2016年12月26日

パナソニック展示会レポ 2016冬 その7

パナソニック展示会レポート、その7です。
ここからはシティサイクルモデルについてご紹介します。

2017年からはビビシリーズティモシリーズという
大きく二つに分けたラインナップ構成になるようで
従来のビビのシティタイプのものも含めて
ティモという名称に統一され
カラーズなどもその部類になるようです。


<ティモ・スタイル>

こちらのティモ・スタイル
完全新型の電動アシスト自転車になります。

ティモシリーズは通勤通学向けに、というコンセプトのようですが
こちらは通学ターゲットのデザイン系アシスト自転車ですね。
女性が街乗りするのにも向いているのではないでしょうか。

ちなみに以前から書いているように
通学に電動アシスト自転車という選択は
東京では個人的にはナシです。

理由は脚力の衰えが著しくなるためです。
将来のことを考えたら自力でこぐ方が断然良いです。
地方で山越えをするような距離を毎日走るのであれば別ですが。

お薦めしないもう一つの理由として
間違いなく学生はぶつけるからです。
修理をしていてもパンクなどで持ち込まれたものを見ていると
学生さんの自転車は5割くらいの確立でフォークが曲がっています。
要するに事故車がほとんどという事です。(勿論、違反運転です!)

自転車をぶつけた時にかかる修理の金額は
概算でも間違いなく1万円は見積もったほうが良いです。

当然ながら事故に関しては
電動アシスト自転車に限った話ではありません。
自転車通学をさせている全てのご家庭で
自転車がどれ程危険なものであるか、
また、お子さんがどんな乗り方をしているのか、
改めて話し合う機会を設けるなど
普段から自転車の便利性と危険性について
お話できる環境を作って頂ければと思います。


さて、毎度の事ながら話がそれましたが
ティモ・スタイル12Ahバッテリー搭載
手動でハンドルロックが出来るくるピタを採用、
スタンドもL字型を採用しておりますが
キャリアはクラス18のため子乗せは出来ません。
価格は税別で定価112,000円となっております。

なお、ティモシリーズの特徴として
全てのラインナップで、本体のサークル錠と別に
本体の鍵で解除できる、ワイヤータイプの鍵が付属します。



次にご紹介するのはWループタイプです。


<ティモ・W>

こちらも新型になります。

スタイル的には以前ブリヂストンから出ていた
アシスタスティラという自転車に似ていますね。
いわゆるママチャリ型ですが
ビビに比べると、よりスタイリッシュ。

見た目的な話として、ビビとの最大の違いは
バスケットがステンレスという事でしょうか。

バッテリーが16Ahなので、ビビ・DXにかなり近い仕様で
クラス27のパイプキャリアですので
チャイルドシートを取り付ける事も出来ます。
(※片側のみです、前後乗せには対応しておりません


スタンドはL字型ですが、スタピタではなく
手動のくるピタを採用しております。
個人的にはこっちの方が好きです。笑
価格は税別で定価117,000円です。


次にご紹介するのは、現在店頭展示をしている
ティモ・Sです。会場で一目ぼれしました。笑



こちらは旧・ビビ・SX・シティというモデルの
後継車種になるのですが
他のシティタイプの後継車種と比べると
かなりデザイン的にも変更がありました。

そして最も特徴的なのはタイヤのサイズです。



ティモシリーズの中でも異色といってもいい
このファットタイヤを採用していることで
デザイン的にもブラックパーツ&マットカラーによく合い
かなりがっちりした印象になりました。

元々、SXというモデルは、シリーズ的には
最高峰のEX、ミドルクラスの一般的なDXの下に当たる
いわゆるエントリー車種のようなものでしたが
今回は全く別の位置づけになっているように感じました。

私がなぜこの自転車を注目しているかというと
以前記事にも書いたのですが
昨今は子供乗せの自転車事情として
お子さんが二人以上いらっしゃる場合でも
保育園などが別になってしまうケースが多く
ご主人が一人だけを乗せて、通勤途中で送迎という事例も
少なくないということが挙げられます。


つまり、前後乗せの子乗せモデルを購入した後に
ご主人が、もう一台、普通の電動アシスト自転車を
購入したりするケースが増えているのです。

その際にどうしても、いわゆるママチャリタイプが主流のため
少し男性的で、かっこよく、機能的であるものが
実はあまり無かった
んですね。

ティモ・Sはそのタイヤの太さからの視点でいうと
クラス27採用していますから
後ろにチャイルドシートをつけた時
他の、例えばビビDXより車体は安定します。


そういった理由から、私は男性がお子さんを乗せる自転車として
いわゆる”イクメン”に向けて
強くお薦めする一台がこのティモ・S
なのです!

ラインナップは26インチですが
フレーム設計がゆったりと作っている事も特徴

背の高い方でも乗りやすく設計されています。
従来27インチモデルですと、奥様が乗れないケースもあり
その辺りの問題も解決できるので
ご夫婦でご利用いただけるのもポイント
です。
なお最低身長は150cmからとなっております。

チャイルドシートを乗せることを考えているため
ドレスガード(巻き込み防止)も付属しています。

スペックは、バッテリーが16Ah搭載
L字がたスタンドでハンドルロックは手動のくるピタ
子乗せは片側のみ対応です。
価格は税別で定価117,000円となっております。




メーカーが通学モデルとしてイチオシしている
ティモ・Fは、旧・カラーズですが
バッテリー容量が12Ahへと進化しました。

大きく変わった部分はバッテリーのみで
細かい部分として2017年仕様ということで
前輪センサーなどが最新のものが使われております

価格は税別で定価115,000円

さて、DXなど残りの車種なのですが
実は写真を撮り忘れてしまいました^^;

