2017年01月26日

壊すのは、あなたです。

最近、とても気になることがあります。

それは、特に電動自転車で、メンテナンス不足による
異音が発生しているにもかかわらず
何も考えていないのか、乗り続けている人が
とても増えた
ということです。

私事ですが、昨日は定休日
用事で市内を少し、自転車を走らせたのですが
まあ、ガチャガチャバチャバチャ
ガリガリバキバキ
激しい音を立てている自転車が多いこと・・・

基本的にはチェーンの油ぎれなのですが
ペダルを踏むたびに、バリバリッ!バリバリッ!
という音が鳴っている自転車は
チェーンが悲鳴を上げている音で
そのまま乗り続けることで駆動部に
かなりの大ダメージを受ける結果となり
1万円コースになる可能性を秘めています。




昨年、修理をしていて一番気になったことが
チェーンの注油を怠り、乗り回した結果
チェーンを短期間(2年前後)で交換する方が
飛躍的に増えた
ことでした。

基本的にチェーンの交換なんて、そうそうしません。
しかし、電動自転車の場合、通常の自転車に比べ
倍近い力が加わるため、滑らかに動かない状態で乗り続けると
甚大なダメージを与えることになります。

タイヤの空気にしかりなのですが
電動自転車で最も恐ろしいのは
普通こぎ辛い、乗りづらい状態なのに
乗れてしまうということ
です。



このように、まっすぐに戻ってこなくなったチェーンは
交換するしかありません。
このまま乗り続けると、他のパーツを破壊します。


昨年、一番びっくりした修理は
電動自転車で、注油を怠って乗り回した結果
チェーンを破損し、スプロケット(ギヤの歯)を破壊し
電動の駆動体の本体についていたスプロケットを破壊するほど
負荷をかけ続けたことで、そのスプロケットを支えるシャフトが
内部で破損し、モーターユニット内部を破損。

メーカーに出して、内部クリーニングするという
今まで経験したことの無い修理がありました。

モーターユニットを破損するということは
最悪、5万くらいの出費になります。
そして、それだけでなく
チェーンやスプロケットなども一式交換となりますので
とてつもない金額になります。

しかも、一ヶ月くらい乗れません。

お子さんを乗せている自転車がこのような事態になった場合
その修理金額だけでは終わらない大損害を招きます。

どうですか?5万、ポンと払えますか?
それとも、やめて新しいのを買いますか?
また15万出せますか?

ただ

そもそも私には理解で来ません。

なぜ10万以上も出して買ったものを
ほったらかして、いい加減に乗り回して
壊れてるのに、悲鳴を上げているのに
平気で乗り回せるのか。


さらに言えば、そこに子供を乗せているのに
そんな状態で何とも思わないことが
私には理解で来ません。

大丈夫か日本人!?

信号待ちの向かいのお母さんが
信号が青になると同時に、立ちこぎをして
バリバリと音を立てながら走り出しました。

電動自転車で立ちこぎをするということは
全くアシスト力を無視して自力でこぐのと同じです。

電動自転車は、力を加えれば加えるほど
そのアシスト力は弱まり、わざわざ重たい自転車を
自力で頑張ってこがなくてはいけない状態になります。

そんな、ナンセンスな乗り方をしている上に
チェーンが錆びついて、上手く回らなくてバリバリ音が出て
それを放置してスプロケットが引っかかって
テンショナーにひっかかって大暴れして
バチャバチャ音が出ているのに乗り続ける。

思わず

「あーあーあー・・・」

と言ってしまったくらい、唖然としました。


自転車は力を加えて動くものですから
当然、乗った分だけ壊れていきます。
というか、自転車が壊れないと表いる方は
頭の構造が普通と違うんでしょうね。


動いているものが壊れないという発想が
私には全く理解で来ません。
自転車が壊れないなら車も壊れないはずですから。

動けば細かいズレが起こり、油切れなどの状態変化が起こり
異音が発生し、放置することでパーツ破損が起こります。

ハンドルとかネジとか、パーツ周りの錆びなんて
正直どうでもいいんです。動かないから。

動く場所が錆びたら、取り返しがつかなくなります。

どの段階で直せるかで、金額は100倍近く跳ね上がります
初期の段階で手を入れておけば、防げるものがほとんどです。

音が出ているのに乗り回すということは
力いっぱい、壊しているという事です。


音が聞こえない方は、危険です。
そういう事が、わからない方は、危険です。

聞こえないはずが無いのです
すれ違う人々には、聞こえていますからね。

壊れるのではなく、壊しているということに気づけない方は
他の方に比べると数十倍から数百倍のお金を
無駄に捨てているということです。
そしれそれは、今後もずっと続きます。

