ほど前に多く販売したこのシナモンや
姉妹車であるミュールという自転車は
いまだに現役で乗られている方も多く
非常に優れた自転車として
当店でも歴代で指折りの中に入っていますが

このクラスの婦人車は乗っている人も
今の時代では、割合としては
かなり少なくなっています。

あえてこの時代に、このクオリティ。

本物の自転車に乗ってみませんか?
posted by シンワ店長 at 18:29| 日記