ただ、基本的にはビビシリーズと同じく
バッテリー容量と一部パーツ変更のみ
ですので
あまり写真でお伝えできることはありません。

EXが20Ah搭載税別で定価137,000円
DXが16Ah搭載税別で定価117,000円です。


ティモシリーズではないのですが
最後に、変わった自転車をご紹介します。


<BP02>

こちらはBEAMSとコラボした自転車
限定販売だったものがパナソニックで
通常販売になったようです。
価格も税別で131,000円なので同じです。

ただし、カラーラインナップには
BEAMSモデルと同じ、白とオレンジはありません。


こちらは内装3段変速モデルですので
他の人と違うスタイルをお求めの方には最適です。


余談になりますが・・
個人的な見解ですが、スポーツモデルは
電動アシスト自転車には蛇足
だと思っております。
多段ギヤなども意味が解らないです。笑

アシスト自転車には国内法で定められたパワー制限があり
ある一定の速度になるとアシストが弱くなり
あるところまで行くと、電源が入っていても
アシスト力がゼロ
になってしまいます。

(先日発表された違法な電動アシスト自転車は
この部分が制御できていないものだったということです。)

スポーツ車というものは
ある程度スピードにのるから気持ちいいわけで
それが出来ないのであればあまり意味がありません。

さらに、逆に「ゆっくり走るからいい」という事であれば
常時強いアシスト力が働き、かなり楽に走れるものの
全く運動になりませんから、やはり意味がありません。

このBEAMSとのコラボモデルのBP02や
小口径のBMXスタイルが売りのEZなど
デザイン重視のものはまだ理解できるのですが
ハリヤに関しては、選ぶ理由すら見当たりません。

この辺りは私は総じて”イロモノ”と呼んでいます。
かなり趣味の世界にはいってっくるので
元々贅沢品である電動アシスト自転車の
さらにニッチな部分の商品といえるでしょう。

勿論、そういう部分もケアするのがメーカーの仕事ですし
私もご購入する方を否定はしません。


次回はいよいよ子供乗せモデルをご紹介します。

その8へつづく
posted by シンワ店長 at 13:20| パナソニック展示会

2016年12月25日

パナソニック展示会レポ 2016冬 その6

パナソニック展示会レポート、その6です。
かなり長くなってきておりますが・・

今回は軽量モデルについてご紹介します。


<ビビ・LU>

先の記事でも書いたように
2016年もかなりの台数が出ましたビビ・ライトU
ネーミング変更をして登場します。
こちらは2月頃の発売予定です。

2017年モデルではバッテリーが新型に変更され
容量も6.6から一気に12Ahまで引きあがります。

ほんと、今年の8Ahバッテリーって何だったんでしょう。笑
個人的には8Ahでよかった気もします。



手元スイッチはランプタイプで
細かい表記は出来ませんが
ご年配には解りやすいもの
となっています。
こちらは前回ご紹介したFXにも採用されています。

LUは軽量モデルですので、パーツも各所が
他のモデルとは違う仕様となっています。
アルミリム、アルミキャリア(2017年より)を採用し
車輪もアルミリムですので、車体の軽さは驚愕的です。


毎年サイクルショップ・シンワで
この自転車がなぜ売れるかというと
坂の下の地域である事が故にです。
他のお店さんがどうかはわかりませんが
とにかくよく売れるのがこの自転車です。

主に主婦の方がお買い物用として
従来の6.6Ahでも全く問題なく使えていたため
余計な機能(最新機能)よりも使いやすさ重視
この自転車がとても好評いただいております。

2017年からは新たに、24インチには
シングル(ギヤなし)モデルが追加
され
より高齢者向けに特化したものとなりました。
子供乗せに対応していない事を考えても
12Ah分走る人がどれ程いるのかという点も含め
ですから個人的に、8Ahでも十分だと思いました。
(そうしたらもう少し安く作れたかな?なんて。笑)

もちろん、こちらのモデルは高齢者でなくても
使いやすい事には変わりありませんので
特にお買い物用として、女性にはお薦めの一台です。

そういえば余談なのですが
このLUが展示してある場所で、あるお店さんが

「軽量化って言っても、ちゃんとスタンドこれ(L字型)なのが
やっぱ解ってるよな〜。BSなんか軽量化って言ったら
ストレートタイプにしてくるから(笑)
そうじゃねえよ!っていうね。」


という会話をしていて、まさにその通りだと思いました。

価格は3段ギヤモデルが税別110,000円。
ギヤなしモデルは同105,000円
となります。

サイクルショップ・シンワでは
発売次第、店頭に24インチと26インチを
従来どおり在庫する予定です。
(24インチはギヤなしモデルになります。)


次に小口径のビビ・LSです。


<ビビ・LS>

2016年のビビ・ライト・20の後継車種です。
こちらは現ライトU(新LU・・名前、覚えにくいです。汗)の
20インチバージョンと思っていただけると解りやすいかと思います。

仕様としてはLSとほぼ同じとなっており
このサイズにして12Ahバッテリー搭載という事は
かなりインパクトがあるものでした。

最近では子供乗せ自転車が小口径が増えた事で
ご年配の方などでも小さいタイヤに抵抗がなくなってきており
20インチは見直されている認識でいます。

サイクルショップ・シンワでも昨今は
丸石サイクルのティータイムという
20インチの自転車がよく出ており
こちらの特徴は、20インチでありながら
車体をややゆったりめに作っている事で
小ささ=恥ずかしさを無くしており

そのため、大変人気が出ています。

スパンを伸ばしている事で
165cmくらいの方でも乗る事が可能で
ご年配の女性用に買いつつ
ご夫婦でご利用いただくなどのメリット
があります。

昨今は電動アシストでも、各社20インチなどに力を入れており
ご年配向けに特化したモデルでは
ブリヂストンのアシスタ・ユニ・プレミアが有名ですが
個人的にはこのパナソニックのLSも含め
もう少しロングスパンでもいいかなと思います。
車体の長さが24インチと同等くらいあってもいいかと。

話がまたそれましたが、LSの価格は
LUと同じで税別110,000円
こちらは内装ギヤモデルのみとなります。

その7へつづく
posted by シンワ店長 at 16:51| パナソニック展示会

パナソニック展示会レポ 2016冬 その5

パナソニック展示会レポート、その5です。
引き続き、新モデルについて
ホーム車中心でご紹介していきますが
ここまでは昨年までと同様のご紹介でしたが
ここから少し趣向を変えて
もっと安いモデルを掘り下げたいと思います。