あなたが変わらない限り、変わりません。

音が出てからではダメージが大きくなるため
3ヶ月程度でのスパンで
定期的なメンテナンスをお薦めします。


電動自転車に関わらず
それが、最もお金がかからず長く乗れる方法です。
posted by シンワ店長 at 14:47| 日記

2017年01月22日

ビビ・FX 入荷!

パナソニックの電動アシスト自転車
ビビ・FXが入荷しました!



ビビ・FXは2017年より登場したモデルで
一般的なスタンダード車であるDXと
量販店向けモデルの安いSXの間に位置づけられます。

量販店向けのビビ・SXは10万を切る価格帯ですが
旧バッテリーシステムを採用したり
スイッチパネルも5年くらい前のものを使っている
など
随所に廉価版であることが確認できるものです。

対して、こちらのビビ・FXは、最新バッテリーシステム搭載で
しかも容量が12Ahという部分がポイント

他社の平均的なモデルよりも性能が上という事実!
ただし、あくまでビビ・DXの廉価版である位置づけなので
車輪がアルミリムだったり、スタンドがL字型でないなど
いくつかの部分でコストカットを図っています。

よい点で言えば、大人気の大型バスケットを採用していることと
ハンドルロックは手動ですが、くるピタ搭載という事です。
個人的にはスタンド連動型のスタピタより
くるピタの方が壊れにくいのでお薦め。


なお、クラス27対応ですので、片側だけであれば
お子さんを乗せることも可能です。


2017年モデルではビビ・DXの価格が上がってしまい
定価114,000円(税別)という事で、およそ12万弱。
容量が大きすぎるとか、「ちょっと高いな」と思われる方には
このFXというモデルをお薦めします。

価格は定価105,000円(税別)です。

ただ、個人的には
これを買うならもうちょっと頑張ってビビ・DXを、
そしてDXを買うならビビ・PXのご検討をお薦めします。

モノが違いすぎますからね^^


2017年、サイクルショップ・シンワでは
電動アシスト自転車の在庫を大幅に増やすことを掲げ
お客様が、店頭で、価格と性能の違いをご覧いただけるよう
力を入れて行きたいと思っております。

メーカーのリリースと共に、在庫もだんだん揃ってきました。
2月には、当店イチオシのビビ・ライトUの後継車種である
ビビ・LUがリリースされます。

こちらは26と24を在庫予定ですので、これが揃って8台。
最終的には10台の在庫を目標としております。

個人店でアシスト10台展示は、ちょっとないですよ〜。笑

入荷の情報は随時更新していきますので
今後もご注目ください!!
posted by シンワ店長 at 11:58| お知らせ

2017年01月20日

「安全性 < お金」 の構図は間違い



素人目には解らないと思いますが
こういうのが一番呆れます。

お店でやっていたなら、最低の仕事ですし
自分でパーツを買ってきてやったなら
下手くそすぎるので、危ないから
二度といじらないで
とお願いしたいです。

自転車は命の危険があるものです。
たかだか、スタンド一本くらいと思うかもしれませんが
そのスタンドを締めているナットは何のナットですか?




これではスタンドが固定されていませんので
いずれ、スタンドが緩んでしまいます。
つまりナットが緩むということです。


一つ一つ、いらないパーツなどありません。
役割があり、締め付け強度があり
それを怠ると、多くの部品が崩壊する危険があります。

そういうことが解らないで修理を請け負う人間が多いことが
とても問題だと私は思うのですが
残念ながらこの社会問題は社会問題になっていません。
値段が安ければどうでもいいと思う人が多いからです。
つまり、それはユーザー側の責任でもあります。

その果てに、「自分で取り付けたほうが安い」
という安易な考えが生まれてしまうわけです。

お子さんの自転車を
修理代が安くなる程度のスケベ根性で
ネットやホームセンターで買って
取り付けた結果
が、このようになる事は
事実、日常茶飯事で、多々あるわけです。