2017年、シンワは進化します。

既に先日の記事でも宣言している通り
店頭展示台数を大幅に増やす予定です。

既に入ってきているものもあるのですが
2017年は、従来のような、高性能で安全&安心
「これさえ買っておけば間違いない!」
というモデルだけでなく、ちょっと性能が落ちるけど
「ご予算的にこんなのどうでしょう?」
というようなものも、あえて展示して
その差を、実物をご覧頂きながら、ご説明をし
お選びいただける環境を作っていこうと考えています。


というわけでまず最初にご紹介しますのは
完全新型として登場したビビ・FXというモデル。
だいぶ前からFX、FXと引っ張りましたがようやく登場です。


<ビビ・FX>

こちらは価格が税別定価105,000円ということで
価格だけを見ると「そこまで安くないじゃないか!」
と思われると思いますが
軒並み11万円台になってしまった従来モデルを考えると
今後はこの価格で安い部類となってしまうようで
そこに関しては私も、どうしたものかと悩んでいます。。


個人的には、リリース情報を見ただけの時は
「これは来年の主力になる」と思いました。
理由は先の記事でお伝えしたように
DXが16Ahとなってしまったことで価格の高騰に加え
実際にそこまで使うか?という疑問と
前回お伝えしたようなデメリットが懸念されるからです。

ビビ・FXはDXの一つ下に位置づけられたモデルとして登場したため
バッテリーも12Ah(それでも今年のDXと同じ容量です!)ですし
価格帯も11万円以下でお求めいただけるのであれば
絶対的にお薦めできるという思いでいました。

しかし、実際にふたを開けてみると(実物を見てみると)
正直、がっかりしたという思いしかありませんでした。

車輪がアルミリムであること、スタンドがL字型でないこと、
手元スイッチがデジタル式でないこと。
気にしなければそこまでではありませんが
この価格帯でその仕様はちょっとどうだろう?と思ってしまいます。
現に2016年のDXが+4,000円とはいえ
しっかりしていたわけですから。

やはり気になりだすと悩ましい部分ではあります。

一体コイツは何が言いたいんだ?
薦めたいのか?薦められないのか?


そう思った方は多いと思います。
自分でも書いてて思います。汗

そのくらい悩ましいモデルである事は間違いないです・・

勿論メリットもあります。
車輪をアルミにすること、スタンドを通常型にすることで
軽量化をしているので、車体重量はそこそこ軽いです。


スペック的にそこまで求めないという方であれば
バッテリーも最新型を採用していますから
十分に実用できるものであるとは思います。

ただ、これにお子さんを乗せるのは、あまりお薦めしません
クラス27で、片側であれば対応していますが
アルミ車輪や、スタンドを考えると
もっと安定したものを買ったほうが絶対に良いです。


このように、価格が下がる事でのデメリットは確実に存在します。
昨今では8万円台の、よく解らないメーカーの
電動アシスト自転車が、量販店などで売られています

電動アシスト自転車に限って、間違いなく言えるのは

安いものにまともな商品は一切ない

ということです。

過去にも安い、よく解らないメーカーのものを
ネットなどで購入した方が
数え切れないほど修理などで来店されましたが
そのほとんどが、修理が出来ないのです。
(一般的なパーツを使ってないものが多い)

メーカーの1/3しか容量が無いのに
メーカーよりはるかにバッテリーが高かったり

バッテリーなどのシステム部が、数年で使い物にならなくなり
問い合わせようにも、もうお店がないとか
メーカーがないとかで、廃車になり泣き寝入り、
というパターンがほとんどです。
結局無駄にお金を捨てただけという結果になっています。

安物買いの銭失いといいますが
8万は決して安い金額ではありません。


電動アシスト自転車は10年スパンで見て
確実に10年近い年数を乗れなければ
ほぼ元が取れないものだと断言してもいいと私は思います。

ですから10年後にそのメーカーがあるのか
そのお店がサポートしているのか
そういう部分をしっかり考えて
購入しなければ確実に失敗します。


また、昨今では国土交通省から正式発表されたような
違法な電動アシスト自転車
も横行しております。
そういた類のものは一切、お断りしております。
犯罪幇助になってしまいますからね。


さて、少し話がそれましたが
パナソニックのビビシリーズの中でも
安いモデルは実はずっと前から存在しています。

ビビ・TXというモデルです。


<ビビ・TX>

いわゆる量販店向けモデルと言われるもので
恐らく安物を沢山売ってるようなお店では
これがよく売れるのではないかと思いますが
かなり性能的には劣ります。

・バッテリーが旧タイプの6.6Ah搭載
・手元スイッチもランプが3段階という数世代前のもの
・車輪がアルミリム
・アルミ、ステンレスパーツを鉄パーツに変更(錆びる)


など、上でお伝えしたFXよりさらに性能は落ちます。

とはいえ、ブリヂストンの最新型の
ビッケ・ポーラーはこのバッテリーを使っていますから
現役として全く問題ないことは私も保証します。


ちなみにクラス27採用ですので
片側だけですがチャイルドシートも搭載可能です。
ハンドルロック機能もしっかりついています。

なにより、価格は税別で定価85,000円という
メーカー車としては規格外の安さ
ですから
とにかく乗ってみたいというのであれば
わけのわからないメーカーを
選ぶより100万倍マシです。


こちらの2台は店頭展示をしていく予定ですので
比較して、どこが違うのか、よく吟味して
何を選ぶのかを判断して頂ければと思います。

その6へ続く
posted by シンワ店長 at 14:03| パナソニック展示会

パナソニック展示会レポ 2016冬 その4

パナソニック展示会レポート、その4です。
引き続き、新モデルについて
ホーム車中心でご紹介していきます。


<ビビスタイル>

・・ちょっと写真が微妙でスミマセン。

何度かそのネーミングが変わってはいるものの
ビビスタイルは、ビビ・DXのバージョン違いとして
以前より位置づけられているモデルです。

2016年モデルでは8Ahバッテリー搭載ということで
12Ah搭載のDXとの差がかなり出てしまっていて
販売する側としても売りづらい商品でしたが
2017年からはDXと同じ16Ahにラインナップされて
その名の通り、スタイル違いとして選ぶことが可能になりました。

パイプキャリアと、金属製の大型バスケット、
車体と同じカラーのチェーンケースが特徴
です。
なお、ハンドルの形状がDXと比べると
カーブしてからの上がり幅がやや浅いため
乗り心地も違いは出てきます。

どちらが良いという事は無いので、このあたりは好みです。

パイプキャリアですがクラス27対応で
片側だけであればチャイルドシートを取り付け可能です。



<ビビ・PX>

ビビ・PX量販店では購入で来ません
こちらは専門店限定のモデルです。
この商品が取り扱いできるかどうかで
お店の信頼度をはかっても良いんじゃないでしょうか?


サイクルショップ・シンワでは2016年
最も売れたのがこのPXと後の紹介するライトUです。

PXの大きな特徴は、DXをベースにしていますが
ドライブユニットが、最高峰モデルである
EXと同じものを採用していることで、パワーが違います。
また、前輪センサーもハブ内蔵型を採用しているため
駐輪場などでの影響も受けづらい仕様となっています。
これだけの性能の差があるにも関わらず
+3,000円で購入できることが最大の魅力です。

実際にこのPXを今年ご購入いただいた方で
ご家族で昨年、DXをご購入いただいているのですが
「なんでこんなに違うの?全然楽なんだけど」
と言われた事があります。

なおバッテリーは、こちらもDX同様に
2016年の12Ahから2017年は16Ahへと進化しました。
来年もお薦めの一台となりそうです。


さて、ここでちょっとブレイク。

バッテリーについて少し思うことを書こうと思います。
前回お話していた、FXのご紹介ですが
次のその5でしたいと思います
。スミマセン。

2017年モデルを見た時に、一番目に付いたのは
勿論、バッテリー容量でした。
前回も書いたように、業界を牽引するメーカーとして
最先端のものを開発してリリースすることは
今後の発展につながるもので、素晴らしいと思います。

しかし、実用面で言うと
そこまで全てを大型化する必要が果たしてあるのか?
という疑問がどうしても付きまといます。

おそらくこれは私だけでなく
会場にいたお店さんのほとんどが
感じた事ではないかと思います。

16Ahは確かに凄い。
しかしそれで11万を超えたら
売りづらくなるのは明白です。


前回、価格の話は散々書いたのでここでは省きますが
私が一番気にしているのは
容量アップでのメリットとデメリットです。

容量が上がるということは走行距離が伸びるわけですが
では、バッテリーの寿命に影響するのでしょうか?

10年くらい前に主流であったニッケル水素バッテリーは
使用しなくても3年たつとダメになる
という話を聞いた事があります。
(私は電気に詳しくないので、あくまで聞いた話です。)

その後、リチウムイオンになって数年も
やはりバッテリー寿命は3年が一般的でした。
そして”高耐久”の名の下に寿命が大幅に延び
現在では5年が普通の認識となっております。

メーカーの発表では、市場調査で、購入時に
お客様が一番気にしているのは容量だと言っていました。

私はそうだと思いません。

お客様が一番気にしているのは価格
その次が、重量と、容量、どちらかだと思います。

ただ、ここでは価格の話はぶり返しません。笑

パナソニック的な考えとしては
容量を増やすことでニーズに応えるという事でしたが
通勤でかなりの距離を乗る方と
お買い物で使用する主婦の方
どちらが多いのかは明白
なことです。

従来の12Ahでもオートマチックで52キロも走ります。
16Ahで70キロ(エコモードで100キロ!確かに凄い!

片道5キロの道のりを、12Ahだと5日間
16Ahだと7日間乗れることになります。

この2日という日数が、バッテリー充電回数軽減につながり
わずらわしい充電回数を減らることで
より快適に使用することが出来る
という
単純に見れば確かにそういうことになるわけですが

では5年後に、蓄積充電回数が減ったことで
バッテリー寿命が延びていて
従来の1.33倍、6年半使えるのか?
というと
恐らくですが、それは、ないと私は思います。

5年も使えば、どのバッテリーも電圧は落ちていきます。
充電までの期間が延びることで電圧は落ちますし
自然放電なども少なからずあると思います。

改めて言いますが、これは私個人の意見であり
私自身、電気にはそこまで詳しくありません。


ただ、普通に考えて、もしそうであるならば
バッテリー容量が無駄に増えたことで
ユーザーが購入時の金額負担が大きくなり
結局バッテリー買い替えの時に
また大きな容量を買うということになれば
そこでまた負担になってしまうわけです。


これでは、ユーザーにとってのメリットがあまり無い。

私は販売店ですから、ユーザーメリットより
お店の利益を考えればいいじゃないか
と言われるかもしれませんが
私がそんな方針で仕事をしていない事は
ここをご覧いただいている方々は既に承知だと思っています。


うちは量販店じゃないんです。

自分の利益より、お客さんのメリットを優先して
物事を判断するのが私のやり方です。

量販店に行ってみてください

16Ah、凄いですよ
沢山走りますよ
充電回数めんどくさくないですよ


きっとそれだけです。
デメリットのことなんて絶対言いませんよ。
いい事しか言わない。

それもメーカー受け売りのそのまま鸚鵡返し。
脳みそなんていらないんです。
売れば良いから。
売れればあとはどうでもいい。

以前からお話はしている事ですが
大きなものを買う時には、メリットではなく
まずデメリットを聞くべきです。
デメリットを言えないお店では買うべきではありません。

話がそれましたが、バッテリーについて
私が2017年モデルでどうしても納得がいかないのは
大型化したことで寿命も延びたという証明が出来ない事です。
勿論そういった発表もメーカーからあるわけでもないので。

前回の記事で、ラインナップを増やして
バッテリー容量を二つ選べる仕組みであれば
ニーズに応じて対応しやすくなる
と書いたのは
そういった事があったからです。


さて、この話を踏まえて上で
次にご紹介するFX以下のモデルを
ご覧いただければと思います。

その5へつづく
posted by シンワ店長 at 13:02| パナソニック展示会

2016年12月19日

パナソニック展示会レポ 2016冬 その3

パナソニック展示会レポート、その3です。
新モデルについてここからお伝えしていきます。


<ビビ・EX>

バッテリーが20Ahになり業界最大容量モデルとなりました。
(※2016年モデルまでは回生充電タイプが17.6Ahでしたが
2017年モデルでは回生がそのままで、EXの容量が上がりました。)