結局は、修正をかけるのに修理代金を支払い
かかったお金はほとんど変わらなくなります。
安全性の低いものに乗せていたという事実だけが残ります。

本当に子供のことを考えるなら
ナンセンスとしか言いようがありません。
posted by シンワ店長 at 00:00| 修理

2017年01月16日

ダメなものはダメ

先日書いたばかりですが、早速
スマートコントロールブレーキの不具合
での修理が持ち込まれました。



本当にどうしようもないブレーキですね。
こんなものを開発した人間の無能さには
呆れるしかありません。


私は子供の頃から、親の直す自転車を見てきましたが
史上最低のパーツじゃないでしょうか?

こんなものが子供乗せ自転車に使われてるなんて
信じがたい事実ですが本当なんです。

本日はヤマハのパス・キッスです。



普通のWピボットブレーキに変更。
これで、おかしなことにはなりませんから
無駄な修理代も、お店に来る手間もなくなります。
やっと安心して乗れますね!

ちなみにヤマハは2017年モデルから
ブリヂストンと決別したので
新型のバビーなどでは、ブリヂストン製の
スマートコントロールブレーキを使っていません。

やっと安心して乗れますね!
posted by シンワ店長 at 13:59| 修理

2017年01月15日

ビッケ・ポーラー入荷!

ブリヂストンの子乗せ電動アシスト自転車
ビッケ・ポーラーが入荷しました!



ビッケ・ポーラーは、ビッケの名を冠していますが
昨年までのアンジェリーノの後継車種となります。

従来までのビッケシリーズはモブという名で残したまま
アンジェリーノを廃止し、ビッケシリーズとして組み込まれました。
そのアンジェリーノの形を受け継いだのが
この、ポーラーになります。

バッテリーは13.2Ah搭載で
価格は定価 132,800円(税別)となりますが
フロントチャイルドシート用クッション6300円(税別)が
別売り
のため、実質価格は139,100円(税別)となります。

売りにくい!笑

なお、チャイルドシートのバリエーションが豊富ですが
店頭在庫は一種類のみとなりますので
別カラーをご希望の場合は納車まで
お時間がかかる可能性がございます。

予めご了承くださいませ。

さて、今回入荷しましたポーラーは
カラーがグレーとなるのですが
サイクルショップ・シンワ独自の改良を施しており
問題のスマートコントロールブレーキを
Wピボットブレーキに変更しております。




サイクルショップ・シンワ、オリジナル仕様となります。
(パーツ自体はブリヂストン製のもので代用しております。)
勿論、スマートコントロールブレーキは
パーツ単体として、付属品としてお渡し致します。

ブリヂストンの多くの自転車に採用されている
このスマートコントロールブレーキは最大の癌であり、
いうなれば不具合のデパート

スマートコントロールどころか
アウトオブコントロール(制御不能)
ブレーキです。


昨今、無能な政治屋が 「アンダーコントロール」
とかいうギャグを世界に向けて発信し
日本が冷ややかな目で見られるようになりましたが
流行ってるんですかね、こういうの。失笑

こんな欠陥品をつけて販売することは
私個人の良心が許しません。

そのため、しばらくの間はブリヂストンの
電動アシスト自転車の販売を控えておりましたが
これに代わるものがあると解ったため
試験的ですが、採用した形になります。
勿論メーカー推奨のものではありませんので
その旨ご了承いただいた方のみ対応しております。


メーカーがWピボットを使わないのは当然です。
メーカーは自作のスマコン売らないと赤字で困るだけですから。

ネットで検索していただけると解りますが
不具合がわんさか出ていることも確認で来ますし
多くのお店で欠陥品の烙印を押されたもの

ごり押しで採用するということは
ただのメーカーのエゴです

他のメーカーでは普通にWピボットブレーキが採用されているわけで
この変更自体に、問題はないと私は確信しております。

なお、ヤマハのバビーなどの車種も、当店では現在
このタイプに変更する改良修理を行っております。

工賃込3,500円で、問題の無いブレーキに買えることが可能です、
その後、アホみたいな点検や修理のオンパレードから
一切おさらばすることが出来ます。

なお、新車としてのビッケ・ポーラーに関してですが
ブレーキパーツ変更分の料金は上乗せしておりません。
通常の、他の車種と同じ店頭販売価格での割引率となりますので
ご安心してご購入頂けると思います。
posted by シンワ店長 at 12:49| お知らせ

2017年01月14日

新型ビビ・PX 入荷!