正直に申し上げますと、20Ahもいるのか!?と思いますが
この2017年モデルで素晴らしいと思ったことは
2016年モデルの16Ahから容量が上がったにもかかわらず
価格が変わらず、据え置きで137,000円(税別)という事
です。
普通、1,000〜3,000円くらいは上がっても不思議ではないのです。

ちなみにサイクルショップシンワでは、
このEXというモデルは、ヘルパーの方など
ごく一部の方が乗られておりますが
従来、バッテリー容量がDXなどでは足りないので
「仕方なく一番大きいEXで」というケースがほとんどです。
つまり、年間通して台数はあまり出ません^^;

要するに、たとえば一般の主婦の方や
家から駅まで1-2キロ通勤程度の距離の方には
これほどの容量は必要ないかと思います。

よく、電動アシスト車をネットとか量販店で買った方が
「どうせ買うならって思って一番高いのを買った」
という話を聞くのですが、電動アシスト自転車の場合
その価格の理由のほとんどが、バッテリー容量にあるため
無理に一番高いものを買えばいいというものではないのです。


自分が走行する距離や、使用頻度を考えて
1回の充電で、一週間〜10は最低もつものであれば
十分に使えるはずですので
これからご購入をご検討の方は
その辺りを考えて選んで頂ければ
無理なく、ぴったりのものを
手に入れることが出来るのではないかと思います。

ちなみにEXの最大の特徴は、他のモデルより力の強い
らくらくドライブユニットを搭載していること

確かに、ここには”より良いもの”がついております。


では次に、一般の方に最もお奨めすべき
(価格・容量的にマッチし易いと思われるため)
電動アシスト自転車のご紹介です。


<ビビ・DX>

ビビ・DXは従来どおり、2017年も
最もスタンダードな商品となるでしょう。
バッテリー容量が12Ahから、16Ahに大幅アップ
走行距離もかなり伸びました。

ここでも、くどいようですが
こんなにいるか?と思うくらい
十分すぎる容量になりました!

しかし

私は今年はこのDXに対して
厳しい評価をせざるを得ません。
なぜなら、最大の理由は価格の大幅上昇です。

従来の税別109,000円から、税別114,000円と
なんと5,000円も値上がりしてしまうのです

昨今、電動アシスト自転車が普及している中で
検討している方に多く聞かれる質問が

「最近色々出てるけど、そろそろ安くなりました?」

です。

これは以前からご説明していることなのですが
電動アシスト自転車は年々進化し続けており
今年もバッテリー容量が大幅に増えるなど
なかなか落ち着くところがありませんが

たとえば2017年モデルを見ても
2016年で最大容量であった16Ah搭載のEXを購入しようとすると
税別137,000円だったものに対して
2017年では、16Ahに生まれ変わった、EXの一つ下の
DXというモデルを税別114,000円で買えてしまうのです。


つまり、DXの価格だけを見比べれば
2016→2017年で5,000円も上がって
しまっていて
むしろ高くなっていると言うしかないのですが
相対的に見て、高いのか?と言われると
むしろ安くなっているわけです。


勿論、EXにはアシスト力が強いモーターを採用していますから
単純にバッテリーだけで2万の差は埋まりませんが。

何が言いたいのかと言いますと
要するに、電動アシスト自転車は安くなることは
今のところあまり無い
ということです。
昨年のトップモデルが、レギュラーモデルに
トラックダウンされるので、品質が上がった分
値段がほぼ同等でグレードアップして出てくるわけですね。

毎年のことですが、安くはなりませんが
性能はどんどん上がっていっています。
5-6年前のDXと見比べると、笑ってしまうくらい性能が違います。

それでも

私はこの税別定価で11万円を超えたことは
かなりの懸念を持っています。

上記のように、ユーザーの方が一番心配する点は
購入時の価格
であるからです。

少し前までは「大体10万円くらいです」と言っていたものが
「11万ちょっとくらいになります」と言うことで
お客さんの反応を見ていても
かなり抵抗が出てきているのは間違いありません。

「10万位するからもう少し待てば安くなる」と思っていた方が
翌年お店に来て11万と言われたら、それは驚きますよね。
もしかしたら、再来年は12万かもしれません。

いやーさすがアベノミクスですね。

まあ、無能な政治屋の話はどうでもいいとして
良いものを作ることは素晴らしいと思います。
業界を牽引するメーカーとして最大容量を出してくることも
全く間違ったことだとは思いません。

しかし

良いものを作ったから高いんだ。
俺たちは素晴らしいものを作ったんだから
商品が高くてもそれは仕方ないんだ。

そういう考え方では、ユーザーはついていけなくなります。


現在、ブリヂストンの自転車がまさにそうではないでしょうか?

トヨタのクラウンは高級車ですが
クラウンが街中を走る車の大半ではありません。
割合いからすれば、軽自動車が一番多いのではないでしょうか。

なぜでしょう。

ちょうど良いからです。

軽自動車ほど日本の道や、日本人の体型
日本での生活にあったものはないと私は思います。
人数構成や趣味のレベルで
その先のものを選ぶ方も当然沢山いますが
クラウンを買える余裕がある人はどれほどいるのでしょう?

私は、ギュット・ステージ・22が出た時に
「ちょうどいい」というコピーをみて
まさに!ちょうどいい!と頷き
「これは絶対に売れる!」と思いました。
現に、かなり売れています。

ちょうどよかったんです。

しかし、2017年のパナソニックのモデルを見た時には
「ちょうどいい」モデルが無くなってしまったと感じました。

これはとても残念なことだと思います。

これはほんの、一販売店の戯言かもしれませんが

たとえばDXというモデルを二種類に分け
従来どおりの12Ahと16Ahの二つを
ユーザーが選べるような形で
価格帯を変えて出すことは出来なかったのだろうか?と
せっかく良いものを作っているだけに
「もったいないな」という気持ちだけが残ります。



なお、2017年モデルでは、DXの価格上昇に伴って
従来の量販店向け廉価版であるTXの上に
FXというモデルが新たに登場します。
このFXには少なからず期待をしていたのですが
私がこのようなことを書くきっかけになったのも
FXが思っていたのと違ったことにも起因します。


そのFXについては次の記事でご紹介します。

最後に、EXとDXの相違点について書いておきます。

<EXの特徴>
・業界最大の20Ah搭載
ドライブユニットがワンランク上のアシスト力
前輪センサーがハブ内臓型で外部の影響を受けにくい
・価格は据え置きの137,000円(税別)

<DXの特徴>
・従来の12Ahから16Ahにアップ
・前輪センサーが新型のコンパクトタイプに(外付け)
・価格は5,000円アップの114,000円(税別)



その4につづく
posted by シンワ店長 at 19:36| パナソニック展示会

2016年12月16日

パナソニック展示会レポ 2016冬 その2

パナソニック展示会レポート、その2です。
今回はバッテリー以外での新モデルでの変更点を
先にお伝えして、順次モデル紹介に移ります。

まずは手元周りから。



実は私が去年の展示会で、新型を見た時に
最初からずっと気になっていたのが
スイッチパネルの文字の小ささ(薄さ)でした。


写真の中央のような、従来のパネル固定の文字から
液晶デジタル表記になった事には驚きましたが
1ドット表示の文字はさすがに見えづらいものでした。

これはもう変更必須であると思っていたので
表示が強くなったことは期待通りです。
というかしてもらわないと困ります。笑



とはいえ、まだまだ作りはじめということで
カタカナ表記しかできず
昔の携帯電話のような感じなのですが。笑

ここは今後どのように進化していくのか楽しみですね。


次に前輪スピードセンサーですが
こちらは、かなりの小型化を実現しました。



ブリヂストン(ヤマハ)などでも
既に小型化はされていたので
やや遅れての変更となりますが
パナソニックの場合はハブ内臓センサーがあるので
そちらが先に出ていたことを考えれば
ここで頭一つ抜けたことになります。

大きなポイントはセンサーを保護する
金属製パーツが加わった
ことでしょう。
前輪センサーはどのメーカーも
駐輪場の形によって軒並み破損したので
各社、色々と考えられた作りになってきています。

この他にも、サドルのクッション性がさらに上がったり
一部の自転車においてバスケットの仕様変更、
同じくロックキーの仕様変更が行われ
ギュット・アニーズ用の後部チャイルドシートクッションが
より快適に使用できるような仕様変更があったようです。


<画像をクリックで拡大・詳細を確認出来ます>


ここで一つお知らせです。

パナソニック社では、現在
バッテリーの回収を行っております。

(新品への無償交換となりますので、早目のご連絡を推奨します。)

パナソニック 電動アシスト自転車用バッテリー交換のお知らせ
↑対象バッテリー等の詳細はこちらをご確認ください。

昨年2015年7月のリコールによる回収率は現在
把握実績は87.5%、うち交換完了が85.6%ということで
かなり高い水準で回収が行われているようですが
今年2016年9月のリコールのものは、12月の時点で
把握実績は61.4%、うち交換完了が56.4%
3ヶ月未満での数値にしては高いものの
未だに半分近い数が回収し切れていないようです。

一度目のリコールで対象外だった方も
今回のリコールで再び対象になるケースもあるため
今一度、ご確認をお願いします。


リチウムイオンバッテリーは
不具合を起こすと発火の恐れなどがある
ため
早急な確認をサイクルショップシンワからもお願い申し上げます。

その3へつづく
posted by シンワ店長 at 12:51| パナソニック展示会

パナソニック展示会レポ 2016冬 その1

今年もあとわずか、ということで
年末恒例発表会ラッシュのトリを飾る
パナソニックの新車発表会に行ってきました。



既にお伝えしているとおり
ブリヂストンとヤマハの決別の件がありますので
2017年は電動アシスト業界は激動となる予感がします。
そんな中、牽引するパナソニックの新モデルが
どのようなものになるのか、大変気になるところですね。

会場でいきなり目に飛び込んできたのが
業界最大容量の20Ahという垂れ幕。



20Ah・・・想像もつかない数字ですね。
去年までの主流が8.9Ah(最大13.2Ah)だったことを考えると
とてつもない飛躍となりました。
2016年モデルからバッテリーを変更したことで
技術的にかなり展望が広がった事がわかります。

ちなみに20Ahのバッテリーですが
正面から見ると小型化してるなと思いきや



やはり、むちゃくちゃデカイです。笑
かなり見た目はアレです。
しかしファットですね。


パナソニックの電動アシスト自転車は
2016年モデルでは、新型バッテリーが
16Ah、12Ah、8Ahという3ラインナップでした。

当初、全てのモデルを一新するのではなく
順次対応ということで、夏頃から新たに
モデルチェンジしたものが対応していきました。

個人的な見解では12Ahもいるかな?という思いはあるものの
従来の8.9Ahより小型化し、何よりコストが下がることで
バッテリー買い替え時のユーザー負担が減るという
大きなメリットがあったので、強く推奨してきました。


そして、2017年モデルでは
新型の8Ahだったものが一部、12Ahに繰り上がったり
従来の6.6Ahモデルが新型の8Ahに
なったりするのだと思っていたのですが・・


予想を大きく上回る
全体的な大容量化になりました。


12Ah搭載モデルが一気に16Ahになり
旧型で6.6Ah搭載だったものも
新型の12Ahまで引きあがる予定のようです。

新型8Ahバッテリーの位置づけって一体・・・^^;

という訳で、今回のパナソニックの新モデルにおいて
最大の変更点はバッテリー容量の大型化になります。
この辺りを先に頭に入れていただき
レポートを続けていこうと思っております。


ちなみにパナソニックのフレームは国産です。
(※一部のフレームを除く)



一本のパイプからフレームを作り
塗装をし、組み立てる。
全てが国内で行われております。

個人的に中国製といっても様々あり
しっかり管理されている中での生産ならば
そこまで国産にこだわらなくてもいいと思う部分はあります。



やはり、ユーザーの方とお話をしている時
商品をご紹介させて頂く際に
他社と迷ったりされている場合
大きな決め手となるのがこの「国産」である事は
間違いなくお伝えできる事実です。


確かに仕上げはとても綺麗
他のメーカーの自転車と比べても
それはハッキリわかるくらいです。

電動アシスト自転車は高い買い物です。
どうせ買うなら、良いものをと思うのは
特別おかしな事ではないですよね。

その2へ続く
posted by シンワ店長 at 12:09| パナソニック展示会

2016年12月15日

新商品入荷情報

12月ということで年の瀬ですが
サイクルショップシンワも
おかげさまで激務の12月となっております。

昨日パナソニックの展示会に行ってまいりましたが
あまりに忙しすぎて、いつものように
レポートを書くのに少々時間がかかってしまいそうです。

期待して待っていらっしゃる方々には申し訳ありません。
しかも、既に販売が開始されているものが多いため
細かい情報が欲しい方もいらっしゃると思います・・・
ホント、すみません。

ひとまず、新入荷となる自転車をご紹介しておきます。

その前に!