パナソニックの電動アシスト自転車
2017年モデルが続々入荷しておりますが
数ある中でもサイクルショップシンワ
イチオシの一台がビビ・PXです。



この自転車は専門店向け仕様の為
カタログには載っておりません。
しっかりと組み立てなどを行う専門店専用に
メーカーが生産してくれている自転車なので
量販店などでは手に入りません。

平均的なモデルであるビビ・DXをベースに
最上級グレードのビビ・EXに使われる
ハイパワーのドライブユニットを搭載
ワンランク上のアシスト力
をもち
ハブ内蔵型センサーを搭載することで
丁度、DXとEXの中間として位置づけられますが
価格差は3,000円なので大変お買い得と言えます。

バッテリーは12Ahから16Ahへと大型化した
ビビ・DXにあわせて、16Ahが搭載されております。

価格は定価 117,000円(税別)となります。

2016年モデルではグリーンがダントツ人気でしたが
2017年ではグリーンがなくなり
個人的にはこのマットネイビーがイチオシです。

男性が乗っても違和感が無いカラーとして
また、昨今は女性に好まれているマットカラーですので
人気が出るのではないかと思っております。
posted by シンワ店長 at 15:12| お知らせ

2017年01月10日

メーカーも認めるパンクの原因

サイクルショップシンワでは常々
タイヤのトラブルの原因のほとんどが
空気を入れていないことがきっかけ
と説明しており
このブログでもかなりの回数
そのような事例をご紹介して来ました。

ブリヂストンの公式見解でも
図解で解りやすく説明が出ております。

http://www.bscycle.co.jp/cycletire/

私の書く内容より解りやすいですね。笑
実物の事例だけでは伝わりづらいことも
この絵を見れば一目瞭然。

最初のデータでは40%強となっていますが
私の体感ではタイヤのトラブルの60%以上と思っており
下の方の説明でもパンクの原因の70%が
空気を入れない事
と出ています。

リムうち、サイドのひび割れ
ここにありませんが、タイヤの面積が多くなることによる
無駄なパンク(本来刺さらない場所に刺さってくる)

というのもあります。

この中でも特に、サイドのひび割れ、内側から起こるパンクは
致命傷を引き起こす確立が高く
何度も何度もパンクするという方は
ほとんどの場合がこれです。


このブリヂストンのページは
パンクに強いタイヤを紹介しているものですが
はっきり言って、どんな良いタイヤをはこうが
空気を入れなければ100%パンクをします

最後までタイヤを使えずにタイヤを交換する羽目になります。

空気をマメに入れ、トラブル無くお金もかからず快適に乗れるのと
トラブルばかりで時間とお金の浪費を一生続けるのと
どちらがいいかは明白ですね。
posted by シンワ店長 at 00:00| 修理

2017年01月06日

新型ギュット・ミニ 入荷!

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

2017年1月5日の初日営業より、修理価格を改定致しました。
皆様にはご迷惑をおかげいたしますが
何卒、ご理解いただければと思います。

さて

年始早々に、2017年モデルの人気子乗せ電動アシスト自転車
ギュット・ミニ・DXが入荷致しました!



昨年、新型バッテリーに対応したギュット・ミニ・DXですが
2017年モデルではバッテリー容量が16Ahへと進化!
バッテリー切れの心配がよりなくなりました。

細かい変更点としては、スイッチパネルの改良
前輪センサーの改良などが挙げられます。


なお、毎年の事ですが、子乗せモデルは品薄状態になります。
理由としては、初回生産分が店頭展示品として完売し
カラーチョイスなどで次期生産分に注文が殺到した時点で
山場の3月を迎えるためです。

子乗せアシストを検討するなら2月全半くらいまでがベストです。
(2月末の注文でも入園式に間に合わないことは多々あります。)
posted by シンワ店長 at 15:55| お知らせ