来年は電動アシスト自転車を強化しようと思っておりまして
在庫の台数を大幅に増やしますことを
ここで宣言させて頂きます!
2017年上半期までで、現状の常設展示6台から
10台展示(たぶん9車種)を目指します。


個人店でここまでやる店、ないですよね。笑

さすがにメーカーの方にも驚かれましたが
やるといったらやる、決めたら迷わず直進するのが
私の信条ですので、結果がどうなろうと関係なく
御託はひとまず棚上げして、まずやってみます。笑

という訳で早速ですが、新たな一台として入荷しますのが
パナソニックの新型、ティモシリーズから、ティモ・Sです。



こちらは通学・通勤向けシリーズとして位置づけられていますが
個人的にはお子さんを乗せる2代目として
パパ向けにお奨めしたいと思っています。

見た目もスタイリッシュで、26インチと扱いやすく
後部の子乗せを可能としている事が理由です。

昨今ではいわゆる”ママチャリ型”のイメージから
少しおしゃれな傾向になっているのも事実で
ギュット・アニーズやギュット・ステージ22等でも
ダントツ人気のマット系のダークカラーというのも
お奨めしたい理由の一つです。


早ければ週末にも入荷しますので
気になる方はぜひご来店くださいませ。
posted by シンワ店長 at 19:47| お知らせ

2016年12月02日

学校じゃない

近年、人の話を聞けないような
困ったお客さんが増えていると感じています。

私はこのブログで様々な問題を例に挙げて
実際に起きている事実として
自転車の現状がこんな事になっていると
皆様にお伝えしているわけですが
それでも酷い状況はむしろ増えていると感じています。

中でも、取り扱いに関して間違っていたり
明らかに危険な状態であることを指摘すると
話をそらしたり、言い訳をしたり、屁理屈を言ったり
そもそも自転車なんて関係なく
人間的に疑ってしまうような方が増えています。

私は常に、購入して頂いた方、そうでない方問わず
ユーザーの方に負担がかからない(=自転車が壊れない)事を
一番に考えていますので
修理に見えた際に、何が悪くて壊れたか、
どういう対策で、今後防ぐことが出来るのかという事を
しっかりとお伝えできるようにお話させて頂いております。


その際に、あわせて
危険な運転をしている場合や
身勝手な行動をしている方には
注意をすることも当然ですが、あります。

いつも私はハッキリ言いますし、ここでも書くことがありますが
私の話をめんどうだとか、うざいとか
うるさいとか、わずらわしいと思うなら
何も言わずにお金を取られるお店に行けばいいんです。


私がお店をやる上でのポリシーは「しっかり伝えること」で
それが他のお店とは一線を画している部分
だと自負していますから
私のスタイルは変えるつもりはありません。

しかし選択肢はひとつではありません。
お店を選ぶ権利はユーザーの方にあります。

何も言わないで、また同じ壊し方をしてしまう可能性を残したまま
言われないからそれがいいなら、そういうお店にいけばいいんです。
ぼったくられても、何も知らないで騙され続けたらいいんです。

しかし、ルールを守れない方が増えているから
交通ルールがどんどん厳しくなったり
ちゃんと使わないから壊してすぐ買い換えたり
お金がどんどん無駄に無くなっていることに
気づけないとしたら、それはとても悲しいことですね。


言われて痛いことに耳をふさいだり
見ないふりをして逃げるのは簡単ですが
そういう人は一生何も変わりません。
迷惑をかけていることすら気づいてないんです。

まあ私の人生ではありませんから
言っても聞かない人はどうでもいいんですけどね。
勝手に壊せばいいし勝手に事故にあえばいい。

毎回、同じような扱い方で壊してきて
屁理屈をこねたり、言い訳ばっかりする人もいますが
正直、どうでもいいんですよそんな事。

言い訳とか、屁理屈なんて聞きたくないんです。


でもさ

これ壊したの

あなたでしょ?



ただそれだけですよ。

壊れた現状が今目の前にあって
それを直視しない限り、一生同じ繰り返しなんですから
私にいくら言い訳しても、何も変わらないんです。

壊れたらお金がかかって、貴方のお金が飛んでいくだけです。

私は壊してもらうほうが儲かりますからね・・
でも、せっかくお金がかからないアドバイスをしているのに
無視して言い訳とか屁理屈をこねて壊すなら
もう好きにしたらいい
って思います。
そんなの知ったこっちゃないって話になりますよ。

中には「ブログを見てお店に来た」と言いながら
こちらの話に全く耳を傾けず
注意やアドバイスしているのに話をそらしたり
言い訳ばかりするような人もいます。

この人はなぜうちに来るんだろう?
このブログの何を見てどこに共感したんだろう?

残念ながら、そういう方も少なくありません。

サイクルショップシンワは学校じゃないんです。
最低限度の一般常識が出来ない様な方や
マナーやルールが守れない方
モラルが崩壊しているような方に
いちいち指導してあげる場所ではありません。

そもそも私はそんなに偉くない!笑

別に私を好きになってくれなくても構わないので
最低限度のルールを守り、マナーやモラルを認識してほしいです。


お店に来る前に自分が改めなくてはいけない部分は
お店以外の他の場所でやってもらいたいのです。

ご家族と自転車の危険性について話していますか?

お子さんに自転車のルールやモラル、マナーについて
よくお話をしていますか?


自分の運転を子供に見せて胸を張れますか?

こういう事を、自転車に乗る全ての方が
当たり前に出来て欲しいし、そういう大人でいてほしい。
そういう世の中になって欲しいと私は願っているだけなのです。
posted by シンワ店長 at 12:31| 日記

2016年11月19日

チェーン店の仕事

以前、サイクルスポットでタイヤ交換をしたら
車輪ががたがたになったので
お店にもう一度持っていったら
車輪交換で3万円かかると言われた方の話を書きました。

その後も、サイクルスポットだけでなく
ヨーカドーやサイクルベースあさひなどで
後輪のトラブルが多発していて
正直、がっかりする状況が続いています。

後輪のタイヤ交換をする際は
ブレーキやスタンド、チェーンを外す必要がありますが
外すんですから、しっかり戻してあげられるわけです。

例えば、たるんだチェーンなら引っ張って戻したり
動きの悪いスタンドは油をさして動きを良くしたり
高い金額の修理になる理由が
そういった一連の作業が入ることが理由であるなら
その部分をより良くしてあげるのがプロだと私は思います。


タイヤ交換で
タイヤを替えるだけの人間は
三流です。


さて、そんな三流の自転車店に持っていくと
そういった作業でプラスアルファのメリットどころか
まともに組み戻すことすらできず
冒頭のように、余計に壊れてしまう
ケースが出てきます


こちらの写真をご覧ください



スタンドが、がたがたになったという修理ですが
明らかに後輪を交換した際の
締め付け忘れか、締め付け不足によるものです。
フレームも削れてしまっていますね。

さらに



こちらは二次被害です。
冒頭で書いたようにタイヤをきちんと戻せないと
走っているうちに、車輪が内部から緩んできてしまいます


今回は車輪がガタガタになったのではなく
車輪が回らなくなっていました
ブレーキが緩んだのは、車輪の内部のネジが締め付けられてしまい
ブレーキとの間にスーペースができた為です。


ちょっと解りやすく説明しましょう



こちらが後輪のブレーキパーツです。
ネジで止まっていますね。
当然ながら、右に回すとネジが締まり
左に回すとネジが緩んでいきます




ブレーキを外した状態です。
内部に止めネジが2つあります。
外側はダブルナットのロックネジです。



内側にあるネジが締まりすぎると車輪が回らなくなり、
緩みすぎるとガタガタになります。

勿論、両方とも正ネジなので
右に回すと締まっていきます

ここまでのお話で、なぜブレーキががたついたのか
理解できた方は素晴らしいです。
ほとんどの人が解らないはずですので
もう少し解説をしていきます。



これは車輪のシャフト(軸)の部分ですが
よく見て頂くと、断面が円ではなく
両サイドに切り込みがあるのがわかります。

この切り込みは回り止めと言われる物ですが
車輪と一緒にシャフトが回らないように
とめておくパーツが入る
部分です。

タイヤ(車輪)は回らないと困りますが
シャフトが回ってしまったら
走る毎にネジが前部緩んでしまうことになるので
それではタイヤとして成り立たず危険です
よね。

これにより車体にシャフトが固定されて
タイヤだけが回るという仕組みになっているのですが
ここで問題なのはタイヤが前に回ろうとする時
ブレーキがついている側、つまり車体の左側は
タイヤが回るほど左に回転しますから
ブレーキから見ると、内部のネジは
締まっていく状態になります。


本来、ブレーキパーツがしっかり固定されていれば
右回しの固定ネジに対して
内部のネジがロックをかけた上で
タイヤの回転で左回しになるため
タイヤの回転の影響を受けず
シャフトの固定が安定する仕組み
です。

ただシャフトが外側で車体と固定されているのに
ブレーキパーツが緩いままだと
内部のネジがどんどん締まっていってしまいます


チェーンのついている右側から見ると
どんどん緩んでいく状態
になりますので
右サイドに問題がある場合は
車輪が内部からガタガタになるのです。

ですから、回り止めを介して
車体にシャフトがしかり固定されている時に
内部に取り付け不良を起こしている場合
走るほどに締め付けられたり、緩んでいく事になるのです。


勿論、論外ですが、固定されていない場合は
緩み放題締まり放題ですね。
今回の事例はそういうことです。

ちなみにチェーン引きというパーツにも
主に右側ですが、切込みがあります。



内装三段ハブの場合はこれがある事で
ハブと固定することで空転せず
ギヤの仕組みがそこで初めて動き出す仕組みです。



切込みがありますね。

ちなみにこれをしっかりやらないと
内装三段ハブを破壊することにつながります
ので
とてつもない修理代金になってしまうこともあります。
このミスで壊された場合は、本当に、最悪です。

下手な人がタイヤ交換をすると
このような切込みを無視してタイヤをはめ込んだり
ブレーキパーツが緩いまま戻してしまったりする
ことで
冒頭でご紹介したような
走行中に車輪がガタガタになってしまう事例や
今回のような、締まってしまい
タイヤが回らなくなるということが起こります。

ただ

こんな基本的なことは
普通は考えられないミスなのです。


いかに構造を理解していないかということです。
まずどうして切込みがあるのか、考えない時点で
整備士として、落第点ですし
これが出来ない人は修理をやってはいけません。

ふぐの毒がどこにあるかわからないで
ふぐ料理を作るのと同じです。


自転車整備士の資格は、一人持っていれば
お店の人は持っていなくても作業ができます。

ですから、アルバイトのお兄ちゃんとか
ちょっと手が器用くらいのレベルの人間が
大型店やホームセンターなどで
修理もどきのことをやってしまうのです。

その結果、安全性が失われ
ユーザーの方にとても危険な思いをさせたり
それを指摘したにもかかわらず
その理由も理解できないことで
丸ごと交換という発想に至った挙句
3万とかいう意味不明な価格を逆に吹っかけて
「12万もする自転車だから買い換えるよりいい」
と思わせて丸儲けするわけです。


もし仮にそうだったとしても
果たしてその交換したものですら
きちんとついているかは疑問ですよね。

そのお店で売ってる自転車ですら
まともに整備できているのか疑問になりますね。


こういうお店が蔓延している事実を
ユーザーの方々は、理解しておく必要があるのです。

私は断言しますが、少なくともそういうお店は
決して”自転車屋さん”ではありませんので。
posted by シンワ店長 at 12:00| 修理