2016年12月26日

年末年始の営業と、価格変更のお知らせ

2016年もあと僅かとなりました。
サイクルショップ・シンワは
年内は27日(火)までの営業となります。
新年は5日(木)からの営業となります。

なお、2017年1月5日の初日営業より
修理価格の変更を行います。


従来は増税時以降も、消費税を含めず
価格を据え置いたまま内税としておりましたが
パーツ価格の高騰などを含めまして
値上げせざるを得ない状況となりました。


皆様にはご迷惑をおかげいたしますが
何卒、ご理解いただければと思います。

あまりに数が多いので具体的な数値を
ここで載せることが出来ませんが
全体的に8%分相当の値上げを予定しております。

2,000円未満の修理で+100円程
2,000円〜3,000円未満が+200円程
3,000円〜4,00円未満が+300円程

というイメージでしょうか。

例えばタイヤ交換で200-300円程度
パンク修理で100円程度
の値上げになります。

なお、当店でご購入の自転車に関しましては
通常価格より、常時割引をしておりますが
一部に関しては値上げしないままで据え置く予定です


本年も沢山のご来店、誠に有難うございました。

2017年はさらに気合を入れて
地域で最も電動アシストに詳しいお店を目指し
邁進していきたいと思います。
posted by シンワ店長 at 15:12| お知らせ

パナソニック展示会レポ 2016冬 その8

パナソニック展示会レポート、その8です。
かなり長くなってきましたが
いよいよお待ちかねの、子乗せモデルのご紹介です!

しかしBS展示会と比べるとこの圧倒的ボリューム。笑
シンワブログでは、思ったことをはっきり書いていますので
当然批判的な内容も増えるわけですが
私の書く批判は全て期待への裏返しです。

単純に、書くことが多いということは
それだけ期待値も多いということです。
ご紹介する価値のある商品があるということです。

いい加減手短にしろという声が聞こえてきそうなので
早速新モデルをご紹介します。

まず2017年モデルでの大まかな変更点ですが
・バッテリー容量の大型化
・前輪センサーが一部、新型への変更
・新型スイッチへの変更
・小口径モデルのスタンドの改良
・各シリーズ毎のチャイルドシートの改良

が挙げられますが
細かい部分の変更については車種ごとにご紹介していきます。

まずはギュット・アニーズから。



ギュット・アニーズには大容量の
EXというモデルが追加になります。

2016年当初、新型バッテリーの8Ah搭載でスタートした
ギュット・アニーズでしたが
12Ah搭載のモデルが途中から追加され
2つのラインナップでの販売が行われておりました。

これら二つを、2017年からは
ネーミングからクラス分けしたものと思われます。

ギュット・アニーズ全体としての変更点は
・フロントバスケットの大型化
・シートクッションの変更
の2点が挙げられます

上位のギュット・アニーズ・EX
バッテリーが20Ahになっただけでなく
シートクッションもワンランク上になり
前輪センサーがハブ内蔵式になります。
価格は税別で定価149,000円。



ギュット・アニーズ・DX
バッテリーが12Ahから16Ahへ大型化しており
前輪センサーは新型のものがついています。
価格は税別で定価139,000円。






2016年に登場して、思った以上の需要があると再認識された
26インチサイズのギュット・アニーズ
ギュット・アニーズ・F・DX
名前がやたら長くなりましたが(笑)
いずれEXが出るということでしょうか・・・?

基本的にはミニ・DXと同じような仕様変更となります。
価格は税別で定価139,000円。


続いて前部シート搭載のギュットシリーズをご紹介しますが
なぜアニーズを先にしたのかというと
単純に、カタログの順番が今回から逆になったということと
2016年、サイクルショップ・シンワでも
需要は圧倒的にアニーズのタイプ(前部シートが無いモデル)が
売れた
ということで、トレンドが変わってきたといえます。

実際、ブリヂストンでもビッケシリーズでは他に2種あり
パナソニックのギュットでも、ステージというモデルが出ているくらい
前部のチャイルドシート搭載モデルではないものの方が
多様性が出てきている(というか多様性を持たせやすい)のでしょう。

なお、私がパナソニックの子乗せモデルを
お薦めする理由の一つとして
車輪の強度の違い
というのもあります。

これまでご紹介していなかったのですが
パナソニック製のものは極太スポークを採用しており
ブリヂストンやヤマハのモデルに比べて
車輪のトラブルが比較的少ない
というデータもあります。

また、あるお店の話としてですが
ブリヂストンの自転車が、あまりにスポークが折れるため
パナソニックのパーツを組み入れて
車輪を組みなおしたところ、かなり安定したそうです。


このような点から見ても、パナソニックという会社は
自転車がどういう道具であるのかという事を
よく理解している
ということが解ります。

話を戻しましょう



ギュットシリーズ(ここでは前部シート搭載モデルについて表示)
の変更点もバッテリーの大型化をはじめとして
細かい部分が最新型に対応しております。

ギュット・ミニのタイプでは、アニーズ同様
スタンドがより小柄な方でも扱いやすく
26インチサイズのギュットでは
フレーム設計を見直し、足抜きがしやすくなりました。

また、大きな特徴として挙げられることが一つあります。
後ろ用の純正オプションパーツで
ヘッドレストスライド式の
チャイルドシートのサイズが変更になることです。



こちらは元々OGKの製品をOEMで採用していましたが
2017年モデルからはオリジナル設計として
新たに登場しますので
見た目は似ていますが若干仕様が変わっています。
新モデルをご検討の方は
チャイルドシートの違いにご注意ください。

(※OGKのモデルをつけても問題はありません)


ギュット・ミニ・EXはバッテリーが20Ahで
前輪センサーはハブ内蔵型(従来どおり)
価格は税別で定価158,000円。

ギュット・ミニ・DXはバッテリーが16Ahで
前輪センサーは外付けで新型のものに改良
価格は税別で定価142,000円。

ギュット・DXはバッテリーが16Ahで
前輪センサーは外付けで新型のものに改良
上記の通りフレーム設計が大きく変わりました。
価格は税別で定価142,000円。

注目すべきはギュット・ミニ・EXだけ
価格変更が無かった
ことです。

これはギュットシリーズだけでなく
他のも出るでも共通して言える事ですが
最上級モデルに関してはほぼ全て
単純にバッテリー容量が上がって、値段据え置き
なので
大きな容量を必要とする方は助かるのではないかと思います。

なお、ご好評いただいております
ギュット・ステージ・22に関しては
夏に発売されたモデルということで
現状の変更はありません。


さて

一通りシリーズをご紹介してきましたが
やはりギュットシリーズをご紹介していても
気になるのはバッテリー容量の過剰な大型化と
それに伴う価格上昇によるユーザー負担増
です。

子乗せモデルがラインナップとして
DX、EXと二つあることは
選びやすいというメリットがあるものの
そもそも大型化しすぎて、DXでも
従来品より1万円も価格が上昇してしまったという
ユーザーにとって悩ましい結果
となりました。

最初の方の記事で書いたように
2016年途中からリリースされて
2種類選べたギュット・アニーズのように
バッテリーサイズ違いがもう一つ
下のランクであっても良かったのではないかと思います。


例えば大型化したバッテリーについて
大きなメリットがあるといえるとすると
今年、2016年にアニーズを買った方は
8Ahだったとしても、新型バッテリー搭載モデルですから
今後バッテリーを買い換える際に
ご自身でサイズをチョイスできるという点で考えると
最もお得だったのではないかと思えてきます。

私はパナソニックというメーカーには
大いに期待をしていますが、今回の発表会では

「過ぎたるは及ばざるが如し」

という言葉を痛感しました。

確かに性能は上がったのですが
肝心の魅力は下がったと思います。

勿論、パナソニック自身がその全ての原因を作っているわけではなく
不景気を作り出している政治が最も悪いと私は思います。
アベノミクスになってから経済はずっと右肩下がりです。

人のせいにするつもりはありませんが
先日、お店のデータをさかのぼってみたところ
ちょうど安部政権が誕生した直後から
徐々に売り上げも落ち込んでいます。

この数年間で、何度、メーカーや問屋さんから
仕入れ価格値上げのお知らせが来たことか解りません。


パナソニックが価格が上昇せざるを得ない理由は
そういう所にあるのは十分承知です。
しかし、ユーザーのニーズを無視して
自分たちの利益だけを突き詰めるような
ブリヂストン
と同じ道は辿って欲しくないので
今回のレポートはかなり厳しい視点で書きました。

以上がパナソニック展示会レポート・2016冬になります。
長文、ご閲覧いただきありがとうございました。
posted by シンワ店長 at 14:54| パナソニック展